賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

「テンニンソウ」

2022年09月30日 | 

シソ科テンニンソウ属の多年草「テンニンソウ(天人草)」。


北海道~九州に分布する日本固有種で、ブナ林などの広葉樹林内、山地の木陰などに生育する。


地下に太い木化した根茎があり、そこから四角の草質の茎を出す。葉は長楕円形、先は尖り鋸歯がある。

茎の先端に花序を形成し、花冠は淡黄色で短く、4本の雄しべと1本の雌しべが長く突き出ている。


草丈50~100cm、花径3~4mm、花期9~10月。花言葉は「美麗」「警戒心」。


同じテンニンソウ属で花色の淡紅色以外はよく似た「ミカエリソウ(見返草)」。花期9~10月。


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「シモバシラ」

2022年09月29日 | 

シソ科シモバシラ属の多年草「シモバシラ(霜柱)」。別名が「雪寄草(ゆきよせそう)」。


関東地方以西の本州、四国、九州の山地の木陰に自生する日本固有種。


花は筒状で白色の唇形、上唇は2浅裂し、下は3浅裂する。長めの総状花序で片側にかたよって花がつく。


茎は断面が四角形で、やや木質化。花序軸には毛が多く、腺点もある。葉は縁に鋸歯がある長楕円形。


2013年1月に撮影しブログにも載せた「シモバシラ」。融けかげんですが、名前の由来がわかりますね。


草丈40~90cm、花径7mm(花冠)、花期9~10月。花言葉は「健気(けなげ)」。

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「シュウメイギク」

2022年09月28日 | 

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草「シュウメイギク(秋明菊)」。


中国原産の帰化植物で、京都の貴船に野生種が多く見られたので別名が「貴船菊(キブネギク)」。


古くから移入した野生種は濃いピンクの八重の花だが、花びらのように見える部分はガク片である。


現在流通している多くの園芸種は、花色も白や淡いピンク、咲き方もいろいろで、ガク片も広い。


1本の茎から数輪の花を咲かせるので、花数が多く、群生する姿は見応えがある。


草丈50~80cm、花径5~7cm、花期9~11月。花言葉は「薄れゆく愛」「淡い思い」など。

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「オケラ」

2022年09月27日 | 

キク科オケラ属の多年草「オケラ( 朮)」。名前の由来は古名の「ウケラ」が訛ったものという説がある。


本州・四国・九州の日当たりがよく、やや乾いた山地の草原や林中、林縁に自生している。


茎頂にアザミに似た白色または淡紅紫色で目立つ花をつけ、筒状花だけの房状の頭状花序となる。


雄しべと雌しべの両方を持つ両性株と、雌しべだけが機能する雌株には果実ができる。


ビャクジュツという名で生薬として利用されることもあり、腹部膨満、食欲不振、下痢によいとされる。


草丈30~100cm、花径1.5~2cm、花期9~10月。花言葉は「金欠病」「親しみやすい」など。

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「ヒガンバナ」

2022年09月26日 | 

ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草「ヒガンバナ( 彼岸花)」。別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)。


彼岸花をブログに載せるのは2014年以来。右上の検索窓に彼岸花と打ち込めば過去のを見られます。


原産地は中国大陸で、日本では帰化植物に分類。北海道から南西諸島まで、土手、あぜ、道端で見られる。


秋の彼岸(9月)頃に、花茎の先に強く反り返った花を咲かせる。有毒植物だが、毒抜きして食べていた。


花茎に6弁の花が放射状(輪状)に数個つけて咲く。雄しべ6本、雌しべ1本は長く花外に突き出る。


草丈30~50cm、花径5~15cm、花期9月。花言葉は「悲しい思い出」「また会う日を楽しみに」など。

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「ホトトギス」

2022年09月25日 | 

ユリ科ホトトギス属の多年草「ホトトギス(杜鵑草)」。


日本固有種で主に太平洋側に分布し、山野の林内や崖など、やや湿ったところにに生育する。


細い茎の先に、1~3輪ほど濃い紫色の斑点が入った小さな白い花を咲かせ、花被片は斜め上に開く。


主な仲間としては、ジョウロウホトトギス、タイワンホトトギス、タマガワホトトギスなどがある。


こちらは斑点がなくシンプルな純白の園芸品種「白楽天」だと思います。


ホトトギスは草丈40~100cm、花径4~7cm、花期8~9月。花言葉は「永遠の若さ」「秘めた思い」など。


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「ヤマホトトギス」

2022年09月24日 | 

ユリ科ホトトギス属の多年草「ヤマホトトギス(山杜鵑草)」。


北海道南西部、岩手県以南の本州、四国、九州に分布し、山地の林下に生育する。朝鮮半島にも分布。


茎先、上部の葉腋に散房花序を出し花をつける。花被片は斑点が大きく、上半部が反り返る。


葉や茎に毛がないものや、花被片や花柱に紫色の斑点がほとんどないものなど、かなりの変異がある。


ヤマジノホトトギスと一緒に咲いていたので、混同してるかもしれません。その際はご容赦を。


草丈40~70cm、花径2~4cm、花期7~9月。花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘めた思い」など。


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「ヤマジノホトトギス」

2022年09月23日 | 

ユリ科ホトトギス属の多年草「ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)」。


北海道西南部、本州、四国、九州に分布し、山野の林内に生育する。


花は茎先と葉腋に1~3個つける。花被片は6個あり、上部は平開、反り返りはない。紫色の斑点がある。


下部に黄色の斑点がない。3個の内花被片と3個の外花被片は同長で、外花被片の方が幅が広い。


「ヤマホトトギス」と一緒に咲いていたので、混同してるかもしれません。その際はご容赦を。


草丈30~60cm、花径2~5cm、花期7~9月。花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘めた思い」など。


