自然を愛して

田舎暮らし

文化の日の島根県立美術館

2009-11-04 21:40:53 | Weblog
県立美術館では10月1日より11月9日まで出光美術館の所蔵「桃山・江戸の美」開催されています。
文化の日は『ファミリー感謝デー』イベントがたくさんあり、その日に併せて行きました。

1.NEWバックヤードツアー
2.「桃山・江戸の美」クロスワードクイズ
3.宍道湖スケッチデー
4.美術館マジックショー
5.「掛軸のあつかい方」ミニ講座
6.ぶっピィ屋
 (日本海テレビの人気キャラクターぶっピィがやってきた)
7.美術館シネマシアター(チャップリンの名作上映)

上記のうち私は1番2番5番に参加しました。

■NEWバックヤードツアー
普段見ることができない裏側を学芸員が説明して下さいました。セキュリティが厳しく収蔵庫まで到達するまでに3回あって扉も重厚です。
2回目のセキュリティがかかっているところからは部外者は入出禁止のため離れた所から見学しました。
床は作品にカビが付かないように小さなゴミも寄せ付けない工夫がしてあるそうです。
作品の搬入の場所、温度調節、作品を1日寝かせる所、虫が付かないように消毒する場所、作品を観る台など、
また小道具、パンフレットの置き場所などきれいに整理されていました。

■「桃山時代・江戸時代美」クロスワードクイズ
桃山時代は、日本美術史上、最も豪壮で華麗な美に彩られ、続く江戸時代はさまざまの画派が登場して、多種多様な造形が生まれました。
狩野派の金碧障塀屏画や、琳派、肉筆浮世絵、文人画、茶の湯の美術など出光美術館の珠玉の名品82点の中からクイズです。
クイズに挑戦するのは初めてですが、問題を解くためのヒントがあり簡単でした。
作品の小さな蜘蛛、二重まぶたの目など見逃してしまいそうなところまで観察しなくてはならないということがわかり、次回からの鑑賞に大変役立ちました。

■「掛軸のあつかい方」ミニ講座
一番聞きたい講座でした。
掛軸の各部の名称図のプリントを頂き、形式に関する基礎知識の説明や、掛軸の掛け方、片付け方のコツを教えていただきました。
片付け方は軸先を両手に持って上の一文字のところまで巻き上げます。左手で掛軸を持ち、右手で巻緒を巻紙の上から巻いていきます。
そして、巻緒を掛緒にくぐらせ、反対側も掛緒にくぐらせます。実習もありましたが、紐(巻緒)の結び方を写真に撮っていた人がいましたので、
私も結びの順序を写真に撮らせていただきましたので家の掛軸で練習したいと思います。今まで適当に結んでいましたのでとっても役に立ました。



■宍道湖の夕日
2日の山陰地方の上空は真冬並みの強い寒気が流れ込んだため、山間部は初雪が観測されました。
今日は夕陽は望めないと思っていましたら、雲間からわずかに光が差してきましたので美術館の外に出て撮影しました。
太陽が完全に出ていないので早めに帰りましたが、後15分待っていたら明るい良い写真が撮れたでしょう。
残念ですが、また宍道湖の夕日に期待しましょう!