先日のブログで
「家庭内別居」などと、大袈裟なことを書いたが
やはり大袈裟でした。
あることがきっかけで(夫と喧嘩したとか、そういうことじゃなくて)
5月末から、私は1階の義母の居間で寝るようになった。
これは一時的なもので
いずれ2階に戻る予定ではいるが
1階で過ごすことが快適で、1カ月経ってしまった。
義母の居間は
1畳分の掘りごたつが真ん中にあり、彼女が入院中にそれをはずして大掃除し
退院した折には、介護ベッドを寝室からこちらに移動して
テレビもあるし、南側の庭に面しているのでそこで過ごしてもらうつもりでいた。
しかし亡くなったわけで、
広々とした部屋に仮祭壇を設置し、弔問客が来たり、お線香を毎日あげたりと
居間はフル活用。
そして私がほんの数日仮寝するつもりで、マットレスとシーツとタオルケットを持ってきた。
それが快適すぎて
ずっとこのままだ。
誰か訪問した際は、それらを隣の寝室に放りこんで
応対する。
隣が食堂なので、仕事が休みの時でも
4時過ぎには台所にすぐ立つことができる。
テレビを観ることも
2階では夫とバッティングするので(とは言ってもほとんど私は観ないが、流し見することができる)
ほう、これはいいなあと思っている。
2階においても
私の寝室は奥だし、夫は居間の隣。
寝るのも私が早いし、それほど変わらないのだが
ただやはり
会話は極度に減った。
私の耳が悪いので、もともと会話が少なくなっている傾向にあるが
同じ所にいない、ということは会話は必然的になくなる。
互いに自分の時間を思うように使う、って
年老いてくるとそうなるのだろうか。
以前は
オーディオルームで、2人でよく音楽を聴いては楽しんでいたのに
私が全く聴かなくなったので(you tubeだけになってしまった)、
今、夫が何を聴いているのかさっぱりわからない。
好きなドラマも一緒に観なくなったなあ。
こんなことで
「家庭内別居」なんて言葉を使っていたなんて。
友人がそれだったものだから
一つ屋根の下で暮らしていながら、そんなことは可能なのか、と
疑問を投げかけたら
ご飯も別々、出勤時刻退勤時刻も合わないので、本当にそうだ、と言われたことがある。
さてさて
今夜も、涼しい1階で
適当な時間にゴロンと寝ますよ。
つまらないことを書いていますね。