毎年恒例の強羅旅行の季節となりました。
今年も電車でgo!です。フリーパスを購入し、日曜日の午前中に出発。
毎年飽きもせずほとんど同じコースです。
アジサイ列車に乗り、ケーブルカーに乗り、それからロープウエー。大涌谷で黒たまごを買い、1日目は終了。2日目はまたまたケーブルカー→ロープウエー→海賊船→帰路に就く。本当に毎年恒例です。その中で少しずつアレンジしたり、臨機応変に楽しんでおります。
我が家からは相鉄から小田急にのっていけば結構近い。なのでのんびりと出発し、箱根湯本にお昼前に到着。そこから大混雑の登山鉄道(アジサイ列車)に乗り強羅へ。もちろん1本待って一番前の良い席をゲットしました。急ぐ旅じゃないしね。アジサイは箱根湯本のあたりは満開。小涌谷のあたりからはまだ色づいていない感じでした。でも、趣のあるあの電車、いつ乗ってもいいですよね。雨もしとしと降っていて良い感じ。
強羅の駅からはケーブルカー。もうお昼時は過ぎていておなかはかなり空いているが、子供たちの希望は「大涌谷のレストランでお昼を食べる」・・・毎年確かにここで食べてるけど、固執するまでのものか?と思う母。でも、そうココロに決めてくれているのなら、行きましょう。ケーブルカーは結構混んでいたが、そのあとのロープウエーは結構のんびりと乗れるので大好き。でもあいにくの雨&濃霧でほとんど何も見えない。
でも、楽しそうに外をみる二人。まるで恋人同士です。
そして念願の大涌谷のレストラン。子供たちかなり腹ペコなようでラーメンをぺろりと平らげ、その後は黒たまごを買いに行き、それももりもり食べてました。すごいなぁ。
毎年、写真はレインコート着用です。季節が季節だからしょうがないけど、たまには晴れてくれてもいいのになぁ。
天気が悪くても二人でいっしょだとなんだか楽しいらしい。
この後は宿にチェックイン。温泉三昧でのんびり過ごしました。後は部屋でUNO大会やalgo(数字を当てるカードゲーム)などをやり、楽しく過ごしました。
そして夕飯。この宿は夕飯が高いので外で食べることにしてます。近くに中華料理屋があるので、行ったら・・・・・がーん。臨時休業。
この店のほかには歩いていけるお店はないのです。しょうがないので、最終のケーブルカー(って言っても夜7時が最終です)に乗り、強羅の駅の辺りへ。有名なとんかつ屋はもう閉店の時間。唯一開いていたのが、怪しいすし屋。中からは歌声が聞こえる。でも、もうここで食べるしかないので入りましたよ。勇気を振り絞って。
そしたら、怪しいアコーディオンを弾く親父とギターを奏でるおじさん。歌声喫茶ならぬ、歌声すし屋のようです。娘はおびえて「やだよ、帰ろうよ。夕飯はいらないよ」と泣き出す始末。いやいや、お母さんは腹ペコだ。一番安い握りを頼んで待っていると、親父はアコーディオンをやめて寿司を握り始め、ギターのおじさんは泣き顔の娘のご機嫌をとるべく
「この歌、歌える?」と色々と子供向けの歌を弾いてくれました。半べそで「翼をください」を歌う子供たち、かなり笑えました。随分気持ちがほぐれて、目の前に寿司が出てきてご機嫌になった子供たち。他のお客さんとおしゃべりしたり、思いがけず楽しい夕飯となりました。
(歌声すし屋のみなさんと)
お店を出たら、娘は「また来年もここで食べようね」だってさ。泣いてたくせに。
そして強羅駅からはタクシーでホテルまで戻らないと。しかし、待てど暮らせどタクシーは来ません。どうやら1台か2台でまわしてるらしい。痺れを切らした後ろに並んでたおば様がアレンジを始めました。「あなたたちはどこのホテル?」と私たちとその前に並んでた外人さんに聞き始め。そこにちょうど1台タクシーが来たので相談し、外人さんと私たちは乗り合いで行くことに。両方とも初乗りでいける同じ方向のホテルだったので「400円ずつ」ということで話がつき(と言っても外人さんは日本語が話せないので勝手に決めて)一緒にタクシーで帰りました。「400えん、OK?」と思いっきり日本語で交渉成立(だと思う)無事にたどりつけました。
お風呂に入って、その後はバタンキューです。激しい旅行初日となりました。
2日目に続く!