賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

碁石

2011年01月31日 | 椿・サザンカ
昨年撮影していた椿から「碁石(ごいし)」。

紅地に白斑が入る八重の中~大輪。1739年の「本草花蒔絵」に記載されている江戸期からの古種。
花期は4~5月ということで、4月になってようやく横浜市の「こどもの国」で撮影できました。

その一週間後には町田市の薬師池公園でも。
こどもの国の花はほとんど桃色の地ですが、こちらのほうが地色が紅に近い。
  
薬師池の木は花つきがよく、斑がほとんどない花や斑が大きく広がったものなど、バラエティ豊か。

岸辺の桜葉

2011年01月29日 | 椿・サザンカ

横浜市のこどもの国・椿の森で昨年3月27日に撮影した「岸辺の桜葉」。

金属様の光沢がある朱紅色の一重、ラッパ咲き、筒しべの中輪。花期は3~4月。
花弁の縁は大きく波打つ。葉は二重鋸歯の桜葉で葉面が樋状に中折れするものや縁が波曲するものが混在。
関西地方から入手した園芸品種の実生で、主な生産地は横浜。
  
4月11日に行った時にも咲いていました。
その前2年間は傷みの激しい花を一度見かけただけでしたので幸運な年でした。はたして今年は…。

秀蘭

2011年01月28日 | 椿・サザンカ
横浜市のこどもの国・椿の森から。
  
2010年4月11日に1輪だけ咲いていた「秀蘭(しゅうらん)」。
鮮やかな桃地に底白の一重、盃状~ラッパ咲き、筒しべの小輪。花期は2~4月。ピータパンの実生。

こちらが親の「ピーターパン」。
2010年3月22日に茅ヶ崎市の氷室椿庭園で。

  
次は2010年4月4日撮影の「花かんざし」。
桃紅色の八重~蓮華咲き、ユキ芯の大輪。花期は2~5月。弁数は15枚ほど。
濃黄色の雄しべは散開して梅芯状となる。雄しべの一部が弁化して二段咲きになることがある。


エナガ

2011年01月27日 | 野鳥
里山を歩いていると頭上どこからか、コツコツコツと…。

見上げると樹上には飛んできたばかりの「エナガ」たちが5、6羽。
  
幹から幹へ、幹から枝へ、枝から枝へとめまぐるしく動き回ります。
  
1羽が木を移ると、その近くの木へ入れ替わり立ち代り、徐々に視界から遠ざかります。

「エナガ」たちが去った後、また、コツコツと…。
いつの間にか「コゲラ」が真上に来ていて、枝を突いては木片を飛ばしていました。

ジョウビタキ♀

2011年01月26日 | 野鳥
鶴見川沿いをチャリンコで走っていると、対岸から飛んできて前を横切った鳥。
    
飛んできたのは「ジョウビタキ」ちゃん。杭の上でひと休み。
  
もう一本先の杭へ移って、ちょっとだけよと「見返り美人」のポーズでしたが、タイミングが…。
ランニングの人の足音が聞こえてバイバイしました。

モズ

2011年01月25日 | 野鳥
鶴見川沿いの薮。通り過ぎてからアレ? チャリンコを止めカメラを取り出し後戻り。

「モズ」くんでした。
  
ちょっと飛んで薮の中へ。揺れ動く茎を目当てに見えるところへ私も移動。
  
「見返り美人」のように、チラリこちらを振り向いて、さらに奥へと行っちゃいました。

カワセミ

2011年01月24日 | 野鳥
  
23日の鶴見川。枝に止まっているのを見つけて3枚撮ったところで飛び込み。
  
キッチリ獲物を捕らえて少し前方の枝で食事。抜き足、差し足で近づきましたが感づかれて…。

下流のほうではめずらしくコサギたちが集団で。

みゆかり

2011年01月23日 | 椿・サザンカ
今回も横浜市のこどもの国・椿の森から2種。
  
2010年4月11日に撮影した「みゆかり」。濃い緋紅色の地に白斑が入る一重の筒咲き、中輪。
  
こちらは「みゆき」。こどもの国のプレートはひらがなで表記されていますがデータは見つかりません。
ネットで検索して「深雪(みゆき)」というのを見つけましたが、そのデータは、
「移り白、八重・牡丹咲、中輪、晩春咲、大山町民家栽培種、1980年代牧野光六発表(富山)」。
ひらがなの「みゆき」と同じような気もしますが、どうでしょうか?。

