これまでに数え切れないほど
ピンホール写真のワークショップをおこなってきましたが
徳永写真美術研究所での開催は初めて。
写真を学び始める時の体験的な実習はよくありますが
今回はピンホール写真の特性を理解し
その魅力を研究する事を主旨とするワークショップです。
ピンホール現象の解説からスタートし
アリストテレスの問答や葛飾北斎の「さい穴の不二」の絵なども紹介。
講義後は
インスタントフィルムに対応するカメラを作りました。
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カメラ完成後は近所の公園に移動し
カメラを三脚に取り付けて撮影準備完了。
露出の計り方、撮影手順のデモンストレーションをおこなった後は
各自10枚のインスタントフィルムを用いて撮影研究に取り組みました。
撮影は野外だけでなく
ミニスタジオでの作り込んだ構図で撮影する事にも挑戦。
2時間ほどの撮影でしたが
試行錯誤した経過がうかがえるピンホール写真が仕上がりました。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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