1か月前のニュースです。
聖林文化財研究院は11月23日、慶山郡河陽邑陽地里の宅地開発予定地区から、約2千年前の原三国時代の首長級木棺墓を6基発見したと発表した。このうち6号木棺墓と命名された墓は東西方向に置かれ、丸太(クヌギ材)に死体を安置した、丸太木棺墓(통나무 목관묘)である。
副葬品は青銅剣、鉄剣、中国製青銅鏡、青銅馬、銅戈、青銅製腕輪、板狀鉄斧、轡、虎形青銅帯鉤、扇(부채)、土器などと共に被葬者の人骨も見つかった。
特に目を引く遺物は3点の扇だ。 1点は死体の顔の上、ほか2点は腰のそばから発見された。両手に1点ずつ握り、残りの1点は腹の上に置かれたとみられている。
また、被葬者は古代押督國の王の可能性が高いとみている模様。
[参考:聯合ニュース、東亜日報ほか]
過去の関連ニュース・情報
昌原・茶戸里遺跡 木棺墓に雲母や扇
慶州 皇南洞古墳 新羅墓から雲母が出土
鳥取市・高住牛輪谷遺跡 団扇形木製品が出土
慶州平野内・塔洞 2千年前新羅建国勢力首長の木棺墓から漆器扇が出土
福岡市・元岡遺跡群 弥生時代中期末の翳形木製品が出土
聖林文化財研究院は11月23日、慶山郡河陽邑陽地里の宅地開発予定地区から、約2千年前の原三国時代の首長級木棺墓を6基発見したと発表した。このうち6号木棺墓と命名された墓は東西方向に置かれ、丸太(クヌギ材)に死体を安置した、丸太木棺墓(통나무 목관묘)である。
副葬品は青銅剣、鉄剣、中国製青銅鏡、青銅馬、銅戈、青銅製腕輪、板狀鉄斧、轡、虎形青銅帯鉤、扇(부채)、土器などと共に被葬者の人骨も見つかった。
特に目を引く遺物は3点の扇だ。 1点は死体の顔の上、ほか2点は腰のそばから発見された。両手に1点ずつ握り、残りの1点は腹の上に置かれたとみられている。
また、被葬者は古代押督國の王の可能性が高いとみている模様。
[参考:聯合ニュース、東亜日報ほか]
過去の関連ニュース・情報
昌原・茶戸里遺跡 木棺墓に雲母や扇
慶州 皇南洞古墳 新羅墓から雲母が出土
鳥取市・高住牛輪谷遺跡 団扇形木製品が出土
慶州平野内・塔洞 2千年前新羅建国勢力首長の木棺墓から漆器扇が出土
福岡市・元岡遺跡群 弥生時代中期末の翳形木製品が出土
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます