自然を愛して

田舎暮らし

桜見物

2008-04-15 01:23:43 | Weblog
今年の桜見物は出雲地方の斐伊川堤防桜並木か石見地方の三隅太平桜(樹齢660年国指定天然記念物)を見たいと思っていましたら、パソコン講座で知り合った人のホームページを見て、邇摩の健康公園の桜がきれいなことを知りました。我が家から車で15分で行ける仁摩町のサンドミュージアムの側にあります。
島根に住んで5年になりますが、一度も話題になったことがありません。9号線から少し奥に入っているのでわからないのでしょう。
桜並木は満開で川のほとりと丘にもあります。山の頂上には「あずまや」があって、そこから遠くの銀山積出港の鞆ヶ浦と宅野港が良く見えました。
上から見る満開の桜も美しく、桜は日本のもっとも馴染みの深い花だけあって素晴らしいです。
山を下りながら花びらを観察しましたが、樹全体を見るのと違って深みがあります。「優れた美人」と言われるだけあって魅了しました。
今は花吹雪か花びらのじゅうたんになっているでしょう。お奨めスポットです。


3/26日~4/8日まで今井美術館で開催された「再興第九十二回院展」を鑑賞しました。作品の中には何点か桜の画がありましたが、その中でも花びらが印象に残った作品は西田俊英氏の「惜別・櫻」です。遠く離れて見ると光り輝いているのです。作者によっていろいろな桜の捕らえ方を見ることが出来ました。文学も万葉集に始まり昔からの多くの作品を親しむと楽しいでしょうね。


                      

4月月26日から東宝系で公開されます「砂時計」を記念にして
サンドミュージアムで主題歌を担当する「いきものがかり」のミニライブが開催されます
4月16日(水)午後12:30開演です。

                            

母の教訓(さくら編)
   子供の頃、母の話の中から心に残っている言葉があります。
 Ⅰ. アメリカ初代大統領ワシントン
   子供とき桜の木を切って父親に言うと怒られることを覚悟で正直に話したら、かえって褒められたこと。
   (嘘をついてはいけないと諭されました。)

 Ⅱ. 親鸞聖人(浄土真宗)
   9才の春、出家得度の意を固められ一首の歌を記された。
   「明日ありと 思う心の あだ桜 夜半に嵐の 吹くぬものかは」
    明日まで命があると誰が保障してくれるでしょう。出来ることは直ちにやりなさい無常の嵐が吹く前に(訳)
   (何事も明日々と言って日にちを延ばしてはいけないと諭されました。)