賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

ハナミズキ

2012年04月30日 | 

今年も気がつかないうちに「ハナミズキ」の花が咲いていました。
通勤時によそのお宅のは拝見しているのですが、自分とこのは忘れてるんですよね。
  
以前ここの花をアップで載せていますが、今回は2階からいくらかワイドなショットと、
  
そして花びらと思われている総苞のアップと、今回は中央にある15~20個ほどの緑色の実際の花のアップも。
2枚目の写真ではやや白っぽく見える葯(4本の雄しべ)の下に4枚の花弁が開いている花が2つ見えます。

伊豆日暮(いずのひぐらし)

2012年04月28日 | 椿・サザンカ

2011年5月4日に町田市の薬師池公園・椿園で撮影した「伊豆日暮」。
今年は撮っていませんが、今頃咲いているのかも知れません。
  
2010年は4月10日、2009年は4月11日に撮っていました。
見た目からは白地に紅色の縦絞りが入る筒しべの八重咲きというところでしょうか。
花期は私の撮影データからだと4~5月。 
  
薬師池公園には「中部日暮」もあり、2009年2月19日に一度載せましたが、2011年4月2日にも撮影できました。
前回は「百路の日暮」、今回は「伊豆日暮」とセットで登場ですが、品種データは今だに見つけられません。

蝶の花形(ちょうのはながた)

2012年04月27日 | 椿・サザンカ

「蝶の花形」。
ちょっと古いデータですが2009年3月20日に川崎市緑化センターで撮影したもの。
  
こちらは同年3月20日とその2週間前の3月7日に撮っていた開きかけの蕾。
  
「蝶の花形」は2010年3月22日に一度行ったきりの茅ヶ崎市の氷室椿庭園でも撮っていました。
移り白~淡桃色の牡丹咲き、散りしべの大輪。花期は4月。
弁数は20枚を超え、外弁は強く反曲し、小さくなった内弁はそれぞれ波動皺曲して
旗弁や散りしべと混在し複雑な花心部を作る。
江戸期からの古典品種で類似に「鴇の羽重」がある。
  
町田市の薬師池公園・椿園からは「鶴の毛衣(つるのけごろも)」。2010年4月3日と4月25日の撮影。
極淡い桃色の八重咲き、細い筒しべの中輪。花期は3~4月。
こちらも江戸期からの古典品種で「椿伊呂波名寄色附」記載されているそうです。

敦盛(あつもり)

2012年04月26日 | 椿・サザンカ

町田市の薬師池公園・椿園で毎年撮っているのが「敦盛」。
今年も4月1日と7日にそれぞれ1輪ずつ撮りましたが状態のいい7日の花を。
  
2011年には4月29日と4月2日に撮っています。

そして2010年は4月3日。
2008年、2009年は傷みのひどい花にしか会えず、その後もいい状態の花は年に1、2輪見かける程度。
それが今回紹介した花たちです。

「敦盛」は淡桃色の一重で輪芯の大輪。花弁にシワが入る。花期は2~4月。

さつま紅(さつまくれない)

2012年04月25日 | 椿・サザンカ

今回も4月15日の横浜市にあるこどもの国・椿の森から。

「さつま紅」。名札は「薩摩紅」と漢字でしたが参照した淡交社刊「新装版 日本の椿花」と
学習研究社刊の「色分け花図鑑 椿」がひらがな表記でしたので、そちらに合わせました。
で、今年何枚か撮ったのがどれも見た目よりも花色が明るい感じがするので、
  
2010年の4月4日と11日に撮影したものも。(実はこの年に紹介済みと思っていました)
「さつま紅」は濃紅色の八重、牡丹~千重咲きの大輪。花期は3~4月。
花形は花心にまとまったしべがあるのが普通で厳密には八重咲きだが、蓮華性や列弁咲きにもなる。
花弁がよれて動的な美しさがある。
1985年に鹿児島椿協会が「大隈直(おおすみのあたい)」の名で発表したが、福岡の苗木生産者から
「さつま紅」の名で全国に普及したためこちらの名が一般化した。
大隈直は古代の南九州で大和朝廷に服属しなかった部族集団のうちの大隅隼人の首領の名。

