賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

バラ 「ロサ・ルゴサ‘スカーレット’」 「ロサ・ルゴサ・スカブローサ」

2014年12月31日 | バラ
神代植物公園の原種バラコーナーから、原種「ハマナス(Rosa rugosa」)の交雑種を。


「ロサ・ルゴサ‘スカーレット’」。和名は「ベニハマナシ」
  
花は紅色で一重咲き。耐寒性に優れた種。
日本の育種家、鈴木省三氏が作出したが交配親、作出年等は不明。

  
「ロサ・ルゴサ・スカブローサ」は英名Scabrosa。
形態はハマナシと同じで全体が大型化した種。花色は濃い紫紅色で後に退色する。
1950年にジャック・ハーネスにより紹介された。
(品種名のロサ・ルゴサとハマナシの表記は園の案内板に合わせました)

「ハマナス(ロサ・ルゴーサ)は2009年5月22日に載せています。



ツバキ「臘月」 看々臘月尽

2014年12月30日 | 椿・サザンカ
11月7日に神代植物公園で撮影したツバキ「臘月」。
  
「臘月」はすでに2回掲載していて、2009年には1月1日に載せていました。

今回は陰暦の12月という本来の意味から、
看々臘月尽(みよみよ ろうげつ つく)という禅語を
見つけましたので…。

「月日の流れの早いことをよ~く見なさい。もう十二月も終わってしまいますよ」
という意味で、
人生もあっという間、時間を無駄にしてはなりませんよという戒めですね。

バラ 「プリンセス・タカマツ」 ほか

2014年12月29日 | バラ
5月14日の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」から。

  
「プリンセス・タカマツ(高松)」。1974年に作出されたハイブリッド・ティー。
作出者は河野義人氏で、高松宮妃喜久子様に捧げられたバラ。

  
「プリンセス・シビル・ドゥ・ルクセンブルグ」。
2010年にフランスのピエール・オラールが作出したシュラブ。
赤紫色が印象的な平咲きの中輪で、スパイシーな強い香りがある。

  
「プリンセス・クレア・ドゥ・ベルジック」。
2013年にオランダのヤンスペックが作出したシュラブ。
ソフトピンクの丸弁カップ咲き。甘くフルーティーな中くらいの香りがある。
ベルギーのクレア王妃の名前より命名されたバラ。



ヒビスクス(ハイビスカス)の仲間

2014年12月28日 | 
神奈川県立フラワーセンター大船植物園の鑑賞温室で、10月24日に撮影したストック画像の中から。

「アマン」


「アムール(アモール)」


「インペリアルパープル」


「クリスタルピンク」


「チェリー」


「パープルクリスタル」


「レッドドラゴン」

バラ 「ムーンライト・セレナーデ」 「やすらぎ」

2014年12月26日 | バラ
5月14日の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」から。

「ムーンライト・セレナーデ」。
  
大畠発男氏が作出したハイブリッド・ティー。

プレートには1922年の作出と記されていましたが、1992年じゃないかと思われるのですが…。
  
こちらは今秋、11月7日の神代植物公園と10月20日の花菜ガーデンの「ムーンライト・セレナーデ」。
神代植物公園では国際ばら新品種コンクールの入賞花のコーナーにあり、金賞とありました。

  
同コーナーで撮影の「やすらぎ」も大畠発男氏が作出したハイブリッド・ティーで銅賞を受賞。



ハイビスカスの仲間 「フウリンブッソウゲ」 「ヒビスクス・アーノッティアヌス」

2014年12月24日 | 
神奈川県立フラワーセンター大船植物園の鑑賞温室で、10月24日に撮影したストック画像の中から、
ヒビスクス(ハイビスカス)の仲間を。

「フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)」。
  
垂れ下がった枝の先に、深く裂けて反り返った花をつける。そこから下方に向かって花柱が長く突き出す。
花色は鮮やかな赤や桃色が中心。インド洋のザンジバル島が原産といわれる。

