毎日娘の話題ですが。
ここのところ学童からバスで帰ってくる子供たち。ここ数日は順調でした。
私もなるべく子供がバス停に着く時間に合わせて帰宅するように心がけてます。しかし、なかなか良い時間のバスがないので(子供たちの乗るバスと私の乗るバスは反対方向なのです)、子供たちのほうが先について少し家に向かって歩いているところに私が合流と言うパターンが多いのです。
今日もいつもと同じバス。なので私がバス停につくちょっと前には子供たちはもうバスを降りているはず。と思い、AUの携帯の「安心ナビ」で居場所を確認。すると、まだ子供たちはひとつ前のバス停の辺りにいる。おかしいなぁ、バス遅れているのかな?と思いつつもこの調子だとちょうどお互いのバスが同時にバス停に着くかもなんて思っていたら、私の横を子供たちが乗っているはずのバスが通過して行った。「あれ?」なんでひとつ手前のバス停にいるはずのバスが私の横を通過するんだ?と思いましたが、しょうがない私は自分のバス停まで行きバスを降りました。
少し歩いていくと、同じ学童の女の子が「あ、ママがいたよー」と私を見て叫んでます。よく見るとその子の後ろにうちの娘が泣いて歩いている。なんで?と思ってそばによって聞いてみたら「一つ前のバス停で間違って降りるボタンを押しちゃったの。そしたら一緒に乗っていた学童の男の子が『ボタンを押したら必ず降りなきゃいけないんだぞー』って言うからひとつ前のバス停でバス降りたの」と泣いている。そして息子も一緒に乗っていた女の子たちも一緒に降りてくれて、一緒に歩いてきたとの事。(降りろといった男の子たちはもちろん降りずに自分のバス停まで行ったそうだ)
なので娘には「泣かないで」と言い、「バス停を間違えてボタンを押しても『間違えました』といえば降りなくてもいいから。ちゃんと言わないとね」と話して聞かせました。一緒にバスを降りてくれた女の子は息子の同級生。息子にはいつもいつも意地悪をする彼女だが、最近はすっかりお姉さんになり、優しくなって、今日も娘と手をつないで歩いてくれてた。娘に色々と話しかけ、最後のほうには「もう2年生になるんだから。1年生を連れて学童に行かなきゃいけないから頑張るんだよ」と娘を励ましてくれたり。本当に学童の人間関係はすばらしい。相手を思いやる気持ちが育って、本当にすばらしいなと感動してしまいました。
しかし、家に帰ってよくよく聞いてみると、どうやらバスのボタンは「間違えて押した」のではなく「遊んでいたら押してしまった」らしい。娘よ、そりゃあなたがいけないでしょう。ったく、大勢を巻き込んで大騒ぎな娘です。