長い治療が終わりました

うちの息子はひどいアレルギーで、
保育園年中のころにはアレルギー性結膜炎がひどくなり、朝起きるときに目ヤニで目が開かない。
お湯に浸したガーゼで目を拭いてあげないと起きられない、そんな状態でした。
見るに見かねた眼科の先生が、「減感作療法」を受けるよう、神奈川県の小児科の拠点病院に紹介状を書いてくれたのが10年前。

それから10年。
最初は3か月弱の入院で、自分のアレルゲンを注射しながらアナフィラキシーショックを起こさないぎりぎりの数値を探し出して、その数値のアレルゲンを定期的に注射してアレルゲンに対して体を慣らしていくという治療をしました。
退院してからも週に1回の通院、落ち着いてきたらすこしずつ間隔をあけながら通院し、アレルゲンの注射。
もちろんそれは自分の体にとっては異常をきたす原因なので、腕が腫れたり、ちょっと具合が悪くなったり。
そんなこんなで症状も少しずつ良くなってきました。

今は3か月に一度、長期休みに合わせて注射を受けに行っていて、昨日がその注射の日でした。
息子といつごろまでこの治療は続けるのかね？なんて話をしていたのですが、
今日突然、先生から「もう10年やったし、花粉症も発症しなかったのでこれで多分大丈夫でしょう」と
あっさり治療の終了を告げられました。

息子と私は「へ？」って感じで。

普通、終了するなら血液検査とかして、その数値を見ながら・・・っていうのを想像していたのですが。
数値の問題じゃないとかいう話で、もう大丈夫と職人の勘のような先生の発言で終わりになりました。

万が一何かあった時のために予約の権利だけもらってきました。

帰りに息子と入院中いつも食べていたアイスを久しぶりに食べて、
「長かったね～」って語り合いました。

5歳だった息子も間もなく15歳。
息子も、私もよく10年も通いました。お疲れ様。