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おじい様の独り言

地球一周ウオーキング(4万キロ)に挑戦、 2018.1 目標達成
『おじい様・・』は孫との会話中に 生れた固有名詞です

名言 祖母の一言

2008-08-12 | 家族のこと

  幼少時代に  神戸市の戦災を避け 母 の里 山口県 田布施町に疎開。日課は魚釣り(小川での うなぎつりは得意とした) 虫取り(夏休み宿題は 昆虫の採集  蝶の採集標本は得意とした)等 戸外活動に熱中した。
 (前列右より四人目〉岸信介さん佐藤栄作さんの二人の総理と同窓。今は統合廃校となった名門小学校?を昭和26年卒業。 ある日 釣り上げた魚を魚篭に集め 帰途 突然 魚のパタパタ 苦しむ音が可哀想になり 気になった。それ以来「命」「殺生」について 少し深刻に 考え込むようになり 魚釣り小鳥採り昆虫採集を止めた。

「何をそんなに 悩んでんの!食べる殺生は仕方のないこと 食べない殺生は 止めたらいい」「人は 毎日 多くの生き物を食べ 生きてるんよ 感謝はしないと。 だから食前に イタダキマスと感謝するんよ」 少し落ち込んだ様子に 気が付いた祖母が 即座に 小生に発した言葉である。 合理的で 現実的な この言葉により 真剣に悩んでいた呪縛から開放された。このこと 何故か今でもよく思い出す。

父の戦死により 山口で 母が教員になり 小学 中学は「ばあチャン子」で育った。おばあチャンは 明治生まれのインテリで気骨があり いろんな事を学び 感化を受けた。  祖母と二人一緒の写真をアルバムで探したが 中学の入学式の記念写真しか見あたらない。学校の行事に 母に代わり 祖母が出席していたことは 記憶にはない。  古希を迎えたせいか 「おばあチャン」とのこといろいろと思い出した。   最後列 一番右が祖母

                                         独り言

 以来 理由なく 虫は殺さない。今でも 食べるとはいえ 生簀料理は苦手。

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短冊

2008-07-07 | 家族のこと

         

今夜は七夕 ササの葉に飾った ”短冊”が随所に見られる。母の遺品の中から  母方の祖父の短冊が出てきた。祖父は ホトトギス派に属し なにかの時に 俳句つくりに親しんでいたと聞く。

   初孫も 祖父の干支とや 竹の春  千坊                 

短冊のウラには 【初孫の生誕を祝し  昭和戌寅八月】 とあるおじいさま(固有名詞です)の 誕生日に 祖父が一句したためてくれたもの。

    薫風や神の・・・・・・ は母宛で 日付より 父母の結婚式当日の 一句と推測される。

この句が詠まれて 既に 70年の歳月。残念ながら 干支が同じということもあり 随分可愛がってくれたと聞いたが この句を作った 三年後 他界 自分には記憶はない。

                                                                           独り言

このおじいさんのDNAを継いでいるなら もう少し達筆で文才がある筈なのに。

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 母べえ 

2008-03-05 | 家族のこと

 評判につられ 吉永小百合主演 映画「母べえ」見物に三宮(神戸国際)にでかけた。

 昭和十年代 日中戦争が泥沼化しつつある時代 夫が治安維持法で検挙された母親が 夫のいない苦難の日々をしっかり者の長女 天真爛漫な次女を育て 困難を乗り切ってゆくという物語。同時代に 幼少時代をすごしたので  当時のいろんなシーンを60年以上も経過しても 身近に はっきりと 思い出した。《物資不足 食糧難 配給 学校の朝礼 出征兵士 赤紙 空襲 貴金属供出 隣組 欲しがりません勝つまでは 進駐軍・・・・》など 見終わってから 亡くなった母がオーバーラップした。食べるが精一杯の時代  母親一人で二人の子供のために頑張りぬいた がんばりやでつよい人。夫が亡くなり 生活のため 急遽 小学校の教員生活をして 二人の兄弟 姉妹 を育てたのは全く同じ。 

                                         独り言

 終戦(昭和20年)は確か小学校1年。父が戦死 母も学校教員になった。 映画館でシルバー料金を申し立てたら「よろしければなにか年齢のわかるものありませんか?」 まだ60歳以下に若く見えるのか? うれしいような・・・・。

