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TICOブログ

TICO最新情報をお届けします。

TukTuk合宿

2012年10月06日 | 地球市民教育
9月28~30日で、滋賀医科大学から国際保健・地域医療研究会 TukTuk
メンバーが合宿に参加してくれました
TukTukは国際保健・地域医療について能動的に学ぶために組織されたサークルです。

未来のお医者さん、看護師さん、保健師さんなどなど、
国際保健や地域医療に関心のある方々ばかりでしたが、
ワークショップや地球人カレッジを通じて医療面だけでなく、
今の生活を見直すきっかけを作ってもらえたのではないかと思います。
近い将来、みなさんがさまざまな医療機関で活躍されるのがとても楽しみです。


▲ワークショップ「ラクの物語」のようす

今回は運の悪いことに台風のため、途中で帰らなければいけない人達もいて。。。
とても残念でした
次回はぜひ最後まで!!またのご参加お待ちしてます。

事務局ボランティア(近森)

NITW合宿(8月24~26日)

2012年08月27日 | 地球市民教育
兵庫県立大学の国際看護サークルのみなさんが、TICO合宿にきてくれました
サークルの団体名「NITW」はNurses in the world の略で、ニッツと呼ぶそうです。
国際協力の現場に携わる方を講師としてお招きし講演会を実施したり、
学祭などでフェアトレード商品の販売・促進をしたりすることが主な活動内容のようです。

今回は昨年に続き、2回目の合宿参加というメンバーが半数で、いつもとはまた違った合宿の内容となりました。

〈実施内容〉
1日目
フォトランゲージ、地球人カレッジ
2日目
貿易ゲーム、コーヒーの真実、代表の講義
3日目
フードマイレージとバーチャルウォーター

貿易ゲームは前回も実施したのですが、どうしてももう一度やりたい!
との希望があり、プログラムに組み込みました。

~感想~
「奥が深く、1つのゲームからあらゆる視点に気づけました。」



合宿の最後にはおなじみのひと言宣言タイム。
前回の参加者3名中、2名は昨年の宣言を実行したということでした。
今年の参加者のみなさんはどうなるか??来年の結果報告をお待ちしてますね~

文責:事務局(庄田)

瀬戸塾合宿(7月26~29日)

2012年08月01日 | 地球市民教育
今回の合宿は初の中学生受け入れ
埼玉の瀬戸塾に通う生徒さんたちです。

3泊4日とあって、藍染め体験やお豆腐づくりなど、ワークショップ以外の内容も。

▲お豆腐作り体験のようす

4日間みんなで協力し、食事も時間の管理も、責任をもって自分たちで取り組みました
焼きそばやビビンバなど、献立を考えてお家で練習してきたり
お掃除当番さんは整理整頓をお家で心がけてきたりと事前学習にも積極的に取り組んでくれ、
クーラーのない生活に苦戦しながらも、たくさんの刺激を受けてくれたようです

貿易ゲームが一番元気がよかったですね



~感想~
「資源や道具の量の差だけで貧富の差が出ることを体験し、道具がない側の気持ちがよく分かりました。」
(貿易ゲーム)

「この合宿は、メンバーとの協力がとても大きいと思いました。
また、食糧の大切さや、環境についてのことが、改めて実感させられたような気がします。

参加して下さった5名のみなさん、ありがとうございました
また遊びにきてくださいね

文責:事務局(庄田)

公募合宿開催しました!(7月14日~7月16日)

2012年07月25日 | 地球市民教育

 7月の3連休に、全国各地から集まった(高校生もいました!)11人の参加者の皆さんと、TICO道場にて合宿を開催しました。
中には、「何度来ても新しい学びがある」と、3度目の参加という強者も
私、田村も初めてTICOのワークショップや講義を受けたのですが、心を揺さぶられる経験をしました。


