死別シングル奮闘記

夫の死を乗り越えて2人の子供と頑張って生きる母の日記です

「新しい家族を紹介します」

2015-11-16 14:05:13 | 私の大切な友達
お友達のMさんの命日がやってきました。

丸8年。あっという間だったような。
今でもMさんとの日々を昨日のことのように思い出します。

毎年命日にはお花をお届けしているので、昨日行ってきました。
お花は近所のお花屋さんにお願いして、かわいいアレンジを毎年作ってもらってます。
今年もお供えとは思えないような可愛いアレンジをお願いし、お店に取りに行ったところ、出来上がってない。
それも注文を受けたはずのおじさんがいない。アレンジを作れる人もいない。
おいおい。

で、ちょうどレジのところに予算より1000円高いアレンジがありまして。お供え用で作ったやつなので、これを私のお願いした金額でどうでしょうと言われ。
作ってくれる人がいないんじゃしょうがないじゃん。ちょっと元気のない花を変えてもらったらすっかりきれいなアレンジが出来上がりました。
本当はピンク色でお願いしたかったのですが、しっとりと紫でまとめれられたアレンジ。
ま、素敵だからいいか。

さて、お友達の家ではパパとお嬢さんが出迎えてくれて。
パパはここ数年調子が悪そうで、ついに歩くのも困難になり杖を購入したとか。
少しでもよくなってくれるといいのですが。
お嬢さんはうちの娘と同じ学年。高校もほぼ決まり(私立推薦だそうです)いいお嬢さんに育ってます。

いつものように、お花を渡したら
お嬢さんが「ママはどんな色が好きだったの?」と聞いてきました。
「Mさんはね、可愛らしいひとだったからピンクとかかな」と言ったら
「そっか、私と一緒だ」と喜んでました。
小学1年生まで一緒だったんだけど、わからないよね。
知ってる人たちがいろいろと教えてあげないとね

それから少し3人でおしゃべりしてたら、急にお嬢さんが
「のんべの妻さん、新しい家族を紹介するね」
って。
あたらしいかぞく?って?まさか再婚?
えーっ!!聞いてないよ!!
パパも「おいおい、今何も紹介しなくても」と動揺してる。もう、絶対に絶対に新しい奥さんだ!!
そして、部屋に迎えにいったお嬢さん

ハムスターを連れてきました。

ははは(~_~;)
まじでびっくりした。
新しい家族ね。確かに。最近家族になったらしい。
びっくりした命日でした。

年に一度でごめんね

2014-11-18 09:13:34 | 私の大切な友達

お友達のMさんが亡くなって丸7年。昨日のことのように思い出されます。


土曜日が命日だったのでお花をお供えに行ってきました。
あの日と同じ雲ひとつないいい天気。あわてて駆け付けたけど間に合わなかったんだよね。 がんセンターの窓からみた横浜の景色が忘れられません。
電話してお花をお届けに行ったけど、パパはお出かけで娘ちゃんだけがいました。
去年は部活にあまり参加してなくって辞めちゃうのかとか、周りとうまくいっていない感じだったんだけど。 結局その時の部活は辞めて美術部に入りなおした娘ちゃん。
「がんばってる~?」と聞いたら
「はいっ!!今仮部長です。3年生がちゃんと引退したら部長だと思います」って。
へぇ~途中から入ったのに部長なんてすごいじゃん。
Mさんが亡くなってしばらくはパパが家のことをやっていたけど、今は中2の娘ちゃんがほとんどやっているとか。偉いなぁ~。うちなんて何もさせてないからな~。
年に一度しか顔を出さない悪い友達でごめんね。 でも、年に一度娘ちゃんの成長を改めて感じられてすっごく嬉しかった。
もう、大丈夫かな。Mさんも安心して見守っていると思います。
ま、しつこく来年も行くけどね


七回忌

2013-11-19 10:49:25 | 私の大切な友達
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お友達が旅立ってから丸6年。
あのとき小学校1年生だった娘とお友達のお嬢さんも中学1年生。
早いような、長いような。

