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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

心訓抄.Ⅱ.16

2018-09-26 14:08:46 | 心訓抄.Ⅱ

                        16.束の間の


僕は何時でも

一気呵成に書き上げる

何時だって、そうなのだ


垣間見る真実は

何時だって

悠長など望まない


ほんとうの時刻は

後から気付いて

何時でも地団駄を踏むもの


ほんとうのイノチは

僅かばかりの瞬間でこそ

冠のように燃えるものなのだ


その束の間の

一生というTOKIの中の

それ故!!

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心訓抄.Ⅱ.15

2018-09-26 08:03:33 | 心訓抄.Ⅱ

                   15.system


書きたい意欲があって

書く素材に出合えれば

其処で僕はぽえとになり

其処に僕のぽえむが生まれる


それは

何よりも正確な

僕の中の循環システム

そうして

イノチのpumpと同じ重要度で

そのシステムが

僕の日常を機能させる

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一本の櫂に

2018-09-26 06:09:22 | 詩16

                         一本の櫂に


書いていることを褒めてくれたのは

アノ人だけだけれど

書いたものを喜んでくれるのは

アノ人のほかには居ないけれど

 その言葉や表情が欲しくて

書いているという訳でもない


書いてゆくことで

そのことが一本の櫂oarになって

 僕のイノチを明日へと漕ぐ


書いていることが

一枚の翅になって

 自由のcosmosへ誘う


書くことが

一滴のイノチの滴になって

 僕の今日を潤す


書き残してゆくものが

僕のイノチのエキスとessenceになって

 いつか誰かの

胸の渇きを癒す


書くことを誉めてくれたのは

 アノ人だけだけれど

自画像を彫る仏師のように

僕は書くことで

今を確かにinochiに刻んでゆく


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