賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

カワセミ 2

2008年12月31日 | 野鳥

前々回のカワセミ君と再び遭遇。
 
散歩中のご夫婦もしばらく見ていましたが、その後のショーの観客は私だけ。
5回ダイブしてホバリングもしてくれたのに、動いているところは撮れませんでした。

今回は3匹のゲットでサヨナラしていきました。

来年は、おすまし写真だけじゃなく、躍動感あふれるショットにチャレンジですね。

セグロセキレイ

2008年12月30日 | 野鳥
最近トンと見かけなくなていったセグロセキレイと遭遇。



前に見たのは川の中の岩場などでしたが、今回は川からちょっと離れた空き地。
珍しく2羽一緒でした。



近くにいたこの子はしばらくいてくれそうでしたが、もう1羽が飛び立ったらすぐ追いかけて行ってしまいました。
ほんのひと時でしたが、2羽いたのを見ただけで、うれしい気分になりました。

カワセミ

2008年12月29日 | 野鳥
今日は空振りだな~とカメラをしまって帰る途中、目の前にカワセミが。

気付いてはいたようですが「カメラを出すまでいて頂戴」の願いが叶い、

散歩の人の気配で飛び立つまで、6枚ほど撮らせてくれました。

初雁(はつかり)

2008年12月28日 | 椿・サザンカ
佗助系の椿を続けてきましたが、佗助の語源については、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に佗助という人が朝鮮から持ち帰ったとか、千利休の「佗び数寄」が佗助に転訛したという説等があるそうです。
花の少ない季節の佗び茶では、淡い色で一重小輪の椿が主役で、茶人はそれを佗助と呼んでいたということです。

「初雁(はつかり)」は淡い桃色地に紅のぼかしが入る、一重の筒・ラッパ咲き。
筒蕊の小輪で甘い香りがある。

別名が昭和佗助で、古くは「数寄屋」と呼ばれていたのが改名された。
前回載せた現在の「数寄屋」とは別種。

ここまでの3枚は町田市の薬師池公園で21日に撮影。
(薬師池公園の掛札には「はつがん」とふりがなをつけていました)

こちらは川崎市緑化センターで20日に撮影したものです。

数寄屋と太郎冠者

2008年12月27日 | 椿・サザンカ
佗助系の椿を続けます。今回は川崎市緑化センターで20日に撮影したものです。



「数寄屋(すきや:数寄屋佗助とも)」は淡桃地に淡紅色のぼかしが入る。
一重・猪口咲き・筒しべ・小輪。花期は12~3月頃。




「太郎冠者(たろうかじゃ)」は桃色の一重、ラッパ咲き、小輪。
花期は12~3月。別名は有楽。

覆輪雛佗助と姫佗助

2008年12月26日 | 椿・サザンカ
町田市・薬師池公園の佗助椿を。



「覆輪雛佗助(ふくりんひなわびすけ)」は淡い桃色の地に白の覆輪ボカシ、
一重の猪口咲きで極小輪。花期は12~3月頃。




「姫佗助」は淡桃地に淡紅の縦絞り、一重の猪口咲き、佗芯、極小輪。花期は12~3月。
撮りやすい位置にあった花は傷みが目立っていたのが残念。

「佗助椿」 3種

2008年12月25日 | 椿・サザンカ
引き続き町田市・薬師池公園のツバキを。



「白佗助」は白の一重、猪口咲き、佗芯の極小輪。花期は11~3月。




「紅佗助」は、紅~桃紅色の一重、筒咲き、佗芯の小輪、花期は12~3月
カメラの設定は同じで同じ木なのですが、花も葉も色合いがだいぶ違います。

紅白が出たのでもうひとつ「赤佗助」も。
これは川崎市緑化センターで20日に1輪だけ咲いていたもの。赤佗助は今年3月21日にも載せています。比べてみると、設定や条件が違うにせよ花の色合いが随分と違います。説明文の花色に近いのはこちらの方ですが…。

ツバキ 「西王母」

2008年12月24日 | 椿・サザンカ
12月21日の町田市・薬師池公園から、ツバキ「西王母」。

産地は石川。淡桃地に外弁が紅のぼかしの一重、筒咲き、中輪。
花期は9~4月とツバキの中では最も早咲きの品種。

西王母は、中国の古代神話上の女神で半人半獣の姿で描かれたが、のち神仙思想の発展とともに仙女化され、道教の成立後は東王父とともに神格とされた。西王母が三千年に一度実がなる桃を漢の武帝に与えたといい、この椿の蕾が桃に似ているところから名づけられた。