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「キバナアキギリ」

2022年09月22日 | 

シソ科アキギリ属の多年草「キバナアキギリ(黄花秋桐)」。日本固有種で、学名がSalvia nipponica。


本州~九州の丘陵地帯から山地の明るい広葉樹林や林縁などの適潤地からやや湿った場所に生育する。


茎先に出る輪散花序に淡黄色の唇形の花をつける。先が淡紅紫色の雌しべが花冠より長く突き出る。


葉柄は長く、葉は対生する単葉の三角状ほこ形で基部が横に張り出し、縁には鋸歯がある。


秋に桐に似た花を淡黄色でつけることが名の由来。別名のコトジソウ(琴柱草)は葉の形が似てるから。


草丈20~40cm、花径2~3cm(長さ)、花期8~10月。花言葉は「華やかな青春」「可憐」など。


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「キンミズヒキ」

2022年09月21日 | 

バラ科キンミズヒキ属の多年草「キンミズヒキ(金水引)」。


細長い黄色の花穂を「金色のミズヒキ(タデ科)」にたとえたもので、ミズヒキとは異なる仲間の植物。


北海道~九州に分布し、低山、山地の道ばたや原野、草地にふつうにみられる。


草丈30~80cm、花径6~11mm、花期7~10月。花言葉は「感謝の気持ち」「しがみつく」など。


こちらは「ヒメキンミズヒキ」。「キンミズヒキ」と比べると、花は花径5~7mmと小さめで、まばら


につき、花穂は細く、花弁は狭く、雄蕊は5~8個(キンミズヒキは8~14個)。葉先はとがっていない。


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「ミズヒキ」

2022年09月20日 | 

タデ科イヌタデ属の多年草「ミズヒキ(水引)」。


細長い花序が出て、小花をまばらにつける。 花弁はなく、花弁状の萼があり、深く4つに裂ける。


雄しべは5本。 雌しべの花柱は先が2つに裂け、先端は曲がる。 萼片4枚のうち上3枚が赤く1枚が白い。


全国各地に分布し、山地や低地の日当たりのよい林の中や林縁、路傍等に生育する。


この白花種は「ギンミズヒキ」と呼ばれるらしい。


草丈40~80cm、花径5mm前後、花期8~10月。花言葉は「感謝の気持ち」「お祝い」「喜び」など。


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「ニラ」

2022年09月19日 | 

ヒガンバナ科ネギ属の多年草「ニラ(韮)」。別名が怠け者でも育つという意の懶人草(らんじんそう)。


中国原産で、広く畑で栽培される。野生としても空き地や道路脇、畦道や河川敷などに広く分布する。


葉の間から花茎を伸ばし、花茎の先端に半球形の散形花序をつけ、20~40個の白い小さな花を咲かす。


花弁は3枚で苞が3枚あり、花弁が6枚あるように見える。雄しべは6本、子房は3室になっている。


野菜としての旬は4~8月頃とされ、主に食材にする緑色の葉ニラのほか、花ニラ、黄ニラがある。


草丈30~40cm、花径6~7mm、花期8~10月。花言葉は「星への願い」「多幸」「魔除け」など。

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「ツルボ」

2022年09月17日 | 

キジカクシ科ツルボ属の多年草「ツルボ(蔓穂)」。キジカクシ科は旧分類のユリ科から分割。


日本全国で山地、道端、土手などの日当たりの良いところに分布する。別名が参内傘(サンダイガサ)。


花は下から順に咲き、花穂は伸びていく。雄しべは6個で花糸の付け根は扁平。群生することが多い。


卵状の根(鱗茎)は黒褐色の薄皮に覆われる。全草に有毒成分を含み、誤食すると嘔吐、下痢、腹痛に。


薬効があると言われ、球根や茎をすり下ろして湿布として貼り、皮膚病やけがなどに民間薬して使われた。


草丈20~40cm、花径2~3mm、花期8~9月。花言葉は「我慢強い」「あなたの死を悼む」「破局」など。


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「アシタバ」

2022年09月17日 | 

セリ科シシウド属の多年草「アシタバ(明日葉)」。別名が八丈草(ハチジョウソウ)。


日本原産で、関東地方以西の南部、房総半島から紀伊半島、伊豆七島、小笠原諸島岸に分布する。


若葉は、お浸し、酢の物、天ぷら、油炒めに。根茎は「あしたば酒」に、乾燥した葉は「あしたば茶」に利用。


葉は羽状に深裂し、秋には茎の先に大きな複散形花序をつけ、淡い黄色の小さな5弁花を多数つける。


茎は無毛で太く上部でよく枝分かれする。茎や葉は傷つけると黄色い汁が出る。葉柄は袋状に膨らむ。


草丈50~120cm、花径葯1㎝、花期8~10月。花言葉は「旺盛な活動力」「未来への希望」など。


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「ヤブラン」

2022年09月16日 | 

キジカクシ科ヤブラン属の多年草「ヤブラン(藪蘭)」。葉が斑入り(ふいり)のものもある。


和名の由来は、やぶに生え、葉の形がランに似ていることから。別名「ヤマスゲ(山菅)」「リリオペ」。


葉の間から多数の花茎が立ち上がり、花茎上の穂状花序に多数の淡紫色の小さな花を咲かせる。


東アジアに分布し、日本では主に関東以西の本州・四国・九州・沖縄の山野で樹木の下草として自生。


秋には直径5 mmほどの球形の種子を露出して付け、熟すと緑色から黒紫色へ変わり、よく目立つ。


草丈30~40㎝、花径8~12㎝(花序)、花期8~10月。花言葉は「隠された心」「忍耐」など。

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