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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

心訓抄.Ⅱ.13

2018-09-24 06:45:38 | 心訓抄.Ⅱ

                         13.成り立ち


突然に目覚めて

広告塔のように

胸の溜りを横切ってゆく

 言葉たちと出合う

 

僕は即座に反応して

当たり前のように

 それが丑三つ時でも

deepブルーの夜明け前でも

僕の胸を過る

天啓をmemoしてゆくのだ


僕のpoemの

それは確かに一個の成り立ち



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心訓抄.Ⅱ.12

2018-09-24 06:23:26 | 心訓抄.Ⅱ

                      12.宿因の惠を


もしもif

胸に受信機がなければ

ifもしも

心の弦itoが震うことを見失えば

 BOKUはきっと

死臭漂う

生きた屍になっていただろう


ボクという存在が

此の無辺の空間を

ボクを無くさず彷徨するには

 胸の受信機と

 心の発信機の

二つの機能が必須だったのだ


もしもifで始まる

一編の書き物と対峙しながら

 つくづくと

それぞれの魂に託された

宿因の惠をomohu

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心訓抄.Ⅱ.11

2018-09-24 05:59:36 | 心訓抄.Ⅱ

                     ⒒僕の想信が


僕の想信が

いつでも

谺のように

帰ってくるとは

思わない方がいいのだ


それぞれのmuneに

それぞれの咀嚼があって

 それぞれのkokoroに選択の濃淡があり

 それぞれの想信機に機能の優劣もある

いろいろな時間の単位で

いろいろの間隔の差異で

 戻ってくる音信もあり

 届かずに消えてしまう信号もあり

 届いた後に消滅するものもある


けれど

この空間を幾万と飛び交う

そう云う儚い交信の事実こそが

ヒト属Homo sapiensの

生体をを支えているに違いない

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