賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

牡丹 「太陽」

2016年04月30日 | 牡丹
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園のぼたん園から。


「太陽」。
前々回に載せた「島錦」の親品種です。


「太陽」は2008年5月12日に町田ぼたん園の花を紹介しています。


こちらの「玉芙蓉(たまふよう)」と、


「獅子頭(ししがしら)」は2008年4月22日に載せています。


「戸川寒(とがわかん)」は寒牡丹で2010年1月15日など何度か載せています。
このリンク先にはさらにリンクページがありますが、右上にある検索窓に
“戸川寒”と打ち込みブログ内を検索するとまとめて見られます。

牡丹 「暁の雪」

2016年04月29日 | 牡丹
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園のぼたん園から。


「暁の雪(あかつきのゆき)」。


咲き始めは淡いピンク色がのっていて、咲き進むにつれて白くなる。
2010年4月27日に町田ぼたん園の花を紹介しています。


花つきのよかった「鶴の羽(つるのはね)」。


「鶴の羽」は2011年5月16日に町田ぼたん園の花を紹介しています。

以下の3種は当ブログ初登場です。

「朱牡丹(しゅぼたん)」。


「朱雀門(すざくもん)」。


「墨の一(すみのいち)」。
黒紫色で、外側の花弁2~3枚の先端に黄を帯びた白色の覆輪が出る。

島錦

2016年04月28日 | 牡丹
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園のぼたん園はまだ花数は少なく
1、2輪だけというのが多かったものの、それでも20種近く咲いていました


そんな中で目立ったのが「島錦」。


紅一色の花も多くみられましたが、きれいに絞りの入った花を選んで。


6カ所ほどに植栽されていましたが、いずれも4、5輪以上咲いていました。
ピンクがちの花も多かったですね。


「島錦」については2013年4月18日に町田ぼたん園の花を載せています。
その中にさらにリンクさせたページもありますので、そちらもご覧いただければと思います。

ブラキスコメ

2016年04月27日 | 
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園のオーストラリア園から、


「ブラキスコメ(Brachyscome)」。
オーストラリア、タスマニア、ニュージーランドなどが原産の一年草、または多年草。

「ブラキカム」とも呼ばれていますが「ヒメコギク」という名で売られているようです。


「エリオステモン・ディフォルミス (Eriostemon difformis)」
オーストラリア原産でミカン科フィロセカ属の常緑低木。


3~4月に葉の脇に花径2センチくらいの白ないし淡いピンクの5弁花をつける。
「プロファッション」という名で流通し、庭植えや鉢植えなどで植栽されている。

クンシラン

2016年04月25日 | 
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から、
今回も鑑賞温室の出口近くで展示されていた

「クンシラン(君子蘭)」。


この日は黄花の「クンシラン」も展示されていました。

「クンシラン」は南アフリカ原産のヒガンバナ科の常緑多年草。
名前にランがついているがランの仲間ではない。開花期は3~5月。


大船植物園では今年の3月2日と、


2月11日にも撮っていました。

「ボロニア・ピナート」

2016年04月24日 | 
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から、
鑑賞温室の出口近くで数鉢展示されていた

「ボロニア・ピナート」。別名「ボロニア・ピンナタ」ともいう。


四角い星形のピンクの花が春先に開花する。花は平開し、白花もある。


オーストラリア原産でミカン科ボロニア属の熱帯性常緑低木。
ボロニア属はオーストラリアで90種類以上あり、日本では20種類程が出回っているそうです。


ミカン科の植物なので、柑橘系のいい香りがする。

「キバナカタクリ」

2016年04月23日 | 
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から。


「キバナカタクリ」。
ちょっと傷みが見えていますね。
「カタクリ」のほうは2012年4月2日など、過去3回掲載しています。


「エビネ」。この個体は大船植物園での交配種だそうです。


こちらは「ユキモチソウ」。


そして「クマガイソウ」。
「エビネ」「ユキモチソウ」「クマガイソウ」は2013年5月3日に一緒に載せて以来です。

この3種と「カタクリ」は何度か載せています。右上の検索窓にそれぞれの品種名を単独で打ち込み
“ウエブ”と表示されている窓の▼をクリックして“このブログ内で”に変えてから検索してください。
掲載ページが順に表示されます。


