賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

氷室雪月花

2010年03月24日 | 椿・サザンカ
3月22日は茅ヶ崎市の氷室椿庭園へ行ってきました。

氷室椿庭園は三井不動産の元副社長である氷室 捷爾さん・花子さん夫妻の庭園を御遺族が茅ヶ崎市に
寄贈されたもので、平成3年10月に開園しました。
広さ約2,800平方メートルの和風庭園には、椿や松、バラなど1,300本におよぶ庭木類が植えられています。
なかでも椿は約250種類あり、「氷室雪月花」は、白や淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種です。
(茅ヶ崎市の公式ホームページから)
「氷室雪月花」は氷室捷爾氏が作出したもので、同氏は他にも何種か作出されています。

淡交社刊の「新装版 日本の椿花」による品種データでは、
白~淡桃地に紅色の小絞りや吹掛け絞りが入る一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの中輪。
弁数は6枚で丸形の花弁は内に抱えて樋状になり、反曲すると先端が尖ってみえる。
葉は長楕円形中型、葉面は波曲、先端は強く反曲。樹は立性で強健。花期は3~4月。
  
こちらの1枚目は昨年4月5日の町田市・薬師池公園のもので、私が初めて撮った「氷室雪月花」。
2枚目は2日前になる3月20日に薬師池公園で撮ったものですが、この花を紹介するのなら、
やはり氷室椿庭園のものからにしなくてはと出掛けた次第。
初めてお目にかかる品種も多く、いい気分転換になりました。