賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

古金襴(こきんらん)

2010年02月28日 | 椿・サザンカ
2月20日の町田市・薬師池公園の椿園で「古金襴」が一輪開いていました。
ただ、傷みがあっていい状態ではなかったので昨年の3月15日に撮っていたものを紹介。
  
「古金襴」は白地に濃紅色の大小縦絞りと吹っ掛け絞りが入る八重~牡丹咲き、割しべの大輪。
花期は3~4月。上品な絞りで、枝変わりに淡桃地の絞りや、希に白花が出て咲き分ける。
『椿伊呂波名寄色附』に記載された江戸期からの古品種。
  
こちらは川崎市緑化センターで昨年3月に撮った「古金襴」。咲いていたのはすべて白花でした。
大きい丸弁は二、三重に重なり弁縁が波打つ。花心には太目の割しべがあり、旗弁が混じり立つ。
(説明部分は学習研究社「色分け花図鑑 椿」と、淡交社「新装版 日本の椿花」を参照)

紺佗助と永楽

2010年02月27日 | 椿・サザンカ
2月20日の町田市・薬師池公園の椿園。
前回まで載せたルリビタキの♀を最初に見かけたところで撮っていたのが「紺佗助」。
  
名前にはワビスケとついていますがヤブツバキ系の品種。
暗紅~黒紅色の花色を紺に、小形の花をワビスケにたとえて名づけたとのこと。
一重の細い筒咲き、筒しべの小~極小輪。花期は2~4月。愛知産。


こちらは2009年3月21日にこどもの国・椿の森で撮っていた「永楽」。
暗紅色の一重で筒咲き、筒しべの中輪。花期は3~4月。
紅色の色素が濃い暗紅色の花で一般に‘黒い椿'と呼ばれるもののひとつ。
  
「永楽」は関西産の品種ですが、愛知では別名が「黒佗助」。
これも雄しべの葯が退化するワビスケの仲間ではなく、葯は正常なヤブツバキ系の品種。
(説明部分は学習研究社「色分け花図鑑 椿」と淡交社「新装版 日本の椿花」を参照)

ルリビタキ♀ 3

2010年02月26日 | 野鳥
ルリビタキ♀の最終回。
  
やがて1メートルほど先の枝へヒョイと移動。羽を震わせ、尾羽をちょっと広げたり…。

尾羽がピクン、ピクンと2、3度上下動した後、視線を後ろに。
  
何か気になったのかこちらに向きを変えて、あたりを見回し、

再び向きを変えて飛んでってしまいました。
山の方へ帰って行くのも、もう間もなくでしょうかね。

ルリビタキ♀ 2

2010年02月25日 | 野鳥
ルリビタキ♀の続き。

この子はたぶん、ここの梅園で以前撮影したことのある子。
梅園は梅見の人が多いので、椿園の中を上から下へと行き来しているようでした。

この前よりもさらに人馴れしたようで、ジワジワ近寄っても逃げる気配はありません。

さらにジリジリ近寄って、トリミングしなくてもいいくらいのショットが撮れました。

ルリビタキ♀

2010年02月24日 | 野鳥
2月20日に戻って、町田市の薬師池公園・椿園。

カサカサと枯葉の音がする方を見ると、シジュウカラがどんぐりと格闘中。
  
散策路の木陰になったところ、枝の上でシルエットのように見えていたのはルリビタキの♀。
近くのほうへ移動してくれたのに、相変わらず薄暗いところです。

そして20分ほど後、再びルリちゃんが目の前に。

「こどもの国」梅まつり

2010年02月23日 | 
2月21日の横浜市「こどもの国」の梅林の様子を。
 
2月13日から28日まで梅まつりが行われていて、期間中の土、日は梅の枝プレゼントが。
先着100名に整理券配布ということで10分前に梅林に着いた私もいただいてきました。

この日、特設ステージでは踊りが披露されていました。
28日は、オカリナ・太鼓演奏が行われるようです。(11時/13時/15時)

また、来週の27日と28日は13時から先着250名にホットミルクの無料配布があるそうです。
  
梅林散策路を上って行くと「まるばまんさく」の花も今が盛り。

ここら辺は満開に近いですが、まだ開いてない木もたくさんありますので、来週も見頃でしょう。


ダイサギ 2

2010年02月22日 | 野鳥
ダイサギの続き。

食事を終えたダイサギ、私と相対して首を伸ばしてスクッと立ちます。
強調するためこんな風にトリミング。
  
いつの間にか私が座っている石段の川辺のほうには、ハクセキレイの番いが。
ウチのは愛想がなくてすみませんねとオスマシする相方のことを言ってたのかどうだか…。
と、ダイサギが動き出した。



飛び立つところは連写で。

被写体が大きく、ゆったり飛んだので、何とか追いかけられました。

ダイサギ

2010年02月21日 | 野鳥
2月20日の鶴見川。久しぶりにダイサギと遭遇。
  
カメラを構えてほどなく、抜き足、差し足…。
  
ジーッと川の様子を見て…一閃、見事にゲット。

ちょっと小ぶりのようですが「いっただきマ~ス!」

寿老庵

2010年02月20日 | 椿・サザンカ
昨年(2009年)1月18日~2月28日にかけて薬師池公園の椿園で撮っていた「寿老庵」。

桃色の一重、筒咲き、筒しべの中輪で花期は11~4月。
中部産で尾張ツバキによく見かける花形である。
  
母樹が「園芸太郎庵」といわれ、花色はそれよりもいくらか濃く花形も大きい。
「太郎庵」「不老庵」とともに三庵椿として中部では高く評価されているそうです。
(説明部分は、淡交社刊「新装版 日本の椿花」を参照しています)

