ストレッチャーでの移動、看護師も大変だが、肝心の私は痛みとの戦いなので、ストレスがきつい。空振りでも仕方ない。1時間しないうちに2回目の呼び出し。ベッドからストレッチャーに移動。痛みを我慢したいが声も出る。診察室へ。
ここで登場。また若い。いや、私よりも若くて当たり前な のだが。
先生に名前を名乗られたが耳の遠い私は当然聞き取れなかった。CT検査。
そもそも、MRIやCTがどういうものか分かっていない。前日のMRIでは、慣れたとは言え、あの音が恐怖心を誘う。全身平らかにしていると、筋が伸びて動機もしてきた。案の定、「動かないで。」と言われた。そんなこともあったので、CTも不安。
また身体を平らか。股関節や腰骨が痛くてうめき声、表情が歪む。「はい、すぐ済む
から。」
MRIとは全然違った。これで検査は終わった。
後は検査結果を月曜辺りに出してもらって「異状なし」と言われて終わりか。
そしてまたストレッチャーに載せられて戻って行くのである。
あとは2つ目のリハビリが残っていた。熱もあるし、身体の態勢も無理したし、軽くしてもらうつもりだった。
そして、程なくやってきて、採血と尿検査をするとなった。先生の指示だった。私は
この辺りから、なんか動いているぞ、と思いはじめた。しばらくしてから、看護師が
また採尿します。」と採尿。そして