『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

【1318】「呼吸法の印」

2008-02-23 05:01:03 | 思索
第5章 『呼吸法』(その5)

『「呼吸法の印」とは、悪い状況、不吉な状況が、結果として現象界に現れる以前に、
その状況を善き状況、輝かしき運命へと変容させ、幸せに満ちあふれた平安な人生を生み出すー
それを自らが修めてゆく方法なのである。

人類一人一人の心の中に、一体どれほどの偉大なる力が眠っていることか!
一人一人が、他に依存せず、内に隠された自らの無限なる能力を発揮してゆくことに、
心を集中させるならば、この世から、すべての苦悩は消え去るのである。

結局、自らの心をコントロールできない人間は、いつまで経っても、自分の本心に従えない。
最終的には、他人に依存し、他人に支配されてしまうのである。

自らの本心に従えない人間は不幸である。
自らの存在を無意識のうちに否定し切ってしまっているからである。
自らの神聖さを信じ切れず、我即神也の真理を信じ切れないまま、悪習慣のまま、
惰性にて生きてしまっているからである。

まずは、自らが変わらなければ駄目なのである。
自らが変わろうとしなければ、何も変わらないのである。
人類はみな、善くも悪くも、自らが決めた通りに生きているのである。

人類はみな、自分自身を超えなければならない。
現在の自分を超えるために、究極の真理を身に修める努力を、うまず弛まずすることが肝心である。

明日は今日よりもよくなっているべきである。
いかなる時、いかなる場合、いかなる状況にあろうとも、
今の自分を超えるための多くの努力を払い、
力を注ぎ込んでゆかなければならないのである。

すべては、自分次第である。あきらめることも放棄することも・・・・・・。
永遠に続く流れの中で、すべての瞬間に自らの無限なるなる可能性が含まれているのである。
それを決して、無駄にしてはならない。

今現在、生きているすべての瞬間を無駄なく、注意深く生きることである。
人類はみな誰でもが、一人のもれなく平等に「一瞬こそが、運命の創造者」となるのである。
人類はみな、自らの運命の設計者でもある。』(平成17年12月号 17ページ)

★以上が、「呼吸法の印」についてのおおよその解説です。
最近、発売された『神さまといつも二人』(田中 敞著)にも、
「呼吸法の印」についての詳しい説明が載っていますのでご覧ください。


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