賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

大船植物園のオーストラリア園 続き

2015年06月30日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園のオーストラリア園から続き、
まずはヤマモガシ科の5種。

グレヴィレア・ロビン・ゴードン」。


「レウコスペルムム・コルディフォリウム」。これは南アフリカのケープ地方原産。


園芸種の「レウコスペルムム・タンゴ」。


「イソポゴン・アネティフォリウス」。


アップがこちら。これはまだ蕾だそうで、開くと黄色い花がでるようです。



ゴマノハグサ科の園芸種「ヘーベ・ブールダー・レイク」
別名がトラノオノキ(虎の尾の木)。


同じくゴマノハグサ科「ヘーベ・アクティフォリア」。



最後にクサトベラ科の「スカエボラ」。
別名がブルーファンフラワーで、青紫色の花を扇状に咲かせるところから。

ブラシノキ

2015年06月29日 | 
神奈川県立フラワーセンター大船植物園のオーストラリア園からフトモモ科の5種。


「メラレウカ・アルテルニフォリア」。樹形は直立し高木になる。


店頭でもよく見かけ、ハーブとしても一般的に用いられる。


「メラレウカ・ティミフォリア」


「メラレウカ・ヒペリキフォリア」
メラレウカは別名(ティーツリー。乾燥に強く、オーストラリア原産の庭木にしては、湿った環境にも抵抗力があって育てやすい。
ブラシの木のような花をつける種類もあるというのが2種めと3種めでしょうね。



「カリステモン・ヴィミナリス」
カリステモン(本来は属名のラテン名)がいわゆる「ブラシノキ」。
撮影したのはちょっと貧弱ですが…。
和名ではハナマキ(花槙)、キンポウジュ(金宝樹)とも呼ばれる。



そして「クンゼア・カピタータ」


調べてみましたが詳しいことはわかりませんでした。

ブーゲンビレア 2

2015年06月28日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室から前回に続いて「ブーゲンビレア」を。




以上2枚は“レインボー・ピンク・ゴールド”。





こちらの2枚は“マニラレッド”。



“チェリー・ブロッサム”は白とピンクが…。


こちらは白。


そしてピンク。名前からはこちらがふさわしいのかと思えますが…。





最後の2枚は最初の文字が見えませんが、たぶん“ジェイムズ・ウォーク”。

ブーゲンビレア

2015年06月27日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室から「ブーゲンビレア」を3種。
「ブーゲンビレア」は中南米原産、オシロイバナ科ブーゲンビレア属のつる性低木。和名イカダカズラ。
15℃以上の環境であれば周年花が咲き、一般的には温室植物として知られている。
色鮮やかな花びらに見える部分は苞(ほう)で、通常3枚か6枚ある。苞の中央部にあるのが実際の花。


まずは“サンデリアーナ”。


ブーゲンビリアの中では耐寒性が最も高いといわれ、知名度も高い普及種



“カリフォルニア・ゴールド”。


植物園の温室などでは一年を通して花を見ることができる。
黄色系の中では色の退色が遅い優良種で、春~夏の鉢花としても親しまれている。



“サンディエゴ・レッド”。


レッドというよりはピンクの色合いですね。

ハイビスカス 2

2015年06月26日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室から「ハイビスカス」の続きを。
前回、「ハイビスカス」は「フウリンブッソウゲ」の血を引く“コーラル系”、古い品種の“オールドタイプ系”、ハワイで交配された“ハワイアンハイビスカス系”の3つに分類されていると記しましたが、4種は系統が表示されていませんので調べてみました。


「チェリー」はハワイアンハイビスカス系。


「ハッピー・オレンジ」はオールドタイプ系


「フラ・ガール」。系統は分かりませんでしたが、名前からはハワイアンハイビスカス系ですかね。


「ブリリアント」はオールドタイプ系。


最後に「花の舞」。撮影したのは昨年の5月28日で、ハワイアンハイビスカス系。

ハイビスカス

2015年06月25日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室から「ハイビスカス」を。
「ハイビスカス」はアオイ科フヨウ属で、3000とも5000とも言われるほど多くの交配種が作られているが、大きくは「フウリンブッソウゲ」の血を引く“コーラル系”、古い品種の“オールドタイプ系”、ハワイで交配された“ハワイアンハイビスカス系”に分けられる。ハワイアンハイビスカス系は花が大きく色も豊富だが性質が弱くオールドタイプ系に接ぎ木する。日本で鉢物として利用されているもののほとんどはオールドタイプ系である。(園の説明板から引用)


