百人百様に
ヒトにはきっとそれぞれの事情があって
喜怒哀楽は百人百様に
おのおのの人生に陰翳を与え
その濃淡や色合いや明暗や
哀楽の多少や感情の強弱や高低や
更には
我慢の数値や快楽の頻度などの
さまざまな要素で
表情の裏側も千差万別だから
無遠慮に奥に分け入って
必要以上の詮索はしないのがいいのだ
他人hitoのことは
自分の尺度に照らして解釈するのがいい
自分の尺度の広さや深さで慮ってゆけば
それ程の諍いや厄災は起こらない
自分という器の
磨きようがまず第一の問題だけれど