*ソニーの株価にはなんとなく、騙されているというイメージがある、
ソニー株価 3,070前日比+43(+1.42%)
1株利益113.83 配当20
[東京 21日 ロイター] - ソニー(6758.T)は21日、16年3月期の連結営業利益予想を従来の3200億円から2900億円に下方修正したと発表した。スマートフォン需要の成長鈍化を反映し、スマホ向けのカメラモジュール事業について16年1─3月期に減損596億円の営業損失を計上することが主因。
*ソニー製センサーは現在、シャープがほかの部品とともにカメラモジュールへと組み立て、スマホメーカーに出荷している。今後車載向けなど新分野を開拓するには、センサー単品でなく、モジュールでの提案が必要になる。シャープを買収するというウワサがあるが、鴻海精密は売らないであろう、
テレビやデジタルカメラなどの費用削減効果に伴う増益要因がある一方で、大半がスマホに搭載されるカメラモジュールなどデバイス分野の業績悪化や、金融分野における金利の低下などの減益要因があり、連結全体として見通しを引き下げた。
税引き前利益も3450億円から3000億円に予想を引き下げた。為替差損が1月時点の想定に比べ増加する見込みのためとしている。
*ソニーは4月21日、カメラモジュール事業について計画を見直し、減損596億円を営業損失として計上すると発表した。15年度第4四半期での減損判定を行った結果、デバイス分野におけるカメラモジュール事業を減損として計上することとした。将来にわたり、長期性資産の金額を回収できるほどのキャッシュフローが得られないと判断したため。
ちなみに15年度連結業績見通しは次の通り。営業収入は約8兆1,000億円で、1月時点の見通しより約2,000億円の増加。営業利益は約2,900億円、当期純利益は約1,450億円。それぞれ1月見通しより約300億円減、約50億円増。
ホームエンタテインメント&サウンド分野やイメージング・プロダクツ&ソリューション分野の費用削減といった増益要因がみられるものの、カメラモジュールの減損を含むデバイス分野の業績悪化と金融分野の金利低下などにより、全体見通しを下方修正した。
ソニーの増資4400億円の使途?
*ソニーは調達した4,400億円を主に「成長投資に充てる」と述べている。例えば公募増資で調達する予定の3,215億円のうち1,880億円は、イメージセンサー増産のために既存の工場の設備を充実させる。
*Appleがスマホを減産する、増産したセンサーをどこへ販売するのか、