てつまろの気儘な日常

日常生活での出来事や趣味のことなど気儘に書いております。
09年に開設、22年6月にこちらへ引っ越しました。

世界文化遺産の道を歩く-8-

2019-06-22 16:30:00 | 山歩き
やっとこさ着いた熊野本宮、お参りするために参道の方へ回っていくと・・・

うわっ、なんじゃぁこの行列は!
新元号になって2日目、参拝者が押しかけていたのでした。
パスしようかとも考えましたが、流石にねぇ・・・ということで手水で清めてから並びます。

行列は二列、右側は御朱印をもらう方々の列。

30分強並んで参拝。四社あるのですが、全部参拝すると1時間以上掛かりそうなので二社だけにしました。
観音堂で幕営していた二人組にも再び会いました。元気そうだったので、渡した風邪薬が効いたのかな。

ちょうどお昼時、参拝者が次々とやってきます。

長居は無用ですんで、参道を下りかつての本宮があった大齋原へ向かいます。


大鳥居が水面に姿を映していました。こちらは空いています。
鳥居をくぐり、本宮跡を巡ってみると、

かつての隆盛が偲ばれます。当時は凄い賑わいだったのでしょう。

本宮あたりでゆっくりしようかと考えましたが、観光客で込んでいるんでさっさと退散。
今宵の幕営地に向け、国道沿いをてくてく歩いて行きました。

熊野川の流れは緩やかです。新緑が美しい。

さて、歩くこと40分ほど。幕営地の渡瀬キャンプ場に到着。

一泊は620円なり。温泉もありますんでゆっくりできそうです。

すでにたくさんのテントが張られていましたが、ほとんどは一般用。
まだ山岳用のテントは数えるほど。
川べりにちょうどいいスペースがあったんでここに張ることにします。
まずはテントの乾燥から。

組み立てたテントを横にして、内部を乾かします。
続いて、シュラフと衣類の乾燥。

爽やかな風が抜ける昼下がり、ゆっくりと時間が流れていきます。

気づけば周りには山岳用テントがちらほらと。
お隣さんはソロ縦走の女性。なんと吉野から奥駆道を歩いてきたとか。
軽量化のためテントではなくシェルタでしたが、行程前半は荒天で大変だったそうです。
凄いなぁ。

食堂があればよかったんですが、残念ながらなし。
受付で教えてもらった近くの食料品店に行き、晩御飯を仕入れました。
始めてみた「昆布ずし」があったので迷わずチョイス。あとはご当地?の和歌山ラーメンのカップ麺を買いました。
保冷ケースにあった鮪の刺し身にもそそられました。

道の駅で買ったさんま寿司と半分ずつ組み替えて晩ごはんに。
残りは明日の朝とお昼にします。


日がくれる頃、テントでいっぱいになりました。
豪華な設備がないせいか、夜遅くまで騒ぐようなグループなおらず、しっかり休めました。
次の目的地は那智大社。天気予報は晴れとのことなんで、早朝出発で距離を稼ぐことにします。