八尾絞(やつおしぼり)

2011年01月22日 | 椿・サザンカ
昨年3月27日に横浜市のこどもの国・椿の森で撮った椿を2種。
  
「八尾絞(やつおしぼり)」。手持ちの本には記載がなくネットで検索しても見つかりません。
淡交社刊の「日本の椿花」には「八尾錦(やつおにしき)」という品種があり、撮影データを探してみたら
2009年4月4日にこどもの国で撮っていました。

こちらがその「八尾錦」。
白地に淡桃色の縦絞りや小絞りが入る宝珠~八重咲き、ユキ芯の中輪。花期4月。
ほとんど同じように思えるのですが、木にかかっているプレートは間違いなく「絞」と「錦」になっています。
  
もう一種が「砺波絞(となみしぼり)」。これも品種データが見つかりません。
見比べると違う品種のように思えてしまいますね。撮影時刻が1時間以上違いますので
別の場所に植えられていたのだと思います。(すでに記憶がない…)

こちらは昨年の1月24日に撮影していた「砺波絞」で、上の2枚目のほうと同じ木の花でしょうね。
今回の2種は名前から富山産の品種だと思います。

カワセミ 3

2011年01月20日 | 野鳥
さらに続き。
  
尻尾が見えてる最後の1枚。叩きつけたりしていたのが約3分間。飲み込み始めて1分弱。
1枚目から2枚目の尻尾が見えなくなるまで15秒。(いずれもカメラの撮影時刻から)
ここまでの観客は私一人だけ。
  
散歩のご夫婦が3組、帰宅途中のご婦人や自転車を止めた小学生の男の子などが入れ替わりで観客に…。
カワセミもチラチラと目には留めているようです。
何度か見ているらしいご婦人も飛び去らない様子に珍しいですねと不思議そうに小声で。
大きい魚を食べたので腹ごなしでしょうと私は普通の声で。

その後、正面から見ていた小学生のほうへ私も移動。
図鑑では見たけど実物は初めてとジッと見ていました。

そして元の位置へ戻って何枚か撮った最後の1枚。
対岸でのぞき込んだ人がいてさすがに飛び立ちました。
最初見たときから17分ちょっとのショーでした。

カワセミ

2011年01月18日 | 野鳥
4時過ぎの鶴見川。

目に入ったのは自分の背丈ほどある獲物をくわえた「カワセミ」。
  
大きく振り上げてコンクリートに打ち付けます。
  
くちばしを開けて背と腹を上下に入れ替えては押しつぶし、頭と尾の間も順に押しつぶします。
  
そしてまたコンクリートに! カワセミ流サカナのタタキ。

骨は寸断、身もこなれ、本日のディナー完成のようです。


ツグミ

2011年01月17日 | 野鳥
今シーズン初登場の鳥さんを。

まずは「ツグミ」。
  
近づくとトットコ、トットコ。止まると向こうも止まります。
止まっては連射を繰り返した中に、口を開けて黒い種のようなものを吐き出したシーンがありました。
  
お次は「ジョウビタキ」のオス。
手前の小枝がジャマで何とかピントが合った中の2枚。

玄海の誉

2011年01月15日 | 椿・サザンカ
横浜市のこどもの国・椿の森から「玄海の誉(げんかいのほまれ)」。
  
淡桃色の一重、筒咲き、筒しべの小~中輪といったところでしょうか。弁脈がうっすらと表われています。
木もそれほど大きくなく、昨年行った時に咲いていたのは2輪だけ、その前の年も2輪でした。
実は手元にある本にはこの品種は記載がなく、ネットで検索しても見つかりません。
唯一ヒットした画像は白い花でした。

こちらは2009年3月に初めて撮った「玄海の誉」。