死別シングル奮闘記

夫の死を乗り越えて2人の子供と頑張って生きる母の日記です

20年

2022-09-29 09:01:16 | のんべ

命日でした。

20年経ちました。

あの時は日常が戻ってくることなんかないと思ったし、笑うこともないと思ったけど。

時が流れ、きっとダンナが生きている日常とは違うけど日常は戻ったし。

いっぱい笑ってる。

時薬、そんなにすぐには効かないけれどじっくりじっくり時間が癒してくれる。

いまでもダンナのことを思い出して泣いたりすることもあるけど、でもきっとそれは立ち直っていないってことではない。

彼が見ることのできなかった未来を見せてあげたかったなっていう思いがあったり。

20年前には息子に先立たれる義両親の気持ちに寄りそうこともできなかったけど、今は分かると思う。

なんとなく20年は一区切りかなって思ったり。

金木犀の香りがまた一段とあの日を思い出させる、そんな命日でした。


命日

2019-09-26 09:07:49 | のんべ
今日は命日

あの日と同じ木曜日。
なんか天気も似てる。
早朝に亡くなったから、のんべと過ごした最後の日は昨日なんだけど。
やっぱり命日は、命日。

丸17年。18年目。
あの頃の私はきっと18年目になってもこんなに命日に心乱されるなんて思ってなかっただろうな。

あの時の私に教えてあげる。
何年経っても、命日は命日。
いつまで経っても思い出すんだよ、あの時を。
いつまで経っても寂しいんだよ。

さ、これからもボチボチやっていきましょう。

命日近づく

2019-09-20 08:52:03 | のんべ
もうすぐ命日
丸々17年、18年目に突入。

去年十七回忌を済ませたので、今年は何もなく。
ってか、十七回忌私出てないし。

今年はあの時と同じ曜日。3連休が2回続き、その翌日に急変した。
最後に家に戻ったのは今度の週末。

同じ曜日だと、あの時と重ねてしまう。
何年たってるんだ、いつまでもって思われるかもしれない。

何年経っても、辛いものは辛い。
寂しいのは寂しい。

今まで一度も命日にお休みを取ったことがなかったけど、今年は休もうかな。
でも、命日よりも命日の前日、最後に家族でホスピスで過ごした、あの日のほうが濃いから。
前日に休もうかな。
ホスピス、行ってみようかな。

今年は台風のせいで金木犀がまだ咲いてないけど、金木犀が香り出すとあの日に戻されてしまう。
年に一度、あの時に、家族4人で過ごした最後の日々に戻るのもいいのかな。

十七回忌

2018-09-27 09:05:04 | のんべ
昨日、命日でした。
16年経ちました。十七回忌でした。
早いです。

十七回忌の法要は、義父もこちらまで来るのは難しく、お盆にお墓参りをするついでに菩提寺で行いました。
娘の受験があるため、私は行かず、ムスコが我が家を代表して行ってくれました。
あとは、義父と義妹一家で。

命日の数日前から金木犀が香りだし、娘が「命日が近いね」とポツリ。
ちょうどお彼岸なので彼岸花とかあちこちに咲きますが、彼岸花を見ても命日を思うこともなく。
あの、ホスピスの少しだけあいた窓から漂ってきた金木犀の香りが命日が近くなると思い出されます。
嗅覚ってすごいなって思ったりして。

さて、17年目。娘の受験もこれからが本番だし、来年の命日にはもうみんな大学生、ヒャッホー的に迎えられるといいなと思いつつ。
しんみりと過ごすのでありました。

命日

2017-09-26 09:17:35 | のんべ
今日は命日
15年経ちました。

あの時と同じように金木犀の香りにつつまれています。

小さかった子どもたちも自分の進む道に向けて頑張ってる。
あぁ、ダンナがいたらどう思っただろう

久しぶりにビデオカメラのダビングを始めて、入院する前のダンナの映像を見た。
最後の入院の前に、補助輪の取れた自転車に乗れた息子の姿を目に焼き付けているダンナ。
息子と指きりげんまんをしながら、強い子になるんだよという約束をしたダンナ。

悔しかっただろうな、もっともっと子どもたちと過ごしたかっただろうな。

あの頃には遺された自分たちのことしか考えられなかったけど。
今はいろんなことを思えるようになった。

ダンナの想い、子どもに先立たれる両親の想い。

いろんな想いを考えながら、16年目に突入です。