《社会を明るくする運動》の一環で7日にロンドンパラリンピック、北京パラリンピックの車いすで金メダルや銀メダルに輝いた三重県出身の伊藤智也氏を招いて講演会を桑名市民会館小ホールで行った。
先ずは桑名市長の挨拶、彼も市長になって早や8カ月、挨拶も随分上手くなった。
当然ですが伊藤氏は下半身に障害を持っているので車いすで登場です。
講師の方が障害者ですので講演会場にも障害者の方がおみえと云う事で手話の方にも応援をしていただきました。
伊藤氏の講演で感動したのは国際大会で自分は猛スピートでトップで飛び出した、しかしスタートして僅かな所でバランスを崩し転倒、多くの選手が自分を踏みつけて越えていった。しかし自分のライバルの黒人選手も伊藤選手と接触し転倒してしまった。彼はその種目だけに絞って出場したためこの一瞬でこの大会は終わってしまった。
その場で彼の所に謝りに行った、どんな罵声が浴びせられ、罵られるか恐怖が有ったが謝った。彼は「ミスターイトウ、スバラシイスタートダッシユ ダ 」と逆に褒めてくれた。
人を許すと云う事は偉大な人を育てる、と云う事を彼に教えられた、と今でも感謝している。
何か上手くいかないと相手を責めて自分は正と思っている私には応えた話だ。
講演の後は伊藤氏の著書の販売です、私も人生のトップランナーになるために一冊購入した。 するとそれを見ていた友人が私に 「読んだら貸してくれない」 と寄って来た。
本の一冊ぐらい買えばよいのにと心の中で思ったが私はそこでかっこ良く「当分忙しくて読んでおれないので先に読んでよ」とその人に本を貸してあげた。
自分の云っている事と、行動と、腹の中の心とバラバラでした、アァーこれでは人生のトップランナーにはなれないなーと早くも諦める。
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