ひと冬を越えた”スミレ”が柔らかな春の光を浴びて揺らめく。午後三時、春めく暖かさは菫たちを抱擁し、慈しむ。
満帆の歓びに見える
とりどりの歓喜 03/03 2:50pm 万甫
言辞録Ⅹ-magmaのように-
物凄く闊達に
まるで夏の入道雲のように
kotobaたちが
競り上がって来る時がある
大仰に記述すれば
切っ掛けを得た
マグマの噴出のように
次から次に
噴き上がるconceptがあって
それは契りの念珠のように
見事に連環されてゆくのだ
そんな至福の直中では
ポエムの一聯は
瞬く間に姿態を整え自立してゆく