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全南霊岩郡・内洞里双墓 5世紀末~6世紀始めの古代馬韓勢力の存在を再確認

2020年04月22日 | 韓国の遺跡・古墳など
 全南霊岩郡は、全南文化財研究所と栄山江流域古代社会実体を明らかにするために発掘調査を実施している霊岩・内洞里双墓(내동리 쌍무덤、全羅南道記念物第83号)で、羅州新村里9号墳から出土した金銅冠(国宝第295号)と非常に似た金銅冠(片)が出土したと21日発表した。
 羅州新村里金銅冠とその形状が非常に似ているという点で栄山江流域の馬韓勢力の存在を再確認させる。
 双墓に安置された被葬者は当時全南地域古代馬韓社会の最高の権力者と推定される。
 全南地域452ヶ所の馬韓古墳群のうち、霊岩に分布する古墳群は約41ヶ所が密集している。
その中20余りの古墳群が霊岩、内東里双墓周辺に分布していて、この地域に馬韓時代強力な政治勢力が存在したことがわかるという。
[参考:聯合ニュース]

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