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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

イノチのoasisが

2018-01-26 14:23:47 | 随想

                    イノチのoasisが

 

 ウオーキングの途中の、何時もの距離の五分の二ぐらい歩いた(歩数で言えば1500歩ほどだろうか)処に、数十年前に町のプロジェクトとして行われた圃場整備事業の結果として残る、広い畑が何枚も段々になって広がる一角の、緑の草で覆われた駐車スペースの端っこの、水撒き用に立ち上がる水栓の横に、ログを利用したテーブル(農作業の合間の休憩に使われているのだろうか、或いは一時的に農具などを載せておくのか)が設置されている。

 其処まで来ると僕は、ときどき忘れ物を思い出したようにそのtable椅子に座って物思いに耽るのだ。

 少しの時間(それはものの5分だったり、偶には半時間も其処でstoneに為ったり)だけれど、其処で産まれるポエムも有ったりessayの一章が完結したり、ときにはその日のスケジュールを組み換えたり、一週間やひと月の予定さえ履修してメモ帳に書き写す事も有った。

 ヒトは何処かにイノチの水飲み場が要る。空虚や苦悶を和らげ、夢や希望を拡げてゆくoasisが要る。

 僕は其処でヒトトキの時の間に間を潤しながら、後半の五分の三を歩く軽やかな意志を養生し、行く先不明の明日へと歩を進める覚悟と勇気を培ってやおら立ち上がりるのだ。何時ものように。

                           2018 01/22 まんぼ

 

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満干のUTA.46

2018-01-26 09:18:52 | 満干の詩

                    UTA.46「inochiのschedule」

 

真冬の底の底のような

更に奥深くへ傾れてゆこうとする

切り立つ断崖のような冷気が覆う

夜の帷の入り口のような間に間を

実在する確かさを刷り込むように

大地に足跡を残しながら

凍えようとする

風景の意匠に抗う

そうなのだ

僕は凛と意志を尖らせ

僕のUTAを口遊みながら

西暦2018nenの

もの想う間に間のscheduleを

箇条書きにしてゆくのだ

 曰く

桜花爛漫の頃にsisyuu11と12「2017/上下巻」を

碧したたる水無月の頃にはsibunsyu「徒然想」を

海辺に麦藁帽子が置き去りにされる季節に

sisyuu13として”心が聴いた”もの想う間に間の調べを

錦繍の秋には「満干のUTA」としてsisyuu14を上梓したい

 そうして

2019の賀状を贖う頃に

365日以上に亘って書き溜めて来た「随想Ⅱ」を世に問いたいと

 こうして

独り善がりの日程表を公開したとて

誰も注目などしてくれまいが

己のikiruひとつの枷として

目途を記述することで

そのはるかな道程を行く励みにしたいと・・

                  睦月半ばの冬の真中に 万甫

 

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ご容赦を

2018-01-26 06:41:08 | 徒然

                      ご容赦を

 

本当はSIの匂いがするものと

その他の雑多な香りのものを区分けして

整列させたいのだけれど

塀や柵や石垣のように

明確な輪郭の違いが見つけられないので

詰まるところは

混在を容認してしまうのだ

 

其れで僕のSIは

少し解りずらいのかも知れないが

それがまた

僕という容器の中にある物質の不可解さなので

ご容赦願いたい

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満干のUTA.45

2018-01-26 06:38:31 | 満干の詩

                   UTA.45「mono思いの仲間は」

 

何かの拍子にMONO想いの蓋が開いてしまうと

其処から

ほんとうに沢山の想いが

次から次へと

這い出して来て

もう無の安泰へは戻れなくなる

 

TOKIの間に間のひと波になって

過去から未来へ

昨日から明日へ

今日という不確かな前提を移ろう

 

ヒトは誰も彼も

そのように

寄せては消えるIMAを漂泊する身だ

 

それが生きるという事だが

しかし

それが生きたとは言い難くて

苦悶する間に間がある

 

僕はその孤塁を辿りつつ

瞬間の波頭をUTAにして

その哀楽のmelodyを

茫洋の彼方へと放ち続ける

 

きっと何処かに

盛衰の今を生きる

mono思いの仲間は居る!!と

01/26 06:38 万甫

 

 

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