ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

しゅびび合唱帖

2017-02-01 23:57:06 | ☆…告知・宣伝…☆
誰だ、こんな寒いタイトル考えたやつは。

はい!こんばんは。水曜担当ねぎとろです。
今日は新動画の告知です!!わー!!!
(僕はふともも展にどうしても行きたくて日程が合わず、録音には不参加でした。スイマセン)

本日、シュビは新しい動画を投稿しました!
アニソン合唱化プロジェクト第8弾、冬アニメ「うらら迷路帖」より『夢路らびりんす』です!!


【男声四部合唱】夢路らびりんす 歌ってみた/The Shubidovers



編曲は、最近「シュビドゥヴァーズのきらら担当」と(シュビ内で)話題になっている、さらさん。
リズミカルな掛け合いが多く、聴いていて楽しめる合唱です。

寒い日が続いております。
そして年度末も近づき、それに向けた諸々の案件が積み重なってくる頃でしょう。
気分が上向かない時は作業の裏で、この曲を流してテンションを高めていただければと思います!

それではまた♪

「ICO」をプレイして

2017-02-01 01:23:38 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


最近、「ICO」というゲームをプレイしました。
最初に発売されたのは2001年と結構昔のことで、プレイステーション2用のゲームソフトとして発売されています。
既にプレイしたというかたのいらっしゃるのではないでしょうか。

このゲームの特徴は、まずその独特なゲームシステムにあります。
プレイヤーは閉じ込められた城からある女の子と一緒に脱出しなければならないのですが、脱出するためには女の子と「手をつなぐ」という操作が必要になります。
「手をつなぐ」というのは、文字通りの意味で、単にプレイヤーを操作していれば女の子がくっついてくるというわけではなく、R1ボタンを押しっぱなしにすることで主体的に「手をつなぐ」という操作を続けなければなりません。
プレイヤーは女の子を連れ歩くため、常にR1ボタンをホールドし続けなければならないのです。
これがちょっと不思議な感覚で、コントローラーを通して握った手の緊張感が伝わってきます。

また、一応本ゲームはアクションゲームに位置づけられるものではありますが、一般的なアクションゲームに見られる体力ゲージ等の要素はありません。
武器も「木の棒」と「剣」をやりくりするくらいで、アイテム要素もほとんどないといっていいでしょう。
プレイヤーは「ジャンプ」や「なぐる」といった、極めてプリミティブなアクションのみを組み合わせてゲームを進めていくことになります。

さて、「ICO」はこのようなゲームなので、その主たる魅力はアクション要素ではありません。
「ICO」の魅力とは、なんといっても世界観に尽きます。
世界観というとちょっと漠然としていますけれども、要するに冒険の舞台となる城の造形、光の入り方、空気感、ひいてはゲーム進行中のカメラワーク等々、一つ一つの要素が非常に細かく作りこまれているのです。
例えば、問題となるお城は何やら切り立った崖の上に立っているのですが、底の見えそうな崖の描写、立体的に行き来する城内など、「どうやって建てたんだろう」とか「ここはどういうふうに使うんだろう」といった想像を掻き立てる風景ばかりです。
さらに、ゲームの進行とともに傾いて差し込んでくる日差し、城外の景色の霞がかった様子など、よくよく見ると非常に細かくゲームの世界観が作りこまれていることに気が付きます。
正直まだ一回しかプレイしていないのでどこまで制作者の「仕込み」に気が付けたのか見当もつきませんが、一見して緻密に練り上げられているとわかるだけの世界が広がっています。

ゲームにはいろいろな側面がありますけれども、「現実には体験しえない非日常を体験する」というのが醍醐味の一つであることは疑いようがありません。
つまり、ゲームというのはおおむね「世界観」そのものを提供するエンターテイメントの一種だといえます。
その意味で、「ICO」は過剰なシステムや演出を排した、ゲームの核となる世界観そのものが非常に研ぎ澄されているゲームだといえるでしょう。
アクション自体は非常にシンプルで、ゲーム性が高いとは決して言えないのですが、プレイ後も個々のシーンについてあれこれと考えこんでしまうことしばしばでした。

近年ゲーム機の性能の向上により、よりリアルで没入感のある世界をゲームで再現することが可能になってきています。
流行りのオープンワールドのゲームは、その最たるものでしょう。
一方で、ゲームの本質が「いかに非日常を感動的に体験できるか」という「世界観」そのものであることは、おそらく変わっていません。
今後とも、プレイ後になんとなくその世界の余韻に浸れるようなゲームが登場してほしいなと、「ICO」のプレイを終えて思いました。


「ICO」のゲームデザインを務めた上田文人氏の最新作、「人喰いの大鷲トリコ」が最近発売されたようです。
私も買うか迷っているところですが、気になる方はぜひとも購入をご検討ください。

それでは!