青森県埋蔵文化財調査センターは27日、縄文時代中期から後期(4000~3000年前)の大川添(3)遺跡(中津軽郡西目屋村川原平)で、8月末にキノコ型土製品を蓋に用いた「赤色顔料入り土器」が出土したと発表した。
楕円形の土器(長さ16cm、高さ7cm、口径4cm)と、蓋に利用したキノコ型土製品(直径最大6cm、長さ4cm)がセットで見つかった。無地で容器上部には取っ手がとれたような跡がある。
キノコ型土製品は東北北部を中心に多く出土しており、土器の近くで見つかっていることなどから、用途は蓋ではないかと考えられていたが、今回の出土でその可能性が高まったとしている。
同センターは今後、中に入っている赤色顔料(注1)の粒を分析し、詳細に調査する予定。
現地説明会が、29日(土)午後1時から開かれる。
[参考:読売新聞、朝日新聞、RAB青森放送]
(注1) 1社が、ベンガラと報じている。
楕円形の土器(長さ16cm、高さ7cm、口径4cm)と、蓋に利用したキノコ型土製品(直径最大6cm、長さ4cm)がセットで見つかった。無地で容器上部には取っ手がとれたような跡がある。
キノコ型土製品は東北北部を中心に多く出土しており、土器の近くで見つかっていることなどから、用途は蓋ではないかと考えられていたが、今回の出土でその可能性が高まったとしている。
同センターは今後、中に入っている赤色顔料(注1)の粒を分析し、詳細に調査する予定。
現地説明会が、29日(土)午後1時から開かれる。
[参考:読売新聞、朝日新聞、RAB青森放送]
(注1) 1社が、ベンガラと報じている。