  
「ヒビスクス・アーノッティアヌス」はハワイでの交雑種。
背丈が3~9メートル、花弁の長さが5~10cmと、ヒビスクス属の中でも大柄な部類で、
白色の花から10~15cmの紫紅色の長い花柱が突き出る。

バラ 花見川

2014年12月23日 | バラ
5月23日の「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」から。

「花見川」。
  
1985年に京成バラ園芸の鈴木省三氏が作出したクライミング・ミニチュア。
サーモンピンクの丸弁平咲きで香りは微か。

枝はまっすぐに伸び、枝全体に花がつき、その重みで枝垂れる。



ツバキ 「大白玉」 「大徳寺白玉」 「弁天白玉」

2014年12月22日 | 椿・サザンカ
11月7日に神代植物公園で撮影したツバキを3種。
  
「大白玉」。
今シーズンは10月25日に大船植物園で撮影した花を載せました。
その前は2013年12月17日2008年11月25日に薬師池公園の花をのせています。
神代の「大白玉」は初めての撮影でしたので今回取り上げました。

1種だけでは何となく寂しいので、例によっての“白玉”つながりで

「大徳寺白玉」。
今年2月12日2月6日、そして2013年3月8日と短期間のうちに4回目の登場です。


もう1種「弁天白玉」。
こちらも今年2月12日に薬師池公園、2013年3月28日には神代植物公園で撮影した花を載せています。
この時に葉っぱだけを載せた2009年12月16日のページにリンクを張っていますので、
こちらも実質4回目の掲載になります。



バラ 「つる・オレンジ・トライアンフ」 「ハンザ」 ほか

2014年12月20日 | バラ
オランダで作出されたちょっと古いバラを。
まずは5月28日に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影した3種。
  
「つる・オレンジ・トライアンフ」。1945年にM.Leendersが作出した赤のクライミングローズ。
1937年にドイツのコルデスが作出したポリアンサ「オレンジ・トライアンフ」の枝変りでしょうか。

  
「ハンザ」は1905年にSchaum&Van Tolが作出したハイブリッド・ルゴーサ(Hrg)。
紫色がかったローズ色の八重咲き大輪で花弁数は60枚くらい。ロゼット咲きだが花形は乱れている。
ハマナス系特有の強い香りがあり、葉にはしわが多く、大小の針状のとげが多い。


「オレンジ・センセーション」。
光沢のある赤みを帯びた橙色のフロリバンダで、1961年にde Ruiterが作出。

  
ポリアンサ「ゴールデン・サーモン・スペリエール」もde Ruiterが1929年に作出。
オレンジ色の八重咲きで「ゴールデン・サーモン」の枝変り。
こちらの撮影は5月30日の神代植物公園。



サザンカ 「不二の雪」 「敷島」 「静海波」

2014年12月19日 | 椿・サザンカ
11月7日に神代植物公園で撮影したサザンカからカンツバキ群を3種。

「不二の雪」は津田又三郎氏が選出・命名の肥後サザンカ。
  
白色の八重~千重咲きで中輪。花期は11~12月。
蕾のときは先端が桃紅色、咲きはじめは内弁が宝珠状に抱え、後に雄蘂が現われる。


「敷島」は宍戸弥次郎氏が選出・命名の肥後サザンカ。
  
紅桃色の八重~千重咲きで中輪。弁縁が切れ込み、満開時には雄蘂が見える。花期は11~12月。


「静海波(せいかいは)」は熊本市で栽培されているが、肥後さざんか協会の認定品種にはなっていない。
  
白色で外弁の裏が桃色を帯びる。千重~獅子咲きの中輪で花期は11~12月。

バラ 「カッセル」 「ニンペンブルグ」 「ブラック・ボーイ」

2014年12月18日 | バラ
ドイツのコルデスが作出したバラを。

5月30日に神代植物公園で撮影した「カッセル」。
  
1957年に作出したハイブリッド・ムスク系の朱色のつるバラ。強い香りがある。


「ニンペンブルグ」もハイブリッド・ムスク系のつるバラで1954年の作出。撮影は5月28日の大船植物園で。

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「ブラック・ボーイ」も大船植物園で撮影。
1958年に作出したモスローズ系統のオールドローズで半つる性。
ダークレッドの八重咲き、中輪。強い香りがある。
撮影したのはこの1枚だけでモス(苔)の具合はわかりませんが、トゲが多い特徴は見えてます。



