賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

マダム・アルフレッド・キャリエール

2012年05月31日 | バラ
生田緑地ばら苑から3種。
  
1879年にフランスのシュバルツ(Schwartz)が作出したノワゼットの「マダム・アルフレッド・キャリエール」。
花は淡桃色を帯び、外側の花弁はほとんど白に近い。ティー系のフルーティーな香りがする。
咲き始めはソフトなカップ咲きで咲き進むとゆるいロゼット咲きになる。
(NHK出版「バラ大百科」から)

  
つるバラの「チガーヌ」は1958年にオーストラリアのラグーナ・ナーセリー、ロスグレン・ナーセリーが作出。
母樹は1951年にフランスのメイアンが作出したハイブリッド・ティーのようです。

  
緋色のつるバラ「ポール・スカーレット・クライマー」は1916年にイギリスのポール(Paul)が作出

カジノ

2012年05月30日 | バラ
生田緑地ばら苑からマグレディの作出した2種。

1963年にイギリスで作出した、つるバラの「カジノ」。
淡黄色の大輪のカップ咲きで、花はうつむきかげんに開花し、オールドローズのような趣と強い香りがある。

1輪咲き、もしくは数輪の房になって開花し花つきがよい。
繰り返し咲く性質が強く春の開花後も秋まで次々と花を咲かせる。
ということですが、撮影した5月19日は花数も少なく、こちら向きで撮れそうだったのはこれだけ。


「ブラジリア」は1968年に作出したハイブリッド・ティー。
苑のプレートはニュージーランドになっていますが移住したのが1971年なのでイギリスでの作出じゃないかと…。
5月26日に撮影したのはブレ気味でしたので、同じようなアングルで撮った昨年6月4日のものを。
  
こちらは2008年10月25日と2009年5月16日に撮っていた「ブラジリア」。
春と秋でいくらか色合いが違うようですね。
現在はいくらか見上げて撮る感じですが、当時は違う場所に植えられ見下ろして撮っていました。

ミセス・ローベル・スイッシャー

2012年05月29日 | バラ
5月26日の生田緑地ばら苑、アーリーハイブリッドティー鉢ばらの展示から。

重たげにうつむいて咲く「ミセス・ローベル・スイッシャー(Mrs.Lovell Swicher)」。
1926年にアメリカのHowardが作出。
  
説明文には「幾重にも重なったピーチピンクの花弁から甘い優雅なティーの香り。
棘の多い樹ですが花つきも良好、今一度ロマンチックなピンクのバラとして愛培したい名花」と。

ブルー・ランブラー

2012年05月28日 | バラ
5月26日の生田緑地ばら苑から「ブルー・ランブラー」。
ばら苑のプレートではつるバラですが、参照しているNHK出版「バラ大百科」は
ノイバラを交配親にした系統で半つる性またはつる性になる【HMult】ハイブリッド・ムルティフローラとなっています。
  
1909年にドイツのSchmidrが作出。ばら苑ではローズガーデンハウスの斜め前にあります。
赤紫色の花の中心部が白く抜けて黄色い雄しべがアクセントになる。
花弁に白のフラッシュ(縞模様)が入り、咲き進むと青みを帯びた赤紫色、散り際はグレーを帯びた紫色になる
  
回り込んで、ローズガーデンハウス側からの様子。
20輪ほどの房咲きになるということで、樹の上部に蕾がたくさんありますので見頃はこれからでしょうね。

生田緑地ばら苑 真っ盛り

2012年05月27日 | バラ
5月26日の生田緑地ばら苑(画像をクリックすると大きな画像(パノラマ)が見られます)。

97段ほどの階段を登って目に飛び込む左側のつるバラコーナーと正面奥のロイヤルコーナー。
つるバラは先週よりいくらか少なくなっていたかも。

そこから右手の方は見頃を迎えていました。

下に降りてそこらへんの様子を。

苑内ちょっと奥から上の3枚を撮ったほうを写しました。
3枚目の写真は白と赤の屋根の前から、
1枚目と2枚目はその屋根の斜め右上の小高い丘から撮ったもの。

カリフォルニア・ドリーミング

2012年05月25日 | バラ
5月19日の生田緑地ばら苑から。

  
「カリフォルニア・ドリーミング」。

フランスのメイアンが1986年に作出したハイブリッド・ティー。
アイボリーにピンクの覆輪といったところでしょうか。

 
こちらの「ドクターF.デュバ」もメイアンが作出したピンクのハイブリッド・ティーで1952年の作。
1955年にイタリアのBarniが作出した同名のつるバラのデータもありましたので、たぶん枝変わりでしょうね。

今回はおまけつき。
カリフォルニア・ドリーミングが出たので引っ張り出しました。
  
ン十年前に上京して最初に買ったレコード。
さすがにレコードは聴けませんが、時々Uチューブで見たり聴いたりしています。

レディ・ビリー

2012年05月24日 | バラ
5月19日の生田緑地ばら苑からレディを3人(種)。


「レディ・ビリー」。
  
【HSpn】はハイブリッド・スピノシッシマ。
ヨーロッパに広く分布するロサ・スピノシッシマを交配親とする耐寒性品種群でこの系統の多くはドイツの育種家コルデスによって育成されている。

