3月13日のこどもの国・椿の森で咲いていた「光源氏」。
2008年に2度載せていますが、あらためて品種データを記すと、
桃地に濃桃色の縦絞りや白覆輪が入る牡丹咲き、散しべの大輪。花期は3~4月。
弁数は約20枚で幅広の外弁は二、三重に重なり、急に小型になった内弁は強く波曲し、
相互にもつれ合って散しべと混在する。葉は長楕円形中型で葉質は薄い。江戸期からの古種。
(淡交社「新装版 日本の椿花」から)
椿の森では昨年の3月21日にも撮っていて、1枚目は上と同じ木のもの。
2枚目は別の木のもので、こちらは紅一色の花が一輪だけ咲いていました。
紅一色の枝変わりは「紅牡丹」というそうですが、最初に載せた皇居東御苑の「光源氏」では、
同じ木で両方の種類が咲いていたと書いていました。
こちらの2枚は「光源氏」の枝変わりといわれる外国産の品種。
1枚目が川崎市緑化センターで咲いていた「ルックアウエイ」、2枚目は薬師池公園の「スプリングソネット」。
2枚とも昨年3月下旬の撮影。