テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

トルコ行進曲⑨~エジプシャン・バザール周辺

2012-09-03 11:05:07 | 海外旅行
 エジプシャン・バザールの前で解散。こちらのバザールは、地元の人も買い物をするということで、香辛料を売るお店が多いです。



 エジプシャン・バザールの前の広場にはテントがつくられていました。ガイドさんの話では、ラマダン(断食)の時期だけ、ここで困窮者に食事を配給するのだそうです。しかし、この真夏に断食というのも、たいへんすぎます。水どころか、つばも飲み込んだらいけないとのことですから。ある人が、現地ガイドさんに「熱中症にならないのか」と尋ねていましたが、あっさり「なりません」と返答されました。恐るべしトルコ人。



 自由時間といっても、2時間では、ここからたいして離れることはできません。近くにあるイェニジャーミ―へ。



 イェニジャーミ―の内部です。このモスクも、かなり大きなものです。



 奥に見えるのはリュステムパシャジャーミーです。



 こちらはイェニジャーミ―よりもこじんまりしていますが、内部の青色が美しいです。


 
 そして、エジプシャン・バザール近くのガラタ橋のたもとといえば、日本でも有名になったサバサンドが売られています。



 現地ガイドさんの話では、「サバサンドを食べたがるのは日本人だけ」とのことです。焼かれているのは、ノルウェー産の塩サバだと申しておりました。



 船にとりつけられた鉄板で、大量にサバが焼かれています。それを、バゲットに野菜とともにはさんで、あっという間に出来上がりです。



 1つ5リラ。220円ぐらいということでしょうか。



 売れない芸能人によるイスタンブール紀行番組で、必ず取り上げられるようになっているサバサンドです。船の上でサバを焼いているというところが、絵になりやすいのかな。



 この塩とレモン汁で、自分で味を整えて食べます。特別の素材を使うわけでもなく、まあ、日本でもふつうにできる料理です。気分で食べるもので、売れない芸能人が「おいしいー」と絶叫するほどおいしいものではありません。どこかの番組が取り上げた後、他の番組もみんな猿真似し、私のような一般人まで食べに来るようになったのだろうな。



 さて、これでトルコ旅行も終了です。なんと、イスタンブール滞在が短すぎて、トプカプ宮殿に行かないではありませんか。これでは、パリに行ってルーブルに行かないようなものです。
 そこで私のトルコ・パック旅行一口助言。
その1 日程表を見て、イスタンブール滞在が長い方がいいです。見るところが多いので。トプカプ宮殿が見学先に含まれているかも要確認。
その2 各ツアーが世界遺産をいくつ訪問というのを競っていますが、カッパドキアとパムッカレ以外は、歴史通・考古学通でもなければどうでもいいような気も。
その3 これまで気球に乗ったことがないという人は、ケチらずにカッパドキアで気球に乗った方がいいかも。
その4 イスタンブール以外は、お酒を買うのに苦労しますので、買えるときに買いおきしておきましょう。
その5 ビュッフェに注意。トルコ料理はおいしいので、ビュッフェでたべまくったら、1週間で5キロ増量しました。これはいくらなんでも、困ったことです。