TICOブログ

TICO最新情報をお届けします。

ゆず畑の手入れ♪

2013年06月17日 | イベント参加
 6月9日(日曜日)、ゆず畑の手入れボランティアに行ってきました
毎年、恒例のわらびの会主催「ゆず狩り」秋の収穫に向けて、手入れが必要です
そこで、定期的にゆず畑のメンテナンスをしています。

 お天気は、ちょっとうす曇りでしたが、暑くもなく過ごしやすい
気候でした。
 山川町のさくら診療所から車で約1時間木屋平村に到着しました
いつ来ても木屋平は癒し効果バツグンです

 さっそく、作業開始です
 今回の作業は、下草刈りと芽欠きです。えっ、芽欠きって何と思われたかもしれませんが、
芽欠きとは、上に伸びようとする新芽などを摘んでいくことです。
さらにたくさんの葉が重なっているところも、お日様が当たって実が大きくなるように剪定
していきました。

 参加しているみなさんは、黙々と作業を進めていきます。そういう私も、何だか楽しくて
止まらなくなってしまいました


11月には、ゆずが鈴なり状態になっていることを願って作業は終了しました。

秋には、さわやかなゆずの香りいっぱいのゆず狩りへ是非お越しください

文責:事務局(近森)

安全なお産週間キャンペーン♪

2013年06月09日 | TICO ザンビア
ザンビア事務所の田村です

5月19日から26日にかけて1週間、安全なお産週間としてザンビア全土で妊産婦保健に関するキャンペーンが行われました

キャンペーン週間に便乗し、モンボシ地域でも村のボランティアさんSMAGたちが(スマッグ:安全なお産支援ボランティアグループ)自分たちの村を練り歩き!

啓発の歌や、SMAGのテーマソングを歌って村々の人々に呼びかけます。
掲げている横断幕には、
「適切な出産間隔は、お母さん、あかちゃんの健康につながります」訳すとこんなかんじかな。。。家族計画に関してです。

出産後、気付いたら次の子を妊娠していた・・・出産間隔が非常に短いことが多々あります。
母親の身体が十分に回復する前であるということからリスクも増えますし、
早産、低体重児のリスクも増すと言われています。
そのため、ザンビアでは2年は出産間隔を空けることを推奨しています

ザンビアには70以上の部族が存在しているといいます。そのため、人々が話す言語もさまざま。
主な言語は7つと言われていますが、彼らに言わせると70以上の部族がそれぞれに言語を持つそうです。
横断幕で使用した言語は、その中でも、私たちが活動しているモンボシ地域でメジャーに使われている
「トンガ語」で書かれています。
公用語になっている英語のほかに3~4つの言語を使いこなす人がざらにいるのです。
言語能力に長けてるのでしょうね~特に記憶力に関して言えば私なんかでは到底及びません


私も参加しましたが、正直あまりの土地の広大さに、人々にメッセージが届いているのか不安になります。
道を行き来する人も少ないですし・・・


乾季である今の季節は川が溢れてしまうというようなことも少ないのですが、
やはりこんな川を1列になって渡ることも。



ゴール地点でたくさんの村人が待ち構えていてくれると嬉しいものです。


メッセージ、少しでも村の人々に伝わったかな~

文責:ザンビア事務所(田村)

平成25年度徳島大学国際協力論 Vol.2

2013年06月04日 | 地球人カレッジ
 平成25年4月から徳島大学で開講している国際協力論
 あっという間に第7回目まで終了しました
 それでは、少し講義の内容をご紹介

 5月8日の第4回目は、香川県にあるセカンドハンドの理事、新田恭子さんを講師にお迎えしました
 イギリスへ行かれた際に訪れたチャリティショップとの出会いが、その後の活動の原点になっているそうで、
学校の校舎建設女性支援そして医療支援を行なっています。
なぜ国際協力をするのかという問に「純粋に助けたいという気持ちがあるから」と答える新田さんの熱意がものすごく
伝わってくる講義でした

 5月15日の第5回目は、5月の地球人カレッジでもお話いただいたモヨ・チルドレンセンター主宰の松下照美さん
学生からはどうして、モヨ・チルドレンセンターには女の子がいないのかという質問がありました。
たまたま松下さんが出会ったストリートチルドレンが男の子であったこと、そして女の子はお手伝い等であまりストリートチルドレンに
なる子が少ないこと、そして、女の子を受け入れ場合はもう1棟別の宿舎を設けなければいけないということでした。
鋭い質問に私も感心してしまいました

5月22日の第6回目は、TICO代表の吉田による講義がありました。
医師として協力隊の派遣でマラウイへ滞在した話や、緊急支援に関わった話、また徳島県山川町でさくら診療所を運営しながら
農業やエネルギー問題にも関心を寄せる吉田の話は尽きることがありません
国際協力を考えていくと、環境問題や平和問題にも興味を持つようになるのは、自然なことのようですね。TICOも持続可能な社会を目指し
ています

そして、5月29日の第7回目は、AMDA社会開発機構の竹久佳恵さんに岡山から来ていただき、お話をしていただきました
今年の1月の地球人カレッジの講師としてもお話いただいた方です。竹久さんのお話はとにかく上手NGOについてもお話していただき
ましたが、まるでキャリアセミナーのような感じでした。学生さんの中には、NGO職員として将来働くことも視野に入れたのではないで
しょうか



来月も引き続き、国際協力論は開講されます
次回は、どんな講師の方が来ていただけるのでしょうか

次回の報告もどうぞお楽しみに

文責:事務局(近森)