今
TBSの
華麗なる一族
を観終わった。
豪華でしたね。
登場人物といい
セットといい
ロケといい。
木村拓哉のドラマを
初めて観た。
キムタクのドラマって
たくさんあるんだよね。
そのどれも
全編通して観たことが
ない。
避けていた、ということかもしれない。
どんなに視聴率の高かったものでも
自慢のように
観たことがない。
どうしてか、あまり考えたことが
ないが。
こんなに
魅力的(と世間でも認めている)な
人間なのに
自分は惹かれなかった。
それが
キムタクを素通りして
山下君に嵌まるんですからね、
人の好みって
わからないものだ。
第1回目は
登場人物の顔見せ
人間関係の紹介が
主ですか。
内容もおそらくは
若い人は
取っ付きにくい内容だったのでは
ないか。
今までのヒーローもの
恋愛ものと違うので。
でも
キムタクの年齢からして
こういう重厚なドラマも
これからはあり、ですね。
来週も観ていくつもりです。
金融業界や大きな会社などを
題材にしたものは
まず言葉が難しいし
システムも複雑で
なかなかすぐには
ストンと来ないけれど
これからの展開で
面白くなってくることに
期待する。
このようなドラマを
観ていると
どうしても
高杉良という作家の
作品を思い浮かべる。
なかなか
高杉良の作品をドラマ化
したものがない。
(気づいていないだけかも)
映画にはなったことがあるが。
高杉良の
「大逆転!」とか
「懲戒解雇」
「あざやかな退任」
などなど
銀行合併とか大企業の
凋落とか、その中で
働く人間の叛乱とか
それはそれは
小説として面白いものばかり。
一気に読ませられる。
最初は確かに難しいんだ。
が、読むに連れて
内容に引き込まれ
主人公を応援したくなるような
正義感が溢れている。
華麗なる一族も
おそらくそのような展開に
なっていくのだと思う。
その高杉良の作品が
ドラマ化されれば
いずれ
その正義感の強い
主人公を
山下君がやってくれれば
いいな、と思っている。
でもまだまだ先。
彼は今、等身大の
学生役で頑張ってほしい。
あと10年したら
それらのドラマに。
それから
華麗なる一族での
BGMは
少々大袈裟、音量が大きい。
すると音楽がうるさくて
難しいセリフが聞き取れない
ことがある。
これはクロサギの第1回目に
物凄く感じたこと。
音楽で逆に半減するものがある、と
公式BBSに書いたこともあった。
TBSはそうなのか、いつも。
気になる。
その点
白虎隊の音楽の使い方は
すごく良かった。
使い方で
涙が溢れることもあったし
また
無音の場面こそ
重要な
厳粛な時で
その効果が抜群であった。
こういう
音楽の使い方をしてほしい。
ただ私は
クロサギのように
華麗なる一族に
思い入れがないために
愛の苦情をBBSには
書いてこない。
クロサギのときは
山下君だからこそ
彼のドラマを潰されたくなくて
音楽を絶対工夫してほしい、と
切々と説いてきた。
月曜日には
先週観なかった
東京タワーを
観てみようと思う。