13.成り立ち
突然に目覚めて
広告塔のように
胸の溜りを横切ってゆく
言葉たちと出合う
僕は即座に反応して
当たり前のように
それが丑三つ時でも
deepブルーの夜明け前でも
僕の胸を過る
天啓をmemoしてゆくのだ
僕のpoemの
それは確かに一個の成り立ち
13.成り立ち
突然に目覚めて
広告塔のように
胸の溜りを横切ってゆく
言葉たちと出合う
僕は即座に反応して
当たり前のように
それが丑三つ時でも
deepブルーの夜明け前でも
僕の胸を過る
天啓をmemoしてゆくのだ
僕のpoemの
それは確かに一個の成り立ち
12.宿因の惠を
もしもif
胸に受信機がなければ
ifもしも
心の弦itoが震うことを見失えば
BOKUはきっと
死臭漂う
生きた屍になっていただろう
ボクという存在が
此の無辺の空間を
ボクを無くさず彷徨するには
胸の受信機と
心の発信機の
二つの機能が必須だったのだ
もしもifで始まる
一編の書き物と対峙しながら
つくづくと
それぞれの魂に託された
宿因の惠をomohu
⒒僕の想信が
僕の想信が
いつでも
谺のように
帰ってくるとは
思わない方がいいのだ
それぞれのmuneに
それぞれの咀嚼があって
それぞれのkokoroに選択の濃淡があり
それぞれの想信機に機能の優劣もある
いろいろな時間の単位で
いろいろの間隔の差異で
戻ってくる音信もあり
届かずに消えてしまう信号もあり
届いた後に消滅するものもある
けれど
この空間を幾万と飛び交う
そう云う儚い交信の事実こそが
ヒト属Homo sapiensの
生体をを支えているに違いない