「アマン」はオールドタイプ系。


「インペリアル・パープル」も


「エンパイアー」


「クリスタル・ピンク」はオールドタイプ系。


そしてコーラル系の「コーラル・ホワイト」。

ユリ

2015年06月24日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から、「ユリ」の仲間を。


「テッポウユリ」。
過去に何回か写真は載せていましたが、品種説明などはほとんど記載していませんでした。
まっすぐに伸びた茎の先に、6枚の白い弁が漏斗状になった花を横向きにてつける。
日本の固有種で九州南部から沖縄にかけての分布だが、冠婚葬祭用の花として広く栽培されている。
開花期は6月から8月。


テッポウユリの仲間“プリンスプロミス”


「ヤマユリ」も何回か載せていますが、最初に載せた2008年7月21日に品種説明を書いています。


「リーガル・リリー(王冠百合 おうかんゆり)」
開花期は6月から7月。ヨーロッパに持ち込まれて、多くの園芸品種の交配親となっている。


最後に「リリウム・ダビディー・ウィルモッティアエ」。

「スカシユリ」の園芸品種

2015年06月23日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から、
さるすべり園のところに植えられていた「スカシユリ」の園芸品種を。


“イエローダイアモンド”


“バリトン”


“クーリエ”


“カプレット”


“モナ”


最後に入口近くで鉢植え展示されていた“ブラックアウト”

「スカシユリ」は2008年6月24日に町田ダリア園で撮影したものを紹介して以来のことです。

「マルバデイゴ」 と 「ヒシバデイゴ」

2015年06月22日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から。


温室前の植え込みで咲いていた「マルバデイゴ」


濃紅色と葉の緑のコントラストが鮮やかでした。



その植え込みの裏(温室側)では「ヒシバデイゴ」。


こちらはまだ咲き始めでひっそりと咲いている感じでした。

マルバは丸葉、ヒシバは菱葉でしょうが、比べて分かりますでしょうか。

なお、デイゴの仲間はアメリカデイゴカイコウズ(開紅豆=アメリカデイゴ)で紹介しています。

アゲラタム(カッコウアザミ)

2015年06月21日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から。


「アゲラタム」の高性種。


花色から判断して“トップブルー”


こちらは“レッドシー”


そして“ハイタイド ホワイト”

「アゲラタム」は中南米原産でキク科アゲラタム属の多年草。 ただ、寒さに弱く日本では一年草として扱われる。切り花向きの背が高い「高性種」、花壇や鉢植えに向く背が低い「矮性種」、兼用タイプの「中高性種」がある。家庭園芸向きの品種は矮性種が多い。

以下の3枚は園入口付近の花壇と鉢植えで展示されていたもので、矮性種の「アゲラタム」。







昨年の5月18日に同園を訪れた時にも撮っていました。

高性種は今年と同じ“トップブルー”


矮性種は“ブルーハワイ”と記載がありました。

日本名のカッコウアザミいう名は、葉が薬草のカッコウ(霍香=シソ科のカワミドリ)の香りに、 花がアザミ(薊)に似ていることから付けられたとのことです。

おうごんまさき と 黄金(おうごん)もち

2015年06月20日 | 植物
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から。


「おうごんまさき」
園のプレートから引用すると、
昭和48年頃に熊本県内牧温泉近くの農家にあったものを、元神奈川県職員が穂木で入手し、

自宅で挿し木した苗を大船植物園で譲り受け、増殖し普及しました。


新芽の黄金色が冴え、後に緑色になります。


こちらは、緑色の葉の部分を撮ってきたもの。
「マサキ(正木)」はニシキギ科ニシキギ属で、日本、朝鮮半島、中国原産。
以前は生垣によく使われたが、最近は斑入りの品種が観賞用に植えられることが多い。
花期は6~7月で小さな緑白色の花を多数咲かせる。
(無数に見えている小さな球体がもうすぐ花を咲かせるんでしょうね)
果実は11~1月に熟すと裂開し、赤い仮種皮に包まれた種子を出す。
園のプレートはひらがな表記だけでしたが、漢字だと「黄金正木」ですね。



