寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

花まつり

2011-03-26 09:32:35 | 

春彼岸法要2日目の朝席は、恒例花まつりです

近所の小学生が花御堂の飾り付けにひと足早くお寺に来てくれました
毎年、飾り付けに子ども達来てくれるんだけど
もうこの子達の下は小さい子供も、若い夫婦の世帯も村には居ないのよね・・・
ここ数年子ども達の人数も減り続け、
それに応じて開催の方法も随分変えてきた
これからも毎年、やり方は変わって行くだろうけど
花まつりは続けていきたいね

形を変えていくと言うことは、
代えていいもの、代えてはいけないもの
何が大切なのか
一番大事にすべきは何なのか・・・・。

その都度、考えなくちゃいけないって事だ

 

 

今度の震災によって
本山は御遠忌を中止にして、『被災者支援のつどい』へと変更した

決定したことへの賛否は当然両方ある
が、結果を問うてもしかたない
『被災者支援のつどい』という名称になっても、真宗の仏事であることに変わりは無い

 

・・・・・ってことで、

今回の法要で、希望者があれば本山団参の企画を立ち上げることを約束した


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4 コメント

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いいなぁ~ (Koba)
2011-03-27 13:08:40
イイですね!花御堂の飾り付け!
楽しそう!

ウチの地元も子供は少なくなってます。
だから花まつりも年々先細り…

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kobaさんへ (花子)
2011-03-28 10:00:00
子どもの人数も絶対的に少なくなってるし
今の子達忙しいんだよね
それに、お寺の行事に参加しておいで・・・っておしだしてくれる大人も少なくなってきた
数年前までは単独でやっていた花まつりを
彼岸会に組み込んだのもそれが理由

そのとき、そのときで状況にあわせていろいろ考えてやっていくつもりです
今は自分の気持ちが萎えないように、続けていくこと・・・・でうすかね
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Unknown ()
2011-03-31 00:01:26
「真宗の仏事であることに変わりは無い」
↑頭が下がる思いです。750回忌に拘ってるつもりはないんですが主催者側からすると複雑な思いでした。
実際、被災者の方々にとっては我々の迷いなんかどうでもいいことなんでしょう。
被災者を励ましているつもりが、テレビで中継される被災者の方々の頑張っている画像を見て、むしろ私たちが励まされているような気がいたします。
頑張れ東日本!!
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堅さんへ (花子)
2011-03-31 09:48:07
今度の震災で、750回御遠忌に関わる多くの人たちが
それぞれに「御遠忌」とは何なのか・・・・ということを考えざるを得ない(・・・・日本語正しいかな?)尊いご縁だったんじゃないかと思います。そして、ネットという媒体を通じて、末寺、ご門徒一人一人の様々な考え方、迷いを知ることが出来ました。こんな零細ブログにも、御遠忌に関してホントにいろんな方からご意見をいただきました
思えば、堅さんとのご縁もその頃からでしたね

なんかね、オーバーな表現なんだけど真宗門徒全員が御遠忌主催者の立場で考えた・・・・みたいなね
今になって思えば、決断はそんな中での一つの通過点だし、それまでの過程とこれからが大事なんだとか思います。

今の被災地の方々にとって、私達の迷いは何の役にも立たないかもしれないけど、これからの宗門のあり方、自分のあり方、そして人との関わりの中で、迷い悩んだことはきっとどうでもいいことでは無くなる・・・・そう信じてお互いに励まされながら行きましょう!
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