 

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記念日

2008-01-12 | 家族のこと

 

 先日 「今日は何日?」 「宵エビス ちがう?」 最近の おばあさまとの対話。

「そうなら今日は何の日?」 毎年過ぎてから 後で気がつく記念日。

 毎年 関心なかったし 意識もしなかった。  調べてみたら 世間的には 大変な記念日ということがわかった。

1周年 紙婚式  2周年 綿婚式  続いて年毎に 革婚 花婚 木婚 鉄婚 銅婚 青銅婚 陶器婚 10周年 錫婚 ・・・・

 15周年 水晶婚式   20周年 陶器婚   30周年 真珠婚・・・・・

 40周年 ルビー婚  45周年 サファイア婚  50周年 金婚式 

 55周年 エメラルド婚  60周年 ダイヤモンド婚  75周年 プラチナ婚 

 それぞれの記念日に プレゼント等と考えると 徐々に 高価な貴重品へと変わり ホントニ 大変なこと。 無関心 無意識 無視で 良かった 助かった?

とはいえ  今年は思い切って 黄色の薔薇の花を 購入 プレゼントした。

 生まれてはじめて 薔薇を買いに。 面映さは 免れず 花屋のおばさんが「黄色のばらは 幸せの花ですよ!」 いい年して 照れた。

 独り言

 来年より 記念日 忘れずに 覚えておき 毎年 本数増やしてゆくか。

 

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 蕎麦徳利

2007-12-30 | 家族のこと

 ほんとに早いもの 07年の大晦日。大晦日に年越し蕎麦を食べる習慣は「細長く達者に暮らせるように」の意味があるらしい。

 先に取り上げたこともある 母方の祖父のこと。

  色んな遺品の中に写真のやきものがあった。調べてみると  《蕎麦徳利》らしい。  

    骨董が趣味と母から聞いていたこと もあり  半世紀以上も 古い よろい櫃に眠っていた ”そば徳利”とはどんな使われ方をしたのか 少し興味が沸いている。                                        

 祖父は 当時  ホトトギス派『千坊』なる俳号を有していたが  六十七年前 小生がうまれた間もなく他界した。 初孫の小生の干支と 同じ寅だった事を詠んでいる。

       《 初孫も 祖父の干支とや 竹の春    千坊 》 

              短冊の裏に 〔初孫の生誕を祝す〕とある。

   独り言

 世間的には 政治 経済をはじめ 世相も最悪の年であったとおもう。

 個人的には 「楽せず 苦労せず 体調良く 結構いろんな楽しい思い出のつくれた年」    各方面に 感謝 感謝。

 

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ゴメン!あの時は。

2007-12-04 | 家族のこと

 ここ1週間 ”喪中につき新年のご挨拶 ご遠慮します。”の葉書が届き始めた。

昨年は 母が九十五歳で亡くなり 新年挨拶欠礼の葉書を出していたこと思い出す。

昨日の朝刊に 老人の介護についての記事があった。

【同じ事を何回も聴いていらいらしたり、忘れたことを責めたことありませんか。

置き場所を忘れたのに「物を盗られた」という場合は、「そんなことないはず」と否定するのではなく、ひとまず一緒に捜してあげてください。】

 母は晩年目が不自由となり老健に入院していた。

毎週 日曜午後1時 逢いに行くのを 楽しみにして待ってくれていた。

 彼女の好物(寿司が多かった)を持参し。昔話やタイガースのこと たわいない いろんな話をして二時間くらい過ごした。

帰り際 「また来るよ!」    「 ありがとう 待ってるよ。」 次回の食べたいもののリクエストを聞いて 帰る。

 部屋を出て廊下で  大声で「お父さん お母さんいつも 有難うね!」が もう一度 いつも聞こえた。 

 母に 小生のこと「お父さん」と 呼ばれることは 今考えると少し・・・

あるとき 「何か物が無くなった 看護士が隠したのでは」と訴えられたことがあった。

それに対して感情的になり 叱ったことがある。今から思えば新聞に書いてあるとおりだ このことを知っていたならと悔やまれる。

 独り言 

 ムキになるのは間違いでした。 あの時はゴメン!。

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あの亀どこ行った。

2007-10-16 | 家族のこと

 