太神楽

2010年02月19日 | 椿・サザンカ
昨年(2009年)1月初めに「秋の山」(実は「覆輪秋の山」でした)と
一緒に買い求めていた「太神楽」。

買った時にちょうどこれくらいの蕾がついていて、
ようやく開き始めたと思ったらポトリと。
結局、花を見ることは出来ませんでした。
その後1年近く経って、蕾がひとつ。(昨年12月12日撮影)

今回もまた…と思わせるようにゆっくりゆっくりと開いていって、
今年の1月31日にここまで開きました。
それから2週間近く楽しませてくれましたが、さすがに今はしおれてきました。

「太神楽」は紅地に白斑の入る牡丹~獅子咲き、散しべの大輪。花期は10~3月。
30枚を超す花弁が大小不規則に入り混じり、波動して手毬のように盛り上がって咲く。
江戸期からの古典品種で、白斑の消えたものを「紅太神楽」という。
(淡交社刊「新装版・日本の椿花」から)
咲いた花に白斑は見えないので、これは「紅太神楽」ですかね。
「秋の山」といい「太神楽」といい、買主に似てひねくれちゃったんでしょうか…。

てつけんばい

2010年02月18日 | 
2月14日の羽根木公園の梅を続けます。
  
この日の目当てだった「酈懸梅(てつけんばい)」。昨年紹介した時は花弁が退化して、
しべだけが目立つ品種ということを知らずに、花弁があるのを探して撮っていました。
今回は特徴が出ているように見えるでしょうか?
  
酈懸梅の近くにあるのが「鹿児島」。昨年は公園の上部にある「鹿児島紅」を載せています。
私には同じように見えるのですが、「紅」のあるなしから、やはり違う品種なのでしょうかね。

なお、酈懸梅の酈は環境依存文字で文字化けするかもしれません。麗にオオザトがつく漢字です。

朱鷺の舞

2010年02月17日 | 
2月14日の羽根木公園の梅を続けます。
  
昨年は撮影していなかった「朱鷺の舞(トキノマイ)」。
淡紅色の八重。青梅市原産。大輪で花弁は内側ほど小さく、雄しべが多い。樹勢も強い。
(青梅市、吉野梅郷のWEBサイトから)
区画の真ん中辺にあって近寄れないせいか、ひっそりと咲いている感じです。
私も、たまたま望遠で名札を確認して気付いたもので、だいぶトリミングしての紹介です。
  
こちらの「曙」は昨年も撮っていたのですが、なぜか載せていませんでした。
「羽根木公園の梅」という掲示板には「野梅性、極薄紅色、開花時期1月中旬~2月中旬」とあり、
生田緑地梅園の「梅樹(一部)品種」では「淡紅大輪五、六、七弁」と記載されています。

緑萼(リョクガク)しだれ

2010年02月16日 | 
2月14日の羽根木公園から、昨年紹介していなかった梅を何種か。
    
「緑萼(リョクガク)しだれ」。
緑萼という品種は青軸性の花梅。萼が緑色、花色は青白で花弁は波打つ。
花型は八重で花径2.5~3cmの中大輪。その枝垂れ梅ということでいいのでしょうか。
  
「玉垣(タマガキ)しだれ」は野梅性の八重、表は紅、裏は淡紅色の花で移り白もある。
大きさは2~2.5cmの中輪で開花時期は2月上旬~3月中旬。
(品種説明は「茨城県営都市公園オフィシャルウエブサイト」を参照しました)

羽根木公園

2010年02月15日 | 
2月14日は今年が33回目になる「せたがや梅まつり」開催中の羽根木公園へ。

小田急線梅ケ丘駅から公園へ。入口左側広場に大勢の人だかり。
イベントの撮影会でした。モデルさんは3人。

満開の「緋の司」と「枝垂れ梅」を取り囲んでカシャ、カシャ、カシャッ…。

「藤牡丹」の周りでも。「こちらもお願いします」とモデルさんに声をかけてはカシャ、カシャと。
  
ちょうど昼時、模擬店の周りは大盛況でした。カラスも虎視眈々と。

千秋公園

2010年02月14日 | 風景
翌9日。
  
帰る前に千秋公園の雪景色でもと思っていたのですが、前夜の雨でビチョビチョ。

長坂門の方は落雪で通行止め。しょうがないのでそのまま帰ることに。
  
県立図書館側の穴門の堀は凍結して氷上にカルガモたちが。

藤田嗣治画伯のコレクションで有名な平野政吉美術館。
雪の積もった屋根をイメージしてたのですが、ご覧のとおりの当て外れ。

最後は噴水の回り以外は凍っている大手門の堀から秋田駅方面を。
予定より2本早い「こまち」で帰ってきました。