カゲロウの、ショクジ風景。

この店、で、料理、ガ、食べてみたいナ!
と、その程度、に、思っていただければ・・・。

はふう 本店

2008年11月13日 | 京都
「壷に入った煮込みカレー。」

コース料理は、まずまず、ほどほどの旨さである。
しかし、肉料理であるからといって、たとえば焼肉ほどの食いでを期待していると、肩透かしを食らう。
焼きはかなりレアで味付けもあっさり、ついでに言うと、量もあっさりである。
特にオリジナリティがあるかといえば、そうでもなく、全体的に「あ、美味しいですね」という程度なのが、正直なところである。
良く言えば味も雰囲気も上品、みんなで楽しくワイワイガヤガヤといった感じは、まったくない。

これではこの店、まったく褒めるところがないようではあるが、そんなことはない。
個人的にこのお店で気に入っているのは、何と言ってもカレーである。

辛さはほとんどない。
だから、典型的な辛いカレーが好きだという人には、あまりお勧めは出来ない。
壷に入った煮込みカレーは、独特のコクがあり、甘いとも辛いとも言いようのない、しかし重厚なお味である。
そしてそこは肉専門店、大きめの柔らかな牛肉の塊りがけっこう入っていて、まるで宝探しでもしているような気分である。

カレーに関しては、量も充分で、お値段もリーズナブル。
お店にとっては、いちばんのサービス品ということなのかもしれないので、それつまり、食事をする人にとっては、いちばんのお買い得品である。
お昼にちょっと寄って、このカレーをいただくことが出来るなら、充分に良いお店と言えるのではなかろうか。