幕末に金沢で作出と伝えられ、加賀佗助の自然実生との推測もあるが、詳細不明。

こちらがその「加賀佗助」。うまい具合に同じ日に撮っていました。

ツバキに関しての説明は、石川県林業試験場 Webサイトの「いしかわ 森林図鑑」にある
樹木公園つばき図鑑の「品種名から検索」を参照しました。
過去にもお世話になっているサイトです。

蝋梅(ロウバイ)

2008年12月22日 | 

12月21日の薬師池公園。蝋梅(ロウバイ)の蕾がいっぱいで数輪は開き始めています。

蝋梅はロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。別名が唐梅(トウバイ、カラウメ)。
全体が黄色い花で、中心部は暗紫色。中心部も黄色のはソシンロウバイ(素心蝋梅)。
今年の1月のも参考に。

嗅いで見ましたが、香りはまだまだ。
来週あたりはいい香りを漂わせるんではないでしょうか。

油茶と台湾サザンカ

2008年12月21日 | 椿・サザンカ
12月8日のこどもの国・椿の森から。

「油茶(yucha)」は中国中南部から台湾、海南島、ベトナム、ラオスなどに分布。
花期は11~1月で白色、一重の平開咲き、中輪。

花弁数は5~9弁、花径4~7cmなど、固体により変異がある。
中国ではツバキ科樹木を「茶」と総称し、種子から油を採るものを「油茶」、
花を楽しむものは「茶花」と呼ぶそうです。


「台湾サザンカ」は花期が11~1月。
5~6枚の白い花弁で、一重の平開咲き、花径3センチくらいの小輪。

台湾固有種で、こちらも種子から油を搾るために栽培される。
日本へ導入されたのは1967年

ツバキ 「中部雪月花」

2008年12月20日 | 椿・サザンカ
12月7日の町田市・薬師池公園から、ツバキ3種。

「中部雪月花(ちゅうぶせつげつか)」
淡い桃色地に紅の吹掛け~小絞り、一重の盃状咲き、輪芯、中輪。
咲いていたのは1輪だけ。花期は2~4月ということで、その頃を楽しみに。

こちらも1輪だけの「隠れ磯」。
紅紫色に白覆輪、一重のラッパ~平開咲き、筒しべの中輪。

「一子佗助(いちこわびすけ)」は2輪とも葉の下に隠れていて、気付いたのは3度目に前を通ったとき。

濃い紅色の一重、猪口咲き。筒しべ、佗芯の極小輪。
こちらは覆っていた葉を持ち上げて撮りました。ごめんなさいね、一子ちゃん

オナガ

2008年12月19日 | 野鳥
遠目でヒヨドリかなと思っていたのですが…。

近づくにつれ、白っぽいし尾も長い。
遭遇する機会がなかなか訪れなかったオナガでした。

しばらく様子を見ていたら、実が2つ残っていた道路沿いの柿の木に。

手前の枝が遮るので、ジワリジワリと移動して。

明るい空がバックなので黒い顔の辺りがツブレ気味でした。

で、画像ソフトでトリミングし、明るさをずいぶんと調整しました。

周りの木々を移動していましたが、全部で10羽くらいの群でした。

薬師池公園 晩秋5

2008年12月18日 | 風景
薬師池公園の梅園を左に見下ろすように続く野津田薬師堂への参道。何度か通っていたのですが、参道横にも椿が植えられているのに、ようやく気づきました。

10数輪ほど咲いていたのでさすがに目に入ります。樹には「玉雲」の掛札が。

ネットで検索しても椿の品種に玉雲というのは見当たりません。ヒットするのは「椿の描法 (玉雲水墨画)」など、山田玉雲さんという方の水墨画関連書籍のネットショップ。日本墨絵会や全日本水墨画会の会長を務めた方で2000年12月に永眠しています。その履歴に「玉川大学教授を30年間歴任」とあり、もしかしたら町田市が功労を称えて名づけたのではと勝手に憶測したのですが…。
ほかに「舞吹雪」というのが1輪咲いていましたが、撮れる位置になかったもので、次の機会に。
   
参道を上った薬師堂の前では、葉っぱを拾い集める女の子。お父さんに抱っこしてもらい、パーッと撒き散らしては歓声を上げ…、何度も繰り返していました。

樹齢不詳の大銀杏。残った葉もどんどん散って、幹の周りは分厚いじゅうたんです。