 8月26日 「心当たりある方へ」で紹介した亀は あれから二ヶ月になろうとしているのに行方不明。飼育用なので餌もあたらずにと 考えると悔しい つらい。

一度はお隣さんの御好意で生還していたのにホンのちょっとしたスキに再度家出して。

 前前回絵本「ビビ」の紹介(サプリメントが届いた)をしたが気持ち的には田川さんのようにうまく表現できないが「猫」と「亀」の違いはあるが心境は全く相通じるものがある。 

 

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心当たりのある方へ

2007-08-26 | 家族のこと

 

  

       おなじ階の皆様へ

     亀さんをベランダで見つけました心当たりのある方は ・・号のWまでお願いします。

 

 10日前より いそうろうの亀が行方不明になり いくら探しても見あたらず 夏休みでこちらに来ていた孫のEMも がっかりさせていた。

猛暑が続き正直もうあきらめていた。

ところが昨日 達筆できれいな手紙がポストに入っていた。

喜び勇んで早速引き取りにお伺いして無事保護ということになった。

お盆休みでお留守も多く皆さんがそろう日まで待っていたとの事。

当にWさんには感謝の言葉もなかった。この間 Wさん餌まで購入されて保護されていたのである。

ところが引き取り直後 水槽掃除中のほんのわずかな隙 またまた行方不明になった。

 神隠しなのか? 落ち込んでいる。

       帰宅直後 ホントニ 何処へ

 

 

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熱い 夏休み 

2007-08-22 | 家族のこと

  

 

 暑いと言うより熱い! 残暑が続く中 残り少なくなった夏休みを利用して 「ワガママ王子」が やってきた。

春休みは希望により 姫路城 比叡山 万博公園の太陽の塔など見物。

今回は 宿題レポート作成のアシストかねて 奈良東大寺をリクエストしてきた。

奈良は盆地で暑さはさらに厳しいが少し重い腰を上げた。お陰で半世紀ぶりに大仏さんを拝むことが出来た。

彼の関心事は当然”大仏像”であったが”鹿と人との共生”に関心を示していた。

中学生になり少し成長したかと思うこともあるが 相変わらずの 究極の望みはビートルズのCDと 恒例の回転寿司"くら"の食事 まだまだ・・・・。

 自己中ながら 少し宿題もして帰っていった。

  

      名物 柱の穴くぐり成功

    

                               撮影 emiya

             

 

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墓参りですっきりしたこと

2007-08-14 | 家族のこと

 

お盆なので弟夫婦 妻と四人 墓参り。

 七年前 (2001年)に 昭和21年 39歳で 戦死した父親のお墓を 西宮市に移設した。「お父さんは50年も前に戦死で遺骨も帰ってこなかった。当時自分としては永代供養と 出来るだけのことをしたので貴方は形にとらわれず気持ちで おとうさんのこと拝んでいなさい」と言い続け 新たなお墓を作ることにあまり乗り気をみせなっかった。

とはいえ父が永代奉られていた 富山のお寺まで出かけたものの 時の移り変わりで住職も三代 代りで 記録をもとに移転を完了。

当時は母は体調を崩し入院していた いよいよ墓標その他を具体的に決める段階で 正確な父の戒名が必要となる しかし母が大切に持ち続けていたと聞いていた位牌の行方が判らない。

病床の母の記憶を頼りに聞き取りをした。母の一周忌に住職さんが 親父さんの戒名に「すごい立派な戒名です うちの寺ではトップクラスクラスですよ」と聞かされた。そのことは母の法事のとき50年を過ぎて初めて判った。

 実は父の戒名墓標は病床の母の記憶よるものであった。母は昨年 父の位牌の置き場所確認することなく永眠した。

昨年母の死去により仏壇を購入 同時に母の位牌と父の新たな位牌を作成した。

僧侶の戒名の話以来 高齢の母の記憶が間違いでなければよいがと心配をしていた。

昨年母は95歳で他界し父の故へ。奇しくも昨日墓参りの後 弟より 母の遺品のより 行方の判らなかった位牌が出てきたと正確な戒名がファクスされてきた。

母の記憶はまったく正確であった。母は形にとらわれず気持ちで父のことを拝んでいたんだと思う。数年のモヤモヤがすっきりした。

 霊標は 義祥院信誉雄山居士位 昭和21年5月21日寂 俗名信彦 行年39才

とある。

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