TICO道場に集まった参加者のみなさん

スケジュール

1日目
TICOの活動について
ワークショップ「世界がもし100人の村だったら」
地球人カレッジ「チェルノブイリに見る日本の過去と未来」

2日目
農作業
ワークショップ「貿易ゲーム」
ワークショップ「チャレンジアフリカ」
講義「日本の憲法から読み解く日本の役割」
懇親会

3日目
農作業
ワークショップ「宇宙ステーション」


 「世界がもし100人の村だったら」では、私たちの暮らす日本が、世界の中、アジアの中で、裕福な位置にいることを身を持って感じます。
ワークショップの後の参加者の感想が印象的でした。
自分は大学生で、将来について悩み考えるとしんどい。そんな状況を祖父に相談した時のこと。祖父が自分と同じ年齢の時には、戦争へ出兵するという選択肢しかなかった。その事実を目の当たりにし、自分の生きる世界の豊かさに気付いた。と話してくれました。
こうした感想を聞くと、ワークショップはただ単に考えるきっかけであり、自分で気づくということが、次の行動への足跡になるんだなぁと感じます。

 豊かさを知る一方で、「日本の憲法から読み解く日本の役割」では、日本の中にある問題にも触れられます。
戦後日本が作った憲法前文を読み解くことから始まり、エネルギー政策、環境問題まで、今まで自分が見過ごしてきた政治や経済、環境について、幅広いトピックスが目の前で丁寧に繰り広げられていき、驚きの連続でした。
また、すべてのことに意味や理由、原因があること。ひとつの視点が正しいと信じるのではなく、何が正しいのかを信念を持ってさまざまな角度から視ることを惜しまないこと。今まで知らずに過ごしてきたことを悔やむような、でも、ここで一歩知ることができてよかったと思うような。そんな気づきのあるワークショップでした。




 この合宿で私自身、何枚もの皮を剥がされたといいますか、いつのまにか素の自分でいることに一瞬焦りましたが、非常に心地よく感じる3日間でした。
私は人と人のつながりを信じたいですし、自分のいる土地を愛するからこそ、それが今を変えていく足がかりになると信じています。シンプルに、自分のできることをあきらめずに行動していくこと。すっと肩を押されました。
この気持ちを持ったまま、ザンビアへ行ってきます今後はザンビアから進捗情報をお伝えしますね。ぜひお付き合いください




 3日間の合宿を通しTICOは、地球規模の課題や国際協力、持続可能な循環型社会について集中的に学び考えることができる場を提供しています。
何度来ても、きっとその時その時で感じることはありますし、様々な角度から考える視点を多くもらえる場です。
ぜひ、遊びに来てください!!

代表の吉田と、気持ち良い朝日のもと農作業もできますよ


今回来て下さったみなさん、本当にありがとうございました

文責;事務局(田村)

5月15日 国際協力論@徳島大学

2012年05月16日 | 地球市民教育
みなさんこんにちは

国内事務局の江川です。

5月15日に代表の吉田が徳島大学の国際協力論にて

「TICOとさくら診療所のチャレンジ
 -地方医療を担いつつ地方NGOにできること」
というタイトルで講義を行いました

まずは、吉田の青年海外協力隊派遣時代
マラウイ・Zomba General Hospitalでの勤務の様子、
印象に残る患者さんの話から講義スタート

TICOが運営してきたプロジェクトだけでなく
ルワンダ虐殺時の難民流出、
シエラレオネのダイアモンド紛争など
過去のいくつかの国際協力の事例を用いたり、

アフリカの医療現場の状況を印象的な写真と共に説明したりしながら
プレゼンが進んでいきました

それぞれのプロジェクトの経緯を聞く中で特に印象的だったのは、
ザンビア人が、自ら考え、住民の手で住民の健康を守るという
姿勢を強く持ち、取り組んでいることでした。

トピックも、軍事費や、エネルギー、環境問題など多岐にわたり、
国際協力についてほとんど学んだことのない学生さんでも
とても興味の持てる内容だったように思います

授業の最後には、TICOユースの方も活動紹介に来てくださり、
盛りだくさんの授業でした


文責:事務局(江川)