娘たちは思春期を迎え、娘は部活の人間関係に悩み。
お友達のお嬢さんも部活がうまくいかないよう。
吹奏楽部なのですが、色々と準備しないといけないものが多く、それがお父さんにうまく伝わらず、結局他の人を頼るようになったりしているようです。
他のお友達経由でそんな話を聞いたりしてました。

今回お線香をあげに伺った際にお父さんとそんな話ができたらなって思って行ったんですけど。
お父さん、今年手術をして、その術後の様子があまり良くなく。歩くのもやっとです。
そんなわけでお邪魔することもできず、お花だけお渡ししてきました。

大切な伴侶を失い、一人で子供を一生懸命育てている仲間ですが。
自分の健康があって普通に子育てができるんだということを思い知らされました。

結局お嬢さんも学校のことや部活のこと、お父さんに伝わらないのではなく、伝えられないのかもって思ったり。
でもね、結局自分もいっぱいいっぱいだからなかなかお手伝いもしてあげられません。

ごめんね。いつも何もしてあげられない私です。

子供の頃のように

2011-04-03 22:26:36 | 私の大切な友達
土曜日の夜から幼馴染で親友のKちゃんと娘さんが泊まりにきてました。

Kちゃん、去年の3月に乳がんの手術をして、術後1年で異常なしの診断をもらったそうです。
よかった~。
のんべが闘病中は異常なしの診断をもらうことなく、どんどん悪くなるばかりだったから。
いい報告は本当に嬉しいです。

それで、ダーリンと京都旅行に行き、娘ちゃんと横浜にキャッツを見に来て、それで我が家にやって来ました。
土曜日の夜にやってきて、子供たちは楽しく過ごし。
私たちは子供の頃のようにいっぱいおしゃべりをしました。

私の小学校からのずーっと仲良くしている親友。
中学のときにクラスの女子とトラブルになってベランダに呼び出されていちゃもんつけられたときも、
Kちゃんが来てくれて「やめなよっ!あんたたち」と守ってくれたり。
クラスが別々になったら文通したり。

そんな昔の話をいつまでも話していました。
本当に、友達はいい。

今回地震もあって「キャッツは延期したら?」ともちかけた私に「いや、次がないかもしれないから」と言っていたKちゃん。
私にしてみたら次でいいじゃんって思うようなことも、病気を抱えていると「今できることは今やる」っていう気持ちになる。
そうか。
でも、病気があるなしに拘わらず、「あの時やっていればよかった」と思うこともあるから。
そうだよね、やれることはやれるうちに。
彼女の前向きな姿勢を見ていたら本当にそう思った。

そしてKちゃん、病気する前より全然きれいになっていた。
食事や運動や生活習慣を改めたら、こんなにキレイになっちゃったって。
うんうん、いい感じ。
こうやって年を重ねて、温泉行こうね。

今日の夕方栃木に帰っていきました。
すごく濃く楽しい週末の思い出を残して。
ありがとう、Kちゃん。


手術成功!

2010-03-06 21:38:15 | 私の大切な友達

乳がんを患った友達、Kさん。

昨日手術だったそうです。

病気が分かったのが夏休み。それからすぐに化学治療に入り、順調に終了。

彼女が元気なのか、今の薬が進歩しているのか。ダンナとおんなじ薬を使っていたこともあるらしいが、嘔吐することなく、入院することなく。栃木から東京まで日帰り治療を続けたそうです。

白血球がひどく下がることもなく、子供のインフルエンザで1回だけ治療が遅れたけど、ほとんど予定通りに治療は終わり。

そして、検査をしてみると肉眼で確認できるがんは消滅していたとのコト。すごい。そして、昨日手術をしたんだけど。

本人からはさっき電話があり、「元気だよー。見えるものは残ってないってさ!」って明るい声で話してくれました。病院からの電話だったので、手術がどんな様子だったのか、乳房は温存できたのか。色々とわからないことばかりなので。

月曜日にお見舞いに行くことにしました。仕事も一段落したから早退して。

元気な顔を見て、おばかな話して。それで彼女がさらに元気になればいいし、元気な彼女を見れれば私も安心だし。

でも、手術がうまく行ってよかった。本当に。

乳がんは20年生存で完治だとか言うけど。でも落ち着いたら温泉でも行きたいな。