  
もう一種。樹に掛かっていたタグには「たわらくれない」」とひらがなで。
裏返せば、おそらく「田原紅」と漢字で書かれていたのかと。
残念ながら検索しても品種情報は見つかりませんでした。

江戸錦

2012年04月24日 | 椿・サザンカ
先週末は出かけられなかったので、今週は撮りためた画像で…。

今年4月15日の「江戸錦」。こどもの国・椿の森ではこれが初めての撮影。

  
こちらの2枚は2011年4月24日に町田市の薬師池公園・椿園で撮っていた「江戸錦」。
  
薬師池公園では2009年4月5日、2010年4月10日にも撮っています。

「江戸錦」は
白地に濃淡の紅色の縦絞りが入る蓮華性の八重咲き、筒しべの大輪。花期は4月。
縦絞りの数は少ないが鮮やかで立体感がある。

参照している淡交社の「新装版 日本の椿花」掲載の写真に近いのは薬師池公園の花で、
こどもの国のほうは絞りの数が多いせいか赤みが強く、ちょっとイメージが違うかも…。

花富貴(はなふうき)

2012年04月23日 | 椿・サザンカ

4月15日に横浜市のこどもの国・椿の森で撮った「花富貴」。

2011年4月2日は町田市の薬師池公園の椿園で。

そして2010年は3月27日にこどもの国と、

3月22日に茅ヶ崎市の氷室椿庭園で撮っていました。
氷室椿庭園で撮ったツバキはほとんどを続けて載せたので、この時に紹介済みと思っていました。

「花富貴」は、
桃色の八重、抱え咲き、筒しべの大輪。花期は4~5月。
弁質の厚い、丸くて大きな花弁が三、四重に重なり、相互の弁間には透き間を持ち、内に抱えて椀形に開いていく。
照りのある弁面には弁脈が濃く出て美しい。筒しべには旗弁が混じることがある。
(淡交社刊「新装版 日本の椿花」から)

不二

2012年04月21日 | 椿・サザンカ
4月15日のこどもの国・椿の森から。
  
「不二」。
白色の一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期は3~4月。
開花はじめはごく淡い移り白を帯び、のちに純白。6片のうち3片がやや大きく、正三角形に近い輪郭となる。
白色系の肥後ツバキの最高位に置かれている。
  
こちらの2枚は昨年の4月10日に撮ったものですが、両年とも雄しべの葯が黒ずんで、見栄えがちょっと…。
参照した淡交社刊の「新装版 日本の椿花」に載っているようなのをいつか撮りたいものです。

福鼓(ふくつづみ)

2012年04月20日 | 椿・サザンカ
4月15日のこどもの国・椿の森から。
  
樹にかかっていたタグのウラオモテ。
「黒百合」でも「福鼓」でも、いずれにしても初めて撮る品種。

幸いなことに、いつも参照している淡交社刊行の「新装版 日本の椿花」に両品種が載っていました。
「黒百合」は“孔雀椿”の実生品種、「福鼓」は“永楽(黒佗助)”にウイルス性の白斑が入った品種。
掲載写真を見比べると、どうやら「福鼓」の方じゃないかと…。

「福鼓」は暗紅地に白斑の入る一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの中輪。花期は3~5月。

撮った花の中で、タグの「黒紅花は永楽」という注釈に一番近い花はこれ。


この「福鼓・似」から10メートルほど上ったところに「永楽」があり数輪咲いていました。
そのうちの1輪もお披露目します。
「永楽」は2010年2月27日に載せていますのでそちらを参照してください。

貴美(きみ)

