カゲロウの、ショクジ風景。

この店、で、料理、ガ、食べてみたいナ!
と、その程度、に、思っていただければ・・・。

情熱うどん伊和正

2018年01月01日 | 兵庫
「そういう、こと。」

それはつまり、こういうことなのであろうか。

席に着いて先ず迷うのは、メインである饂飩そのものの温冷いずれを戴くかに始まって、ボリュウム感に溢れたトッピングのバリエーション、そしてセット・メニュウの丼ぶり物の魅力、其の選択肢の多さである。
悩みに悩んで結局注文することになるのは、其の訪問が初回であるのならば、およそ基本的であろうと思えるメニュウに落ち着くのではあるけれど、其のお品書きに一旦眼を通してしまった以上、これはまた来なければいけないなという気にさせられること必至である。

ただ、其の饂飩そのものに強烈なインパクトがあったかどうかという点になると、そこは魅力あるトッピングによって饂飩本体の存在感が霞み気味であることを差し引いて考えてさえ、然程ではない。艶やかで美しく、喉越しの好い饂飩であるのは確かなのだけれど、其の喉越しの好さ故に、むしろ後々心に残らない。

では何故このようなカタチにて提供されるに至ったのか、其処のトコロを考察してみると、何のことはない、素饂飩だけでは客単価が上がらない、おそらくはそういうことなのであろう。故に程々の金子を支払うに満足たる内容を提供するということになれば、饂飩本体以外のモノにて其れを補う外はない。其の結果、むしろ、魅力あるトッピング、そしてセットの邪魔をしない、つまり、あえて強く個性を主張することはない饂飩を提供するというカタチと相成ったワケではあろうが、さて、其れでは本末転倒であるような気がしないでもないのではあるけれど・・。

情熱うどん伊和正うどん / 畦野駅山下駅笹部駅
昼総合点★★★★ 4.0