「クマガイソウ」については2008年4月29日にやや詳しく載せています。

桜 「福禄寿」「兼六園菊桜」「楊貴妃」

2016年04月22日 | 
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影した桜の最終回です。


「福禄寿(ふくろくじゅ)」。

花弁数は15~20枚の大輪で開花期は4月下旬。
花弁の縁が濃くなり波打つ。花よりもやや遅れて伸びる葉は緑褐色。


花弁数250~300枚で花弁が最も多い品種「兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)」。

濃紅色の蕾は開花とともに淡紅色に変わり、白に近いピンク色になった花は柄をつけたまま落下する。
金沢市の兼六公園に伝わる最も有名な初代「兼六園菊桜」は天然記念物で昭和42年に枯れ死。
現在のはただ1本接ぎ木に成功した2代目。開花期は4月下旬から5月上旬。


「楊貴妃(ようきひ)」。

淡紅色の八重で花弁数は20枚ほど。
この日見かけた花は10輪ほどで、園の開花状況では19日時点で咲き終わりになっています。

なお、2010年5月2日に「楊貴妃」「福禄寿」「菊桜」を載せています。

桜 「関山」「普賢象」「御衣黄」「鬱金」

2016年04月21日 | 
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園の桜から。


サトザクラの代表的品種で人気の八重桜「関山(かんざん:せきやま)」。

花弁は20~50枚の大輪で開花期は4月中旬~5月上旬。
花が鮮やかな桜色で優美なため塩漬けにして保存され、お祝いの時に桜湯として利用される。


「普賢象(ふげんぞう)」は室町時代から栽培されている、八重桜では日本最古の品種。

咲き始めは淡紅色で開花が進むにつれ白くなる。散りぎわには花芯が赤味を帯びる。
花弁数20~40枚。開花は4月中旬~5月上旬。


「御衣黄(ぎょいこう)」。オオシマザクラ系で緑色の花を咲かせる。開花期は4月下旬。

花は咲き始めが緑色で、次第に薄れて黄緑色から黄色になり、やがて中心部が筋状に赤くなる。
「御衣黄」は2010年4月20日に載せています。


「鬱金(うこん)」。花弁に葉緑体をもつのは「御衣黄」に似ているが、色は緑色が弱く淡い黄色。

花弁数が15~20枚の大輪、八重咲き。開花は4月中旬。
「鬱金」と「関山」は2009年4月14日に載せています。

桜 「松月」「千里香」「泰山府君」

2016年04月20日 | 
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園の桜から。


「松月(しょうげつ)」。

淡紅色の八重咲き、大輪。開花期は4月中旬。開花後に黄緑色の若葉がのび始める。


「千里香(せんりこう)」。

淡紅色の一重咲き、大輪。開花期は4月中旬。名のように花に芳香がある。

 
  「泰山府君(たいざんふくん)」。            箒を逆立てたような樹形になる。

淡紅色の八重咲き、中輪。開花期は4月下旬。



「枝垂桜(しだれざくら)」。強健で樹齢が長い江戸彼岸桜の栽培品種で、糸桜とも呼ばれる。


こちらは「八重紅枝垂」の名札がかかっていた樹の花。

桜 「天の川」「日暮」「大提灯」「嵐山」

2016年04月19日 | 
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園の桜から。


枝が天に向かってまっすぐのびる「天の川(あまのがわ)」。

淡紅色の八重、大輪。花弁数は10~20枚。花も上向きに咲く。開花は4月上旬~中旬。


「日暮(ひぐらし)」。

花弁数が20~25枚の大輪。開花は4月中旬。
外側の花弁の先端と外面は淡紅紫色、内側の花弁はほとんど白色で、緑色の若芽との対比が美しい。


オオシマザクラ系のサトザクラ「大提灯(おおぢょうちん)」。
淡紅色の大輪で開花は4月中旬。

花柄や小花柄が長く、大きな花を下垂させて咲く。花弁は6~10枚で、しわが多い。


「嵐山(あらしやま)」。

淡紅色の一重、中輪。花弁数5~10枚。開花期は4月中旬。
サトザクラの栽培品種で名は京都の嵐山に由来。花弁の周りが淡いピンク色で若葉は紫褐色。

なお、大船植物園HPの19日の開花状況では「天の川」が“満開”、「日暮」が“散り始め”、
「大提灯」と「嵐山」は“咲き終り”になっています。

桜 「富士霞桜」「静桜」「妹背」

2016年04月18日 | 
4月16日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園の桜から。
園のホームページ(HP)で4月13日時点の開花状況が“散り始め”になっていた桜を3種。


