自然を愛して

田舎暮らし

海から見た石見銀山

2012-08-21 15:07:32 | Weblog
世界遺産登録5周年事業の[沖泊-鞆ケ浦]漁船クルーズが6月26日~8月26日(日)曜日まで1日3回温泉津港から出航しています。
休暇で帰省した息子、夫と一緒に鉱山発見の海路を体験しました。
1,526年に博多の商人・神谷寿亭が日本海を航行中、光り輝く仙ノ山を見て銀山を発見したと伝えられている“石見銀山スポット”を
14トンの漁船で温泉津港から巡りました。
爽やかな海風にあたりながら銀の積出港(沖泊、鞆ケ浦)のリアス式海岸の絶景を眺め、また海の彼方の山並みはグラデーションが美しく
仙ノ山、三瓶山が薄く見えたときは感激しました。

◆ライフジャケットを着て乗船                         ◆沖泊                          ◆船旗は石見銀山マスコット「らとちゃん」です


◆紺碧の海に白波、水平線に青空のコントラストが素晴らしい       ◆山並みが美しい仙の山近く           ◆男三瓶(1126m)をはじめいくつかの峰が環状に連なっています。

                              
                            ◆貨物船は温泉津で採掘している珪砂を運ぶため停泊しています。

パンフレットのスポットガイドには三瓶山、仙ノ山、鼻ぐり岩、温泉津、琴ケ浜、鞆ケ浦、沖泊となっていましたが、
ガイドさんが船上から見える景色を全部詳しく説明してくださいました。
《温泉津の櫛島、鵜丸城、日祖の海岸に神様が上陸され西田で落ち着かれヨズクハデを教えたこと、矢滝城山跡、矢筈城跡、
湯里には湯氏の城址があったこと。幻の港町古龍は沖泊が混んでいるとき積み出港に使ったこと。
高い鉄塔が建っている仁摩町馬路の山は高山。鼻ぐり岩は、今は水面に見えているのは1ヶ所だけで多くは海中にあることなど》
また、運の良いときはイルカにも出会えるそうです。
下船するとき皆さんは楽しそうに船首でタイタニックの映画のように両手を挙げて写真を撮っている人もいたり
我が家の親子も満足していました。

5年前制作したホームページですが、各々の場所を簡単に説明しています。
http://www.iwami.or.jp/ken-naka/