今日は息子の二分の一成人式。
最近は学校の行事で取り入れられているようで、4年生の必須アイテム?のようです。
まずは4年生全員でう歌を歌い、それからグループごとに発表。バスケをやる子、吹奏楽をやるグループ、などなど。息子は跳び箱のグループでした。
息子は基本的に外遊びよりも中でじっくり遊ぶ子供。だから跳び箱の発表をすると聞いたときはびっくり。やっぱり他の子よりちょっとへたっぴだったけど。すっごく頑張っていた。自分の頑張っていること(そんなに得意じゃないこと)に挑戦する、そんな姿勢が成長を感じさせました。
その後はみんなで感謝の言葉をよみました。全員で声を合わせての言葉なので息子から個人的な言葉ではなかったけれど、色々なシーンが思い出され、思わず涙が出てしまいました。
代表の子が数名個人的に発表するフレーズを挟みながら、みんなで発表という形式を取っていて、お父さんへの感謝の言葉やお母さんへの感謝の言葉を発表していきました。途中、ある子が「お母さん、ボクが3歳のときにお父さんが死んでしまってから一人でボクを育ててくれてありがとう」と発表。へ?うちの息子じゃないじゃん、誰?誰?と思ってびっくり。周りのママたちも「のんべさんちの息子さんのことを他のお子さんが発表してたわね」とか言ってたりして。いやいや、うちの息子は4歳で父親を亡くしているからうちの息子のことじゃないよ・・と思って後で息子に聞いたら、他にも死別の人がるということが判明。それも1年生で同じクラスだったらしい。知らなかった。知ってたら何かお互い力になれたかも。なんて思いました。それにしても4年生100人のうち2人も死別の子供がいるなんて、びっくり。いるんもんだ。
力強い、感謝の言葉を聞き、感動に包まれながら家に帰りました。
午後、帰宅した息子から渡されたのが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/7b/dd8ae09309f16ceacf00ad003c79be4f.jpg)
感謝状。それもお父さんとお母さんへって。
お父さんへは「お父さんとは4年間しか一緒に過ごせなかったけど、色々教えてくれてありがとう。おかげでこんなに大きくなりました。」と言うことが。
私へは「お父さんが死んでから一人で育ててくれてありがとう。忙しいのに色々とやってくれてありがとう。」と言うことが。お父さんの手紙には書いてなかったけど「これからもよろしくお願いします」とも。
読みながら号泣です。私はお父さんの分まで頑張ることなんかできなかったけど、息子は頑張って立派に育ってくれた。それなのにこんな感謝の言葉までもらえて、私はなんて幸せ者なんだろう。
そして、息子を遺して逝ってしまったのんべも、すごく心残りだったろうけど、息子の成長をきっと喜んでいると思いました。
文章に書き表すと、なかなか自分の気持ちがうまく伝わらないけど。
これからも頑張ってやっていこうって思いました。
息子よ、こちらこそ「ありがとう。大きくなってくれて、本当にありがとう」だよ。