土浦市教委は26日、同市上坂田の市指定文化財「武者塚古墳」(直径23mの円墳、7世紀後半)の出土品から「経錦(たてにしき)」と呼ばれる絹織物が見つかったと発表した。
県内で経錦が確認されたのは、かすみがうら市の風返稲荷山古墳(前方後円墳、全長約78m、6世紀後半)に次いで2例目という。
今回確認された布片(経錦)は、29年前の昭和58年(1983)に筑波大が発掘し、国内で初めての古墳時代の人が結った髪「みずら」や銀装の大刀と一緒に出土したが、これまで調査されていなかった。 筑波大学から市が出土品の返還を受け、今年2月に絹織物の断片があるのに気づいた。 3月末に調べて東京国立博物館の専門家が経錦と確認した。
絹織物は、武者塚古墳に葬られていた6人の遺体の上半身に掛けられていた。 0.5~2cm弱四方の18の断片になっている。模様は劣化が激しく元の色は確認できないという。
今回見つかった経錦は10月20日~11月13日、同広場の考古資料館で展示される(有料)。
[参考:茨城新聞、朝日新聞、読売新聞]
県内で経錦が確認されたのは、かすみがうら市の風返稲荷山古墳(前方後円墳、全長約78m、6世紀後半)に次いで2例目という。
今回確認された布片(経錦)は、29年前の昭和58年(1983)に筑波大が発掘し、国内で初めての古墳時代の人が結った髪「みずら」や銀装の大刀と一緒に出土したが、これまで調査されていなかった。 筑波大学から市が出土品の返還を受け、今年2月に絹織物の断片があるのに気づいた。 3月末に調べて東京国立博物館の専門家が経錦と確認した。
絹織物は、武者塚古墳に葬られていた6人の遺体の上半身に掛けられていた。 0.5~2cm弱四方の18の断片になっている。模様は劣化が激しく元の色は確認できないという。
今回見つかった経錦は10月20日~11月13日、同広場の考古資料館で展示される(有料)。
[参考:茨城新聞、朝日新聞、読売新聞]