近くに植えられていたのが「黄金(おうごん)もち」。(これも園の表記どおり)
プレートから引用すると、
もちのきの園芸種で、本種は相模原市内の植木生産者が実生したもののなかから新芽が黄色い固体を発見、増殖した系統で、当時の県園芸試験場相模原分場が有望種として普及を図りました。
この株は、当園で普通のモチノキに高接ぎして育成したものです。

春の新芽が黄金色で輝くように見えて、その後、緑色に変化していきます。
生垣やシンボルツリー、景観樹に適しています。


こちらは緑色の葉を写したものをトリミングしたものですが、赤い果実らしいものが見えました。

で、最初の全体写真を調べたら何個かありました。
モチノキは11~12月に赤く熟した1センチほどの果実が何個か固まってたくさんつくようなんですが…。
モチノキの花期は4月で、前年枝の葉の腋に黄緑色の花を多数咲かせる。
雌雄別株で、雄花は枝に密につき、雌花は緑色の子房が目立つ。

大船植物園 「江戸系のハナショウブ」

2015年06月19日 | 花菖蒲
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園・はなしょうぶ園から「江戸系」のハナショウブを。

相生 と 編傘山
  
相生は早生中。白地に薄紫の砂子がわずかに入り、鉾は紫に白覆輪の入る二色花。
花径は約16cm、草丈100cm前後。


有馬川 と 泉川
  
泉川は中晩生。ごく淡い水色地に青脈が入る六英花。花径は約14cm、草丈は100cmを越す。


追風 と 霓裳羽衣(げいしょううい)
  
追風は早生。白地に紫の砂子が少し入り、そこに紫脈が入る。鉾は紅紫に白糸覆輪の三英花。花径はおよそ16cm、草丈は100cmを越す。
霓裳羽衣は晩生。濃紅地に白筋の入る六英から八重咲き。花径は14cm前後、草丈はやや低く60cm前後。
江戸花菖蒲の古花で、松平菖翁が作出した「菖翁花」と呼ばれる品種の一つ。


小青空 と 黒竜の爪
  
小青空は晩生。空色に紫の小筋の入る六英花。花径はおよそ14cm、草丈は100cmを超える。
黒竜の爪は中生。白に藤紫の爪咲き(玉咲き)三英花。花径およそ6cm、草丈は100cm程度。


栄紫(さかえむらさき) と 伊達道具
  
栄紫は早生。花形の整った明るい紫の三英花。花径はおよそ16cm、草丈は100cmを越える。
伊達道具は中生。薄紅色に白筋の入る三英花。花径は14cm前後、草丈は80cm前後。


千代の春 と 出羽の曙
  
千代の春は晩生。白地に薄紫の絣が少々入り、鉾は赤紫に染まる深咲きの二色花。花径は約18cm、草丈は100cmを越す。
出羽の曙は中生。紅色に白筋と白覆輪ぼかしが入る三英花。花径はおよそ15cm、草丈は100cm前後。


瀞の光 と 初葵
  
瀞の光は中晩生。
水色に白い筋が浅く入る六英花。花径は20cm超の巨大輪で草丈はときに150cmを越す。


初霜 と 花奴
  
初霜は純白の三英花。花径はおよそ14cm前後、草丈は100cmを超える。


春の海 と 万里の響
  
万里の響は中晩生。白地に青紫の筋が入る三英咲き。花径はおよそ16cm、草丈は100cm程度。


紅公子 と 松の雪
  
紅公子は紅紫に白筋の入る三英花。花径はおよそ16cm、草丈は60cmほど。


水玉星 と 和田津海
  
水玉星は中生。白からやや薄青がぼかす地に青紫の脈が入り、芯は紫になる六英花。草丈は70cm程度。
和田津海も中生。薄紺青に白筋の三英花。花径はおよそ10cm草丈は80cm前後。
江戸花菖蒲の古花の一つで、松平菖翁の作出した「菖翁花」と呼ばれるものの一つ。


水の光
  
水の光は水色に白筋がぼかす三英花。花径はおよそ16cm、草丈は100cmを越す。

大船植物園 「長井系のハナショウブ」

2015年06月18日 | 花菖蒲
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園・はなしょうぶ園から、
「長井系」のハナショウブと種間交配種を。

朝日の峰 と 長井薄紅
  
朝日の峰は純白の三英花。花径はおよそ10cm程度の小輪。
長井薄紅は早生で、藤色がかった薄紅に白筋が淡く入る三英花。花径は6cm程度の小輪。


長井鷹の爪

鷹の爪は早生。長井古種の爪咲きの変化咲き。花径は約7cmの小輪。草丈は60cmほど。
2枚目は2013年6月5日に町田市の薬師池公園で撮影していた鷹の爪。
ブログでは2010年6月24日に一度紹介していました。