  
「レディ・ペンザンス」の【HEg】はハイブリッド・エグランテリア。
ロサ・エグランテリアを交配親にした系統。

  
「レディ・ダンカン」。
【HRg】はハマナスを交配親にした系統のハイブリッド・ルゴーサの略。

カレドニア

2012年05月23日 | バラ
5月19日の生田緑地ばら苑から。
  
つるバラの「カレドニア」。
ばら苑のプレートによれば1936年にフランスのベルという人の作出。
【ClHT】とありますのでクライミング・ハイブリッド・ティーということでしょうか。


同じくつるバラの「イーナ・ハークス」。
  
花のデータは下に掲載のばら苑のプレートで。

よく見るとプレートの英名には「n」が入っていますので、たぶん「イーナ・ハークネス」ではないかと…。
以前、町田市の野津田公園・ばら広場から「エナー・ハークネス」の表記でハイブリッド・ティー(HT)を
載せていますが、その枝変わりのつるバラでしょうか。
リンク先の方を補足すると、HTの「イーナ・ハークネス」はイギリスのNormanが1946年に作出。

F.J.グローテンドルスト

2012年05月22日 | バラ
5月19日の生田緑地ばら苑から。

「F.J.グローテンドルスト」
1918年(ばら苑のプレートは1923年)にオランダのデ・ゲーイ(de Goey)が作出したハイブリッド・ルゴーサ(HRg)。
ハイブリッド・ルゴーサはハマナスを交配親にした系統で耐寒性が強い。
茎に棘と刺毛が多く、葉は葉脈がくぼみしわ状。花には香りのよいものが多い。

ローズ色の花弁の縁にカーネーションのような切れ込みが入る珍しい花形で10輪前後の房咲きになる。
分枝がよくて花数も多く花もちもよい。微香性。
(説明部分はNHK出版の「バラ大百科」から)


こちらは「カーディナル・ドゥ・リシュリュー」。
ベルギーのパルマンティエが1847年に作出した【HGal】
【HGal】はバラ大百科に分類の記載がみつからないですが、
ハイブリッド・ガリカというようです。

金環日食

2012年05月21日 | 風景
取り急ぎ画像のみ((川崎市麻生区で)。

カメラの設定が合わずに飛んでしまい、その後しばし雲の陰。
見え出したのは7時35分02秒頃…

調節しなおして何とか写し出したのが7時35分14秒。


こちらの撮影時刻は7時35分49秒。


7時36分26秒。


7時41分54秒。

コモドーレ

2012年05月21日 | バラ
5月13日の神代植物公園・ばら園から。
昨年秋にだいぶ載せましたので、今回撮影した中でブログで初めて紹介するのは今回の3種で終わりです。

「コモドーレ」。
1959年にドイツのタンタウが作出したClF(クライミングフロリパンダ)。
鮮やかなビロード赤から深みのある黒赤へと咲き進む。


スカーレット色の「ブレネンデリーベ」。
ドイツのタンタウが1956年に作出したGr(グランディフローラ。

  
最後に「銀世界」。1997年に京成バラ園芸が作出した白色のフロリバンダ。

ポリネシアン・サンセット

2012年05月19日 | バラ
5月13日の神代植物公園・ばら園からアメリカ産のバラを2種。
  
「ポリネシアン・サンセット」。
1965年にBoerner氏が作出したコーラルオレンジのハイブリッド・ティー。
開きかけた7、8輪のなかでいちばん開いていたのがこの2輪。これぐらいのほうがいいのかも。


濃い赤の「レッドグローリー」は1958年にSwim氏が作出。
フロリバンダ系統のようですが、撮影したのはつるバラのコーナーで、
プレートの表示もCl(クライミング)になっていました。

オレンジ・バニー

2012年05月18日 | バラ
5月13日の神代植物公園・ばら園からフランスのメイアン作出のバラを2種。
  
鮮やかな朱紅色の「オレンジ・バニー(Orange Bunny)」は1979年作出のフロリバンダ。

次はミニバラの


  
なぜ名前のプレートを載せたのかというと、以前紹介した生田緑地ばら園では「プチ・ホーリー」、
私がよく参照しているNHK出版「バラ大百科」では「プティトゥ・フォリ」、
ほかに「プティット・フォリー」という表記もあったから。

サンショウバラ(山椒薔薇)

2012年05月17日 | バラ
5月13日の神代植物公園・ばら園から。
  
「サンショウバラ」。
弁幅の広い5弁の平咲き。淡桃色の花弁は基部が白っぽい。香りはない。
11~13枚の小葉は長さが10cmほどで山椒の葉に似ている。
富士・箱根地方に産し「ハコネサンショウバラ」とも呼ばれる。
花の紹介は初めてですが、実の方は2008年8月25日に皇居・東御苑で撮影したのを載せています。
生田緑地のばら苑にもあるのですが毎年タイミングが合わず、4年目にしてようやく神代植物公園で会えました。

  
こちらは「カラフトイバラ」。ローズ色で5弁の一重咲き。小葉は5~9枚で長楕円形。
北海道、本州の長野県や群馬県の高原、サハリン(樺太)など東アジアに分布。