2012年04月19日 | 椿・サザンカ
4月15日のこどもの国・椿の森から、初めて撮った2種。

「貴美(きみ)」。
やや黄色みを帯びた白色の一重、盃状咲きで筒しべの小輪。
  
もう少し開いていた花をちょっと角度を変えて撮影。
1980年に大阪の吉川和男氏が発表した品種で「バーバラ・クラーク」の実生。
ピンクから白へ。「貴美」の花粉親はいったい何なのでしょうね。


初めて撮ったもう一種が「月の雫(つきのしずく)」。
  
純白の八重~蓮華咲き、爪折弁の中輪というのがNETで探したデータ。
この日咲いていたのはこの3輪でした。

御代の春(みよのはる)

2012年04月18日 | 椿・サザンカ
4月15日のこどもの国・椿の森から「御代の春(みよのはる)」。

どっしりと重量感のある花が10輪ほど咲いていたでしょうか。

みんなうつむき加減ですが、

花の状態はどれも素晴らしいものでした。

これは葉っぱを持ち上げて撮らせてもらいました。

「御代の春」は、
桃色の八重~牡丹咲きの極大輪。花期は3~4月。福岡産。
「御代の栄(みよのさかえ)」の実生から選抜された、発表から5年ほどの新しい品種。

福娘

2012年04月17日 | 椿・サザンカ
4月15日、横浜市のこどもの国・椿の森から。

「福娘」。
桃色の八重、筒~割しべの大輪。花期は3~4月。久留米産。
12枚ほどの弁が三重に重なる。幅広い弁端には不規則な切込みがあり、
内に抱えた刳(く)り形状の花弁はおおらかに重なってふくよかな感じが漂よう。
(淡交社刊「新装版 日本の椿花」から)

2010年に傷みの目立つ花を1輪だけ撮ってからずっと気にしていた花。
ようやくきれいな娘さんと会えました。

横浜市・こどもの国/2012年4月15日

2012年04月16日 | Weblog
2012年4月15日は横浜市のこどもの国へ。

この時期おなじみの鯉のぼり。
サクラはさすがに風が吹くたびに吹雪いていました。
パノラマにしたのでクリックするといくらか大きくなります。

チューリップは満開。

あかポッポ号も満員。

このあと2時間半ほど椿の森を周回。


午後2時前。
私同様すでに帰る家族連れもいますが、入場してくる人たちの方が多くご覧の賑わい。

もう少し下からと思ったのですが腰が痛くて…。
    
フラフープのパフォーマンスショー。
私が通ったときは首で回していたのですが、
しゃべりながら口のところで、さらに目のあたり、さすがに痛そう。

小桜

2012年04月15日 | 椿・サザンカ
町田市の薬師池公園・椿園から「小桜」。

先週の4月7日に咲いていたのは傷みがありましたので、昨年の花を紹介。
まずは4月24日の撮影。
  
昨年はGW期間の4月29日と5月4日にも撮っていました。

そして2010年は4月3日に撮影。
なぜか真正面からの撮影が多いですね。

「小桜」は
白地、淡桃地に淡い紅の縦絞りが入る八重咲きの中輪。
雄しべは貧弱。花期は3~4月。
京都の霊鑑寺に原木がある 。

緋色沖の石

2012年04月14日 | 椿・サザンカ
町田市の薬師池公園・椿園から、毎年撮っている「緋色沖の石」。

2012年4月14日。
  
2011年4月29日と2010年4月10日

そして2009年は3月29日に撮影。

「緋色沖の石」は
濃い紅色の八重~蓮華咲き、筒しべの大輪。花期は3~4月。関西産。
波曲も凹凸もない平滑な14~15枚の花弁が、整然とゆるやかに重なり合い、
咲き進むと弁間に透き間ができて蓮華咲きになる。
葉は中型楕円形で鋸歯細微。
(淡交社刊「新装版 日本の椿花」から)