萩小町 と 野川の辺り
  
萩小町は白地に紅のかすりが少し入り、鉾は紅となる三英花。


深山紫
  


愛知の輝 と 金冠
  
愛知の輝は早生の種間交配種。クリームがかる黄色の三英花。花径10cm程度の小輪。
2013年6月12日にブログで紹介しています。
金冠も早生の種間交配種で、鮮明な黄色の三英咲き。花径は13cm前後。


堺の黄金
  
堺の黄金は中生の種間交配種で、輝く濃黄金色の三英花。花径は約13cm。


新世の輝き

新世の輝きは、咲き始めは紅を含む濃い紫で、のちに濃い藤紫になる三英花。花径は15cmほど。
なお、作出した加茂花菖蒲園の画像カタログでは、新世の輝(しんよのかがやき)となっている。

大船植物園 「肥後系のハナショウブ」

2015年06月17日 | 花菖蒲
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園・はなしょうぶ園から「肥後系」のハナショウブを。

秋の錦 と 上総乙女
  
秋の錦は中生で紅紫に白筋の入る六英花。花径は約18cmの大輪。草丈は80cm程度
上総乙女も中生。ピンクの垂れ咲き三英花。花径約15cm。草丈は70cm程度。


皇玉 と 里桜
  
皇玉は中生で純白の三英花。花径約18cmの大輪。
里桜も中生でピンクの三英花。花径は約18cmの大輪、草丈は70cm程度。


西行桜
  
西行桜は早中生。ややくすんだ藤色を帯びるピンクで咲き始めは濃いピンクの六英咲き。
花径は16cmほどの中輪。草丈は低く50cm程度。
2枚目の西行桜は町田市の薬師池公園で2008年6月15日に撮影していたもの。


沢辺
  
2枚目は2011年6月18日に薬師池公園で撮影していた沢辺。


猩々殿 と 新朝日の雪
  
新朝日の雪は中生。白地に紅紫のかすりが入る八重盛り上がり咲き。
花径20cmほどの極大輪で、草丈は100cm前後。


墨絵の竜 と 青岳城
  
青岳城は中生。澄んだ濃いオーシャンブルーに白筋の入る三英花。花径約16cmの中輪、草丈60cm程度。



大草原 と 児化粧
  
大草原は中晩生。明るい青砂子の吹き掛け絞りが入る六英花。花径約15cm、草丈50cm弱。
児化粧は中生。白地に薄紅ぼかし六英咲き。花径は約18cmの大輪。草丈は100cm程度。


千年の友 と 友鶴
  
千年の友は晩生。濃いルリ紺色の六英花。花径はおよそ18cm程度の大輪。
友鶴は中生で、純白の三英花。花径は約16cm。草丈は60cm程度。


舞子の浜 と 神子神楽
  
舞子の浜は白地に濃藍紫の覆輪が入る六英花。花径はおよそ16cm、草丈は50cm程度。
なお、舞子の浜と前出の児化粧は薬師池公園で撮影した花を紹介しています。


深芳野 と 百夜車
  
深芳野は中生で白地に紅覆輪ぼかしの三英。直径16cm程度の中輪、草丈は50cm前後。
百夜車は晩生。濃いルリ紫色で開花が進むにつれ花形が大きく変化する働花。花径は18cm以上、草丈は100cmを越す。


山の雫
  
山の雫は中晩生。藤色で白筋と底白の入る六英花。花径は18cmを越える極大輪。
2枚目は2010年6月26日に薬師池公園で撮影していた山の雫。

大船植物園 「伊勢系のハナショウブ」

2015年06月16日 | 花菖蒲
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園・はなしょうぶ園から「伊勢系」のハナショウブを。

秋の色 と 五大州
  

魁 と 不知火
  
魁(さきがけ)は、極早生で紫の三英垂咲き。
花径はおよそ13cm程度の中輪。草丈は50cm弱ほど。


新猩々 と 鈴の木
  


天平の夢 と 白翁
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白鳥 と 春の雪
  

藤の雪 と 紅千鳥t
  

深山の霞 と 雪嵐
  
雪嵐(ゆきあらし)は中生で純白の三英花。花径はおよそ16cm程度の中輪。
草丈は低く50cm程度。