「富士霞桜(ふじかすみざくら)」。

御殿場市で発見された品種で、豆桜(まめざくら)と霞桜(かすみざくら)の雑種と推定されている。
白色、一重の小輪。花弁数5枚で開花期は3月下旬~4月上旬。


「静桜(しずかざくら)」。

義経の菩提(ぼだい)を弔うために静御前が植えたのが名の由来とされる。
花弁の中に、雄しべが花びら状に変形した旗弁(はたべん)が混じるのが特徴。


「妹背(いもせ)」。
前回の「手弱女(たおやめ)」と同じく京都・平野神社の桜の珍種十品種の一つ。

淡紅色の八重咲き、大輪。開花期は4月中旬。
妹背は夫婦のことで、花柄の先に2つの実をつけるのを夫婦に見立てたのが名の由来。

なお、大船植物園のHPが17日の開花状況に更新され、3種とも“咲き終り”になっていました。

桜 「手弱女」「白妙」「桐ヶ谷」

2016年04月17日 | 
4月16日の午後、神奈川県立フラワーセンター大船植物園へ行ってきました。
つばき園で何枚か撮っているうち、カメラの設定がいつの間にか変わって、以降トホホの画像に…。
同じ失敗を何度も繰り返してしまいますねぇ。修正して載せますが、色具合は微妙に違うかも。

まずは、園のホームページで4月13日時点の開花状況が“咲き終わり”になっていた桜を3種。
よく見ると何房か咲いていました。


「手弱女(たおやめ)」。

淡紅色の八重咲き、中輪。開花期は4月中旬。花弁数は8~15枚でしわがある。
京都の平野神社に原木があるようです。


「白妙(しろたえ)」。

薄い紅色がわずかに入る白色の八重、大輪。花弁数10~20枚。開花期は4月中旬。


「桐ヶ谷(きりがや)」。別名が御車返し(みくるまがえし)、鎌倉桜。
鎌倉の桐ヶ谷に産し古来より有名。

淡紅色の一重と八重が混在、大輪。開花期は4月中旬。

ツバキ 「紋繻子」

2016年04月16日 | 椿・サザンカ
今回のツバキは「紋繻子(もんじゅす)」。
前回の「繻子重(しゅすがさね)」とともに2009年4月11日に載せていました。
前回同様、今回も横浜市のこどもの国・椿の森の花で、

まずは今年3月20日撮影の花。白斑が少ないですが、もう一輪は紅花でした。


こちらは2012年4月15日の花。


同じ年の4月28日は川崎市緑化センターでも撮影していました。


緑化センターで2011年4月23日に撮影した花は白斑が目立ちます。

「紋繻子」は濃紅地に白斑の入る八重、筒しべの中輪。花期4~5月。
弁数20枚ほどが三、四重に整然と重なる。花弁は左右から内に抱えた樋状弁。弁には大小の差がなく、上半部はゆるやかに外曲する。江戸期からの古典品種。
白斑のない枝変わりが前回載せた「繻子重」。酷似するものに「鈴鹿の関」「羅撰染(らせんぞめ)」がある。
(淡交社刊「新装版 日本の椿花」から引用)

「羅撰染」「鈴鹿の関」と「紋繻子」は2010年3月28日に載せています。

「鈴鹿の関」はその後、2014年4月9日に大船植物園で撮りましたが、ご覧のような紅花。


2015年3月25日に茅ヶ崎市の氷室椿庭園で撮った「鈴鹿の関」も白斑少なめでした。


その後撮っていない「羅撰染」は、前回載せなかった2010年3月22日撮影の氷室椿庭園の花。

ツバキ 「繻子重」

2016年04月15日 | 椿・サザンカ
今回のツバキは2009年4月11日に載せていた「繻子重(しゅすがさね)」。
前回同様、今回も横浜市のこどもの国・椿の森の花で、

まずは今年3月20日撮影の花。

そして2012年4月15日の花。


2010年は3月27日のツバキまつりで展示されていた花と、


4月4日に椿の森で撮影した花を。

「繻子重」は濃紅色の八重、ユキ芯の中~大輪。花期4~5月。
濃紅色の花に葯の黄金色、緑色の艶葉がよく調和した品種。
やや肉厚の花弁20枚ほどが三、四重に重なる。咲き始めは樋状に中折れするが、
やがてゆるやかに外曲し弁縁は小さく波打つ。
(淡交社刊「新装版 日本の椿花」から引用)

町田市の薬師池公園・椿園でも2010年から13年までと

今年3月30日に「繻子重」の名札がかかった樹の花を撮っていますが、
いずれも白斑の入った花ばかりで「紋繻子(もんじゅす)」と言った方がいいのではないかと…。
「紋繻子」は次回載せる予定です。