サザンカ 「豊麗」 「三国紅」 「富士の峰」

2014年12月17日 | 椿・サザンカ
11月7日に神代植物公園で撮影したサザンカから。

「豊麗」は1970年前後に熊本市から発売されたサザンカ品種群の品種。
  
白地に紫紅ぼかしの一重で小輪。花期は11~12月。
肥後さざんか協会の認定品種ではないが、比較的広く栽培されている。


「三国紅(みくにこう)」もサザンカ品種群で江戸産。1841年の「古今要覧稿」に記録がある。
  
暗紅色の一重で中輪。花期は11~12月。


「富士の峰」はカンツバキ品種群。
白色の千重咲きで中輪。花期は11~1月。明治初期に関西から広まったといわれる。
何となく名前に記憶があったのでブログ内を検索したら2008年11月21日
2007年11月13日に川崎市緑化センターで撮影した花を載せていました。
それと、同名の牡丹もありました。

バラ 「メイ・クイーン」 「ガーデニア」 「ドクター・W・ヴァン・フリート」

2014年12月16日 | バラ
アメリカで作出されたハイブリッド・ウィクラナ(HWich)の系統を3種。
HWichはテリハノイバラに由来する系統でつる性となりランブラーとして扱われる。

5月28日に大船植物園で撮影した「メイ・クイーン」。
  
1898年にW.A.Mandaが作出。
ライラック色を帯びた淡桃色で半八重のクォーター・ロゼット咲き。咲き進むとライラック色が濃くなる。
芳香がある。

  
「ガーデニア」も同じくW.A.Mandaが1899年に作出。撮影も同日同所で。


「ドクター・W・ヴァン・フリート」は1910年にVan Fleetが作出。
  
ライトピンクの花色で花弁数は17~25枚。芳香がある。
バラの栄誉の殿堂入りした「ニュー・ドーン」は本種の枝変り。
撮影は5月30日の神代植物公園で、プレート記載の系統はLCl(ラージ・フラワード・クライマー)でした。



サザンカ 「光源氏」 「明行空」 「大空」

2014年12月15日 | 椿・サザンカ
11月7日に神代植物公園で撮影したサザンカから、
山崎貞嗣氏が選出・命名した肥後サザンカを3種。
  
「光源氏」は白地に紅ぼかしの一重で中輪。花弁にしわが目立つ。花期は11~12月。

  
「明行空(あけゆくそら)」。
白地に桃紅ぼかしの一重で抱え咲きの中大輪。花期は11-12月。

  
「大空」は白地に淡紅色のぼかしが入る一重の平開咲きで極大輪。花期は11~12月咲き。

バラ 「アーデル」 「バーナビー」 「カルメネッタ」

2014年12月14日 | バラ
「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」から、
カナダで作出されたバラを。

10月20日に撮影した「アーデル」。
  
J.H.Eddieが1957年に作出したハイブリッド・ティー。
検索しましたがバラの品種についてはヒットしませんでした。
唯一、世界一のバラ園・バラのリスト・INDEXに記載がありましたが、
花色が白となっていて(?)付きの掲載なのですが…。


同じ作出者の「バーナビー」も同じ日に一輪だけ撮影していました。
こちらは1959年作出のハイブリッド・ティーで、2013年7月27日
野津田公園バラ広場の花を掲載済みです。

  
「カルメネッタ」は1923年にI.Prestonが作出したシュラブで、「ロサ・グラウカ」の交雑品種。