紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

中国は現場をコントロールできない?

2012年09月05日 16時40分59秒 | 日記
 中国の設備投資競争の現状では、設備した生産能力がフルに発揮出来ずに「遊んでいます」。例えば、中国「家庭紙」大手メーカー「維達国際」、2012年上半期1-6月の実績: 売上数量20万㌧(29.3%増)ですが、「現在能力は47万㌧」です。それでも、同社は生産能力の拡大を図り、2012年増産計画は+の15万㌧。2012年末に「総生産能力62万㌧」、2015年には100万㌧を目指すらしい。どれだけの機械かと云うと「中順潔柔紙業」では河北省唐山新設工場で今月稼働のテイッシュ「年産2.5万㌧」が稼働しました。機械はTOSCOTEC社製「3500mm幅」と云う大きさ、「設計速度1500m/分」と云う早さです。更に同仕様の3台の設置を予定するらしい。ティッシュ総合計能力「目標は21.1万㌧」。・・・此の量は中国国内で消費出来る迄,輸出に頼るしか方策はないでしょう。
 あるレポートによると、中国の「指導者」達は国民の「選挙」の洗礼を受けていないので,住民パワーを押さえ込む力は無く、「住民パワーに恐怖感」を抱いている、とか。又、装置産業は,先ず土地選びから始まるはずなんですが、全ての土地は国の物が故に,設備する工場の土地を買う事は無く、・・・日本なら、工場用地がいくらで手に入るか、何年で投資金額は消却出来るかが大問題のはずなんですが・・・中国では国の高級官僚が決めているのです。
 昨夜須崎市で,遠い親戚のご夫婦から「金婚式」のお祝いの食事を頂きました。私が飲めない者なんで場所は葉山ではなかったのです。彼等夫婦は酒豪ですのに恐縮しました。曰く,「儂らは、金婚式迄あと13年の掛かる。多分,70迄はもたん。」旦那62,奥さん57歳です。タバコはヘビースモーカー,アルコールは毎晩,毎晩ろれつが怪しくなる迄飲んでいます。昼1時から4時迄は,集中豪雨。午前中の畑仕事が嘘みたい。