9月ですね~
9月は毎年つぶやいていますが、苦手です。
苦手っていうのはちょっと違うかな?苦しい、切ないって感じ。
命日がやってきます。
9月の声を聞いたとたんに、風が変わり、空気が変わり、あの日がもうすぐやってくるよって教えてくれます。
会社帰りにふっと見上げた空が、あのときに私を押し戻すって感じです。
8月の下旬に余命1ヶ月を告げられ、それから慌ててホスピスを探したあの日々。思い出の場所に行ったり、会社のデスクを片付けに行ったり。あの時とおなじ風が吹いている。
いろんなことを思い出して、心の奥がキュンって痛くなったり。でも、多分毎年キュンが小さくなっているのかなって思ったり。
こうやって命日スパイラルに落ちていくのです。毎年そうです。今年はもう丸7年。でも、それでも落ちていきます。落ちていって戻って来れないわけではないのですが、やっぱり落ちていくのです。
なんとも思わない日がやってくるのかもしれませんが、今はこのまま、切ない9月を過ごしていこうと思います。
これで金木犀が咲いたら、もう完全にノックダウンです。
それでいいのでは。
自分の人生の大事な一部分(当時は人生の全てだと思っていたはず)を記憶の中から抹消してしまうなんて出来ませんよ。
でも、それはそれで大事だけど、今は戦いの真っ最中、子供達を立派に育てる事が残されたものの努めだろうと思います。
頑張って今まで来たのはちゃんと成果として子供達に残っているし。
天国からも褒めてくれてますよ。
むしろ僕が勝手に心配してるのは、子供達が成長し独立した後、一人に成ったあなたの心の隙間をどう埋めるかなんですけどね。
息子さんに出て行かないでと、すがるような事が無ければいいがと思っています。(優しい息子さんだから、きっと自分の人生の進路にあなたの存在を含めて悩むんだろうと思います)
今までのブログで見る限り、社交的でお友達も一杯居るようだし、余計な心配かもしれませんね。
勝手な事言ってすいません。
その後には、また、明日が来ちゃうんです。寂しいです。私も呑んで早く寝て1日を過ぎさせてますよ、明日は月命日なのでお墓参りに行ってきます。千の風なる歌は好きになれない私です。
そうですね、忘れることはない、けれど。
この胸がキュンってなる気持ちが、切なくてナミダが出ちゃいます。
頑張ってきたし、頑張っているし。でも、この季節はもう切ないばかりです。
子供たちが巣立った後、いろんな人に心配されます。息子にすがることは、ない、と思うけど。少しずつ自分のことも考えて、やって行かないと、すがってしまうかもしれませんね。
nobolさんのように、有意義に過ごせるように。頑張るというか、やってみるというか。
頑張ります。はい。
そうですよね、落ちましょう。ですよね。
普段は落ちないんだけど、この時期はね。あのときのことは細かいことは少しずつ記憶が薄れつつあるのに、この時期の空気を感じただけで、あのときに引き戻されます。
でも、こんな時期も必要かな?って思ったり。色々です。
行ったりきたりしながら、少しずつ、ですよね。
今年の11月の命日はある意味丸々10年記念日というか(^-^;)10年経つんだから強くならなきゃって構えるような複雑な気持ちかもしれないかなって思わなくもないんだけど、「よっしゃ来いや~!!」って早かったようでいろいろな葛藤に悩み自分なりに子供達と歩んで来た年月に胸を張れるような、そんな余裕も出てきてます。
のんべさんも胸張って今の切ないこの季節を受け止めてね(^-^)
10年ですかぁ。10年も経てばって周りの人は思うんでしょうね。7年の私も前は思っていたかも。でも、違いますよね。
何年経っても、きみよママさんのおっしゃるとおり、何も思わない日は来ないんですよね、きっと。
私もまだまだ、きみよママさんのようによっしゃ来い!と言えるように元気に過ごして行きたいなぁと思いました。
ありがとう、そして頑張りましょう。お互いに!