町田市の薬師池公園・椿園にある「春の曙紅」。
今年は1月23日に目にしてから、行くたびに何輪かは咲いています。
昨年の2月22日、横浜市のこどもの国・椿の森で小さなプレートに書かれていた「春曙光」。
研究社の「色分け花図鑑 椿」には「春曙紅」の旧名が「春曙光」とありました。
椿の森にはその「春曙紅」の名札をつけた木も何本かあり、昨年3月21日に咲いていたのが次の2枚。
「春曙紅」は桃地に底淡桃色の八重、抱え咲き、筒~割しべの中輪。花期は3~4月。
弁端に凹みをもつ内外弁17~18枚が丸く抱えぎみに三、四重に重なり、のち外弁が少し反曲する。
ほのぼのとした色合いと、つつましやかな花形で愛好者が多い。(「新装版 日本の椿花」から)
最後は前の2枚の前日、3月20日に川崎市緑化センターで咲いていた「春曙紅」。
私は薬師池公園の「春の曙紅」の響きが好みで、その場合は「春の曙光」の表記のほうがいいなと…。
読み方は、「日本の椿花」では《しゅんしょこう》、「色分け花図鑑 椿」では《しゅんしょっこう》となっています。