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慶山河陽・陽地里遺跡 原三国時代の首長級木棺墓が見つかる

2017年12月21日 | 韓国の遺跡・古墳など
1か月前のニュースです。

 聖林文化財研究院は11月23日、慶山郡河陽邑陽地里の宅地開発予定地区から、約2千年前の原三国時代の首長級木棺墓を6基発見したと発表した。このうち6号木棺墓と命名された墓は東西方向に置かれ、丸太(クヌギ材)に死体を安置した、丸太木棺墓(통나무 목관묘)である。
 副葬品は青銅剣、鉄剣、中国製青銅鏡、青銅馬、銅戈、青銅製腕輪、板狀鉄斧、轡、虎形青銅帯鉤、扇(부채)、土器などと共に被葬者の人骨も見つかった。
特に目を引く遺物は3点の扇だ。 1点は死体の顔の上、ほか2点は腰のそばから発見された。両手に1点ずつ握り、残りの1点は腹の上に置かれたとみられている。
 また、被葬者は古代押督國の王の可能性が高いとみている模様。 
[参考:聯合ニュース、東亜日報ほか]

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