昨日
仏教婦人会と坊守会の合同研修会で
声明練習に参加
真宗門徒の日常勤行でもある同朋奉讃式
法事などであげられる三部経が比較的棒読みで単調なのに対して
この同朋奉讃式は音の高低、長短などが複雑
それゆえに
大人になって同朋奉讃式を覚えようとすると
慣れない人にとっては結構難しい・・・・らしい・・・・
だけど
多くの真宗門徒は
先達の日常勤行に同席し、唱和する事で
耳から「正信偈」を体に染み込ませてきた
だから
そういう人にとっては、案外難しくはないんだろなと思う
・・・が、
それぞれ家、地域によって、声明癖・・・みたいなものもまた一緒に伝承されている
それを「正しい声明」に習って確かめてみましょう
というのが今回の主旨だった思う
講師も言われてたことだけど
「正しい声明を習う」というのはどういうことか
伝承された音の中で
「正しい声明」はむしろ「不協音」になることもある
ただ
違う声明癖を持つもの同士が唱和するときに「正しい手本」は基準となる・・・多分(^^;)
唱和集団がより大きくなるほど「正しい基準」があると便利だ
そんで、相手と違っていたときに
自分の声明が絶対正しいんだ!という思い込みに振り回されなくてすむ
まぁ正しい声明を知る効用ってこんなとこか
(声明の先生方に怒られるな(^^;))
翌日
今回の研修会に参加した方のおうちが月忌参りだった
二人とも意識しつつのお勤めだったが
「癖」を矯正するのなかなか難しい・・・・ってのがお勤め後の二人の感想
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