「夜の女王に囚われた陽光。」
今夜も閉店間際の22:00少し前に訪れて、
其処で入手したふたつのケーキを並べてじっと見ていると、
夜の女王と、彼女に囚われた昼間の光というイメージが
もやもやと其の脳裏に浮かんできたのだが、其れは其の時、
既に意識の朦朧とした丑三つ時だったから、それだけのことなのかも知れない。
そしてこの場合、勿論のこと夜の女王というのは黒衣をまとった西洋の魔女で
其の魔法によって捕らえられ、球形に凝縮されてしまった其の陽の光というのは
幾分かいじけて、限られた空間の中、ミルク色に白濁し、ぐるぐると渦巻いている。
というような妄想を抱かせる程に幻想的な其の造形を
さらに裏切って行く味覚的ポテンシャルを
これらのケーキは宿しているのだ、いつもいつも。
今夜も閉店間際の22:00少し前に訪れて、
其処で入手したふたつのケーキを並べてじっと見ていると、
夜の女王と、彼女に囚われた昼間の光というイメージが
もやもやと其の脳裏に浮かんできたのだが、其れは其の時、
既に意識の朦朧とした丑三つ時だったから、それだけのことなのかも知れない。
そしてこの場合、勿論のこと夜の女王というのは黒衣をまとった西洋の魔女で
其の魔法によって捕らえられ、球形に凝縮されてしまった其の陽の光というのは
幾分かいじけて、限られた空間の中、ミルク色に白濁し、ぐるぐると渦巻いている。
というような妄想を抱かせる程に幻想的な其の造形を
さらに裏切って行く味覚的ポテンシャルを
これらのケーキは